半三本のカンフル日記 -5ページ目

女性は出産する機械か?[2]

私,不思議に思ってたんです.

「女性を機械と言った」とマスコミは騒いでますが.

私は柳沢氏の発言内容の詳細を知りません.

柳沢氏の発言,本当にそういう内容だったのでしょうか?


本当にそういう発言だったならともかく.

発言内容も知らないで騒ぎ立てるのはいかがなものかと.

同様に,柳沢氏の発言の裏づけを取らないまま擁護する私のやり方も,いかがなものかと.


と言うわけで,前回の記事 を投稿してからも,柳沢氏の発言の全文を,引き続き調べてたんです.



そうすると,面白い記事が見つかりました.(※以下引用)


◆柳沢厚生労働相発言(例の箇所)

なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、

女性は15~50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。

ほかからは生まれようがない。

産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、

機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、

あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。

(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。

2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。

(2007年1月30日06時00分 スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070130-OHT1T00025.htm




特集も組まれたようですね.(※以下引用)


スーパーモーニング(2月2日)の中にて.

まず、司会の渡辺宜嗣が柳沢発言をボードで紹介。


「では、人口の現況はどうか、平成17年の国勢調査を受けて、18年に年金の人口統計をやるわけです。(中略)

特に、2030年にたとえば30歳になる人を考えると今、7,8歳になってなきゃいけない。

生まれちゃってるんですよ、もう、

あとは『生む機械』と言っちゃなになんだけど、装置の数が決まっちゃったってことになると、

機械つていっちゃ申し訳ないんだけど、機械って言ってごめんなさいね、

あとは生む役目のひとが、一人頭でがんばってもらうしかない。

2030年はもう勝負は決まっているとよく役人に言われる」


これに対して、橋下徹 弁護士は

「日本の子供たちが学力低下と言われているが、騒いでる大人たちの方が学力低下だと思う。

国語の入試問題で、中学入試でも高校入試でも、これはほんとに最適だと思うけど、約220字の問題で、この文を50字以内に纏めろといわれて、「女性は産む機械だ」と纏めたら、こんなの失格ですよ」

http://blogs.yahoo.co.jp/blogger2005jp/45841129.html




もう一つ.(※以下引用)


これまで大きな問題になるのか、とビックリ


「全然気にならなかったんですけど。これまで大きな問題になるのか、とビックリして。

問題発言ではありますが、そんなこと本気で思っている人いないですし。

気にならないと言うか、相手にしなくっていいんじゃないかと」

(タレントの眞鍋かをりさん。フジテレビ系「とくダネ」07年2月1日)


私達は何とも思っていないのに」

(医師の西川史子さん。TBS系「サンデージャポン」07年2月4日)


ネット上のブログを見ても、柳沢大臣への批判だけでなく、こんな意見も出ている。


初めから『問題視させるための報道』である臭いがプンプンすることを考えれば、

文字通りには受け取らない方が良さそうだと私は思った。

またこれに反応しているのが、社民党の福島さんやら『自称女性と弱者の代表』たちなので、

余計疑わしいと思ってしまったのだが(苦笑)」


たとえをちょっと間違えただけで、ここまで批判されるか?

大臣だから、発言の責任ってのは重いとしてもだよ。全文読んだら、言ってることは普通のことでしょ。

マスコミも野党も、あげ足取りのような気がしてならないんだよねえ」


批判の大合唱だけ、というのとは情勢がちょっと変わってきたのかもしれない。

http://www.j-cast.com/2007/02/05005333.html




どうやら,私と同じ考えの方が,他にも大勢いらっしゃるようですね.

もちろん,批判の声も多々あることかと思いますが.

私の考えは,特別でもなんでもなく,ごく普通の意見の一つのようです.

とりあえずは,私が皆様と同じ考えに至ることができたこと,素直に喜びたいと思います.


…それにしても.


どうして,マスコミは柳沢氏の発言の全文を報道しないのでしょうか.

全文を報道しさえすれば,ここまで騒ぎは大きくならなかったと思います.

ましてや,言葉が独り歩きすることもありませんでした.

そこで,事実関係を整理してみます.

前提:「柳沢氏が『女性は機械』だと発言した」と言った.

Q1:誰が最初に言いだした?

A:マスコミ,もしくは野党が最初です.

Q2:その結果,どうなった?

A1:柳沢氏の辞任論が出た.

A2:安倍総理の人選問題に発展した.

A3:女性議員は人権問題だとして断固抗議の姿勢を見せた.

A4:野党は予算決議案を欠席し,徹底抗戦の構えを示した.


Q3:では,柳沢氏の実際の発言はどのようなものだったか?

A:上記に示した通り.


Q4:柳沢氏の発言内容の全文から,「女性は機械」だという記述はあるか?

A:例えとして機械を用いてはいるが,女性は機械だとする記述はない.




以上が,現時点での事実関係です.

ここで,私の推測を立てて見ます.


マスコミは,柳沢氏の発言を意図的に部分抽出した.つまりは曲解した.

それは,ミスリードによって世論を操作し,柳沢氏…ひいては自民党を批判するため

今,柳沢氏の全文を報道すると,曲解したことがばれてしまう.

柳沢氏の発言を曲解(部分抽出)して報道したという,非難の矢面に立たされることになる.

だから,今更全文を報道できない.するわけにはいかない

そのため,未だに「柳沢氏は女性を機械と言った」といい続け,既成事実化しようとしている




※繰り返しますが,これは私の推測に基づいたフィクションです.


そして安倍総理の対応はといえば.

