やった!テムジン万歳 | ネコに学ぶ21世紀を生き抜く法

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テムジンはいつまでも階段を登らなかった。

階段の存在さえ気がつかなかった。

その後階段があることは分かったのだが、

自分が歩くものだとは思っていなかったらしい。


いつ登るだろう?

というわけで息子と賭けをした。

○○まで。

○○以降。

これは私の勝ち。

信じられないくらい長い事階段が登れなかった。


ある日息子が外出から帰ってくると

二階でネコが走り回っている音がした。

上がってみるとジョリと追いかけっこをして

走り回っているテムジンを発見。

これで一つ難関は突破。


さて、今日の夕食時。

テムジンはまだ柱が登れない。

柱の下のほうには荒縄が撒いてあって爪とぎになっている。

そこを何度も登るのだけれどその上の棚まで行き着かない。

何ヶ月も登ってはそこで降りるという事を繰り返していた。


それが今日はいきなり棚に手をかけて登った。

やっと登れた!

それからは同じ要領でその上の棚、またその上の棚と登り

とうとうキャットウオークまでたどり着いた。


と、思ったらTVのうえへ飛び降りて、

下まで降りてきた。

それからが面白い。


テムジンも楽しかったに違いない。

うれしかったに違いない。

なぜなら、降りてきてはまた縄をよじ登り、

棚を次々に登って行く。

キャットウオークへ行ってはまた降りて来る。

何度も何度も繰り返すその顔が真剣だが満足そうだ。


そういえばハンタに新しいトイレを買ってやった時、

ハンタはうれしくって5分も待たずに何度もトイレに入ったっけ。

新しい爪とぎを買ってやった時も喜んで

何度も何度も爪とぎに爪をとぎに行ったっけ。


男の子ってうれしさをこんな風に表現するのかな~?

女の子もするのかな~?

こんな時飼い主は「あ~猫棚を作ってやって良かったな~」

とか「爪とぎを新しくしてやってよかったな~」なんて思うのだ。

これを飼い主冥利に尽きるというのだろうな。