こんにちは。今日の東京は、大雨のち曇り。
昨日は、18時から、コロナワクチンの東京の大規模接種センターで、追加申込開始!と聞き、がんばったけど、待機画面で10分ぐらい待たされているうちに、空きが0になっていました~。残念。
イヤなこともあるけど、いいこともあります。これです!
先日、「ラジオ出演お疲れ様」と、お友だちがプレゼントしてくれたものです。
昔は、埴輪や土偶が好きだと言うと、変わった人だと思われたけど、ついに私の時代がきた?!
滑り止めのポツポツがあって、後ろ姿もかわいい。
好評につき、第二弾のシリーズも発売されるそうです。
ライオン事務器のホームページ(「はにさっく」)↓
https://www.lion-jimuki.co.jp/products/introduction/hanisack/
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埴輪(はにわ、HANIWA)には、色々な種類があります。
円筒型、人物、動物、家、船などなど、いろいろな形のものがあります。
その中で、「人物の埴輪」に注目すると、こんな感じ。
・帽子をかぶったおヒゲのオジサン
・冠をかぶった盛装のお兄さん
・座ってお琴を弾いているお兄さん
・イヤリングやネックレスでオシャレしたお姉さん巫女
・よろいを付けた武人
・お祈りしているお姉さん
・ニコニコ笑顔で盾を持っているお兄さん
などなど。
本当に様々な種類の人物埴輪があります。
でもでも、
やっぱり一番有名で、人気があるのは、
・踊る埴輪
でしょう!!
私とシュガーさんの合作絵本「にわには はにわ」でも、
おどるはにわさんが大活躍します。
(太鼓のリズムに合わせて、はにわたちが踊ります!)
↓
自作絵本「にわには はにわ」
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おどる埴輪といえば、トーハク。
私は、何度も、トーハク(上野の東京国立博物館)にある、踊る埴輪ちゃんたちに会いに行っています。
これです。↓
「埴輪 踊る人々」(埼玉県熊谷市)
トーハク(東博)の公式キャラクターの「トーハクくん」も、踊る埴輪です。↓
※ちなみに、トーハクくんの本名は、「東 博(あずま ひろし)」だそうです…。
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この「踊る埴輪」ですが、
実は、
「踊っているのではない」
という説もあります。
これは、
「馬をひく人」
なのではないか、という説です。
上で紹介した、トーハクのサイトの説明では、
「大胆にデフォルメされた顔に,左手を挙げたポーズから剽軽に踊る人々を連想させるが,同じ古墳からは儀式に参列する人物を表したとみられる埴輪が多く出土しており,おそらく殯などの葬送の場における歌舞の姿を写したものともみられる。」
と、書かれています。
トーハクは、「踊る埴輪説」ですね!
中学受験の問題には、出なさそう。
答えが決まっていないので。
馬をひいているという説も、説得力があるのですが、
私は「踊っている」と思いたいな。
どちらにしても、
武人やおしゃれに着飾った人の埴輪は、えらい人の姿でしょうが、
この、おどる埴輪ちゃんたちは、
「庶民」の姿をあらわしたものだということは確かかな、と思っています。
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余談ですが、
この時代の子どもたちの「おもちゃ」は、どんなものだったのかな、とよく考えている私です。
木で作ったお人形とか、木の実や貝殻に、お顔を彫ったりして、おもちゃを作ったりしたのかな、と、想像しちゃいます。
もちろん、牛乳パックやペットボトルはなかったから、
「はにゃ!手作りおもちゃ箱」
のおもちゃは、作っていなかったわね〜。
古墳時代のことは、日本には、文字資料が残っていないので、色々想像できます。
そういうところが、楽しい!
埴輪関係の本、色々ありますが、
この本は、オススメです。
「もっと知りたいはにわの世界」
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ちなみに、
中国の文献に、日本(倭国)のことが、少し書かれていますが、
そのことについても、たくさんお話したいことがありますので、
いつか、ブログに書いてしまおうかな、と思っています。
三国志魏書東夷伝倭人条
(魏志倭人伝)
のこと、などなど。
「手作りおもちゃのブログ」から、離れて行ってしまいそう~。
大学時代の専攻は、
史学科東洋史学専修
だった私です!
☆埴輪の折り紙も、折ってみてくださいね!
過去ブログです。↓