~ 自己開示していますか?

部下は上司がどんな人か様子を見ています!~

 

前回は、情熱所長がいつも剛速球を投げていた自分を反省し、相手のことを考えて相手が受け取りやすい心のキャッチボールをするということでした。

 

では、はじまりはじまりです!

 

「情熱所長、じゃ、ここまでのおさらいをしてみようか。

 何が大事だったかな?」

 

(そうでうね!人はそれぞれ違う。

だから、まずは違いを知るということと

心のキャッチボールを心がけ仕事を頼むことですかね。

いつも剛速球を投げていたので反省です。)

 

「やってみてどうかね?」

 

(自分では部下の違いを知り、

相手にあったボールを投げているつもりなんですがまだまだ様子を見られているように感じます。

 

「それは、なぜだと思う?」

(う~ん、分かりません!)

 

「私にも同じ経験があるんだ。

自分のことをもっと部下に分かってもらわないと、

なかなか心を開いてくれないんだ。

まだ、部下達は情熱所長のことをどんな人なのかと様子をみていないだろうか?」

 

(私が、どんな人かってですか。

もう分かってくれていると思いますが・・・)

「情熱所長から相手のことを聞くだけになっていないかな?」

(そういえば!)

 

「まず自分のプライベートのことや自分の失敗談を話してみると良いよ!」

(え、自分のですか!)

 

「心を開き掛けてくれた部下達にさらに情熱所長がどんな人なのか、

自分もこんな 失敗をして来たと話して親近感を持ってもらうことが大事なんだ!

情熱所長もそうだったんじゃないか?」

 

(そうですね、

私も上司の趣味の話や失敗談を聞くと、

ああ、この人はこういう人で自分と同じような失敗をしてきたんだなと親近感を感じたことを覚えています)

 

「そうだろう。

だから情熱所長は、その辺を自分から話した方が良いよ!」

 

(そうですね、

私は釣りが好きで食べ物は魚とワインが好きで、

若い頃、墨出しで10cm間違えたことがあり、

上司に怒られてステコンをやり直したことがあります。笑)

 

《注:墨出しは、測量して建物位置をしるしすることです。

ステコンとは、その墨出しをするために建物の下にコンクリートを5センチぐらいの厚さでキャンバスを作る感んじです》

 

「情熱所長だって若い頃にミスをしている。

そんな話を聞けば部下達も情熱所長も同じ人間なんだと思ってくれるよ。

心のキャッチボールも大事だが、こちらのオープンな気持ちも大切なんだ!」

 

(そうなんですね!

まだ、部下達は私のことをどんな人なのか様子を見ているのですね!)

「部下が失敗した時も、所長も失敗したことがあると思えるだけで、安心して情熱所長へ報告してくれるはずだよ!」

 

「だから、自分から積極的に自分のプライベートの話や失敗談を話せば、情熱所長の人柄を分かってくれ、心のキャッチボールがスムーズにできるようになるんじゃないかな!」

 

(やってみます!!)

 

今回の質問は、

 

『 あなたは、あなたの人柄が分かる自己開示を部下にしていますか? 』

 

次回に続けます。お楽しみに!(^o^)