この本は、生まれてすぐ、ダウン症と診断され、

さらに2ヶ月で気道がふさがれ、その後、声を出すことができなくなった息子さんと、ご家族の人生の話をお父さんの気づきという視点から書かれています。


その内容は、誰でもが、幸せな人生を送るためのメッセージにもなっている気がしました。



読んで心に残った文章を書き連ねていくことにします。

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声を出す可能性もなくなるのを受け入れる。


何かに期待するのではなく、今ある幸せに気づくこと。今ある状況を受け入れること。


元気に生きて、笑顔でいてくれたらいい。



「現世で良い行いをすると生まれ変わってきた時幸せになれる。悪い行いをすると生まれ変わった時苦しむことになる」という友達の話に筆者が怒りを感じたお話は、私も同感です。そんなことはありえないと思います。前世の罰が与えられるのだとしたら、生まれてこないと思います。



「生きがいの創造」

重い病気やハンディキャップをもつという高度な試練に挑戦している人は、一人間としての卒業試験を受けたり、卒業論文を書いているようなそれほどの学びを積んだ素晴らしい人であり、勇気あるチャレンジャーである。



病気やハンディキャップなどの肉体的試練をもつ人の家族や友人にとって

「そのような肉体をもって生活する人を、だからこそ十分に愛する」という究極の家族愛、友人愛に挑戦する機会を与えてもらえます。



長い「いただきます」の話

食事の時間の4分の1くらいは、「いただきます」をしている。

寝る前の「おやすみなさい」も深々と頭を下げ、今生かされていることに感謝している気持ちが伝わってくる。



常に自分に問いかける、自分の中に答えを求める、他人に意見を求めない。



何をどう捉えるかは人それぞれ自由だが、自分自身が幸せを感じられる自分の基準をもつことが大切。


本当の幸せは、自分の中にある。



思い通りにならない時、ネガティブな感情を感じたらその気持ちをそのまま受け入れ、

その時、評価や判断を加えず純粋に感じ受け入れていく。


自分を否定したり変えようとせずに、

「○○なんだね、そんな自分がいたんだね、気づいたよ」と受け入れること。


すべては神のシナリオで順調なのだそう。


これからの人生も安心して体験していこう。



何があっても大丈夫、

今の気持ちをしっかり感じていればいいんだよ。


どう思っても何をしても大丈夫だよ。


うまくいったらいいし、

うまくいかなくてもいいんだよ。

そういう体験をして、その感情を感じることが生きるってことなんだよ。



「どんな出来事も、どんな体験もすべては幸せにつながる」




最後は、私の言葉です。


これから生きていくことが楽になる気がします。


https://ameblo.jp/tanaka-shinichi/


感想文を書くことになった訳

https://ameblo.jp/haochann/entry-12838342514.html


最後まで読んでくださってありがとうございました。