婚活アプリで知り合った人の話 右矢印武藤さん その1  その2

つづきです。

 

 

武藤さんが盛り上がってる感じに合わせている、ちょっと冷静な自分がいました。

 

前回、婚活パーティで会った人は残念だったし 

右矢印婚活パーティにて  その2  その3

 

また真剣みの無い人に当たったらいやだな

でも、武藤さんなら、あんまりモテなそうだから、逆に安心かな・・・

 

年収は、私の中では全然許容範囲だし、

真面目そうだし、穏やかそう。

 

持病が気になるけど、支えてあげればいいかな。

 

LINEは自分のリズムと合うし、

趣味は違っても、話題が増えて楽しいし。

 

でも男性に性的魅力を感じないのは、歳取ったからかな。

 

逆に、再婚はそんなことで相手を見ないものなのかな。

 

牛

 

時間があれば、よく考えていました。

 

 

 

武藤さんと、3回目に会う日。

 

いつものように、全てお店をリサーチして、こじゃれたところを予約してくれます。

 

今日まで、テンション高い武藤さんです。

 

私に今日言いたいことがある

って。

 

なんか想像つくようで、つかないようで。

 

会うのは3回目なので、ますます気楽。

 

ドキドキ感はありません。

安心感があります。

 

こんなものかな~

落ち着いていられるのが良いのかな~

 

 

 

美味しい食事も終わって、帰り道。

 

武藤さんは、人気の少ない所で立ち止まります。

 

私を正面に立たせて。

 

「○○さん。お付き合いして下さい。」

 

私は、その時点では決まってました。

「はい。」

 

武藤さんは、笑顔になり、私を抱き寄せて、チュー

 

ちょっと人もいるしな

いい歳だし、恥ずかしいよ・・・

 

歩き出して 手をつないできました。

 

何だか、順を追っている感じ。マニュアル通りというかてへぺろ

 

でもこれが武藤さんなんですよね~

 

私的には今までに無いタイプです。

 

だから、かえって安心する、というか、わかりやすい。

 

 

駅まで手をつないで歩き、改札口で見えなくなるまで、見送ってくれました。

 

 

こんな感じで、武藤さんとのお付き合いがスタートするのです。

 

 

次回は、武藤さんの秘密の巻