かなり初期の段階から,一貫して柳沢氏の続投を明言してますね.

当然の判断だと思います.

もし今回の騒動を受けて柳沢氏を更迭してしまえば,

「野党側がゴネれば,与党は折れる」という前例を作ることになりかねません.

それでは政策の主導を握ると言う,与党の意義すらなくなろうというものです.

最初の記事 では,私は野党のやり方を「ずるいが,巧い」と言いました.

一方でこちらの記事 では,「やり方がまずいんじゃないか?」とも書きました.



そして,現在どのようになっているかというと….(※以下引用)


2007/02/04-13:09 厚労相発言で世論の反応嘆く=「なかなか行動に出ぬ」-小沢民主代表


もっと女性の声が大きくなると思っていたが、必ずしもそうではない。

腹の中では怒っていると思うが、なかなか日本人は行動に出ない」。

民主党の小沢一郎代表は4日、都内で開いた「小沢一郎政治塾」での講演で、

柳沢伯夫厚生労働相の「産む機械」発言への世論の反応をこう嘆いた。


http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007020400053




どうやら野党の行動は,裏目に出たみたいですね.

言葉を独り歩きさせたつもりが,問題が一人歩きしている状況です.

しかし,上記の赤字部分は,見ようによっては失礼な発言です.

女性の声が大きくならなかったのは,怒る必要などないと考えていたからではないですか?

腹の中では怒っているなどと,決め付けないで下さい

むしろ,「女性の声を利用して与党を批判しよう」という思惑が透けて見えるのですが.

その発想こそ,女性蔑視ではありませんか?


もはや野党の抗議は意味を成さないものになりつつあります.

安倍総理がのらりくらりと野党の批判を回避・無視し続けることで,

今度は野党が批判される立場に置かれてしまうのです.

例えば――


そんなことをしてる暇があったら,政治のことを真面目にやれよ」とか.

柳沢氏は女性を機械だなんて言ってないじゃないか.事実と違うことで批判するな」とか.

自分は女性だけど,全女性を代表しないでほしい」とか.

ここまで大問題なのに,結果を出せないのは,野党としての力量の問題では」とか.



ここで,今後の動向を予想してみましょう.


マスコミとしては,自分達のミスリードを表沙汰にしたくない.

そこで,報道時間を徐々に短縮させるなど,扱いを小さくすることで話題を風化させる.

野党としても,予想以上に大きくなりすぎた問題が,自分達の首を絞めることにはしたくない

となると,緩やかに話題を風化させることで,事態の収束を図りたい.

そのために,「誤解を招く発言をした,柳沢氏の政治家としての適正」という,本来の問題に軌道修正する.


政治について知識のない素人の予想です.きっと外れるでしょう

でも予想するだけでも,結構楽しめるものです.

今後の動向に注目しましょう.






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1月31日 09:42










私は,柳沢氏の発言内容から,前回の記事のような推理 をしました.

裏づけは不十分とはいえ,私の中で全ての流れが繋がった瞬間でもありました.

と同時に,この考えを皆に聞いて欲しいという想いが沸いてきました.

それをミクシィに投稿したのです.

その内容は,問題の記事 の追記部分以外は,ほぼ同じ内容です.


私は単に,「そういう考えもあるんやね」と同意して欲しかった.

あるいは,「それは違うんじゃない?」と別意見を聞かせて欲しかった.

ただ,それだけなんです.

しかし,彼のコメントは,私が予想だにしなかったものでした.














1月31日 深夜


眠くなってきたので,そろそろ寝ようかと思いその準備をしたあと.

最後にミクシィでコメントがついてないかどうかだけをチェックしようと,自分のページにアクセス.

1件の日記にコメントがついています!」という通知に期待を膨らませ,早速該当記事にアクセス.

はやる気持ちを抑えて長い記事をスクロールさせ,目に飛び込んできたコメント.







































































































さて…彼の真意は?








私の意見に対して,「賛成」でも「反対」でもない,第三の意見.

はじめは,彼が何を言っているのか,全く理解できませんでした.

しかし,目から飛び込んでくる情報は,紛れもない事実.

その事実を脳が理解した瞬間,私の鼓動は跳ね上がりました.



まさに激怒です.



心臓はバクバクと激しく脈打ち.

顔は紅潮して熱を持ち.

胃がせり上がるような感覚と共に,吐き気さえ覚えました.

はらわたが煮えくり返るような想い」とはまさにこの事かと,辛うじて冷静な思考で考えていました.







こいつ,自分が何を言ってるのか,わかってるのか?

自分の彼女を機械扱いしろ」と言ってるんだぞ.

例え恋人同士であろうと,同意がなければただのレイプだろ.

ましてや,「僕が君の彼女を好きにする」という下りは,レイプ宣言じゃないのか.



例え冗談でも,許される内容ではありません.








私の意見を批判する分には構いません.

それを覚悟の上で記事を投稿しました.

その結果,何者かに危害を加えられる事があったとしても,それも私の責任です.

(もちろん,危害を加えていい理由にはなりませんが)


しかし,彼女は違います.

少なくとも本件において,彼女は全くの無関係です.

私の意見なのだから,何か言いたければ私に向かって言えばいいんです.

にもかかわらず,無関係の人間をを引き合いに出し,「レイプしてもいいんだな」とまで言い放つ彼.



私の中で撃墜モードのスイッチが入りました.



先日の記事を投稿するにあたり,私はそれなりに理論武装していました.

柳沢氏の発言内容を事前にチェックし,その論点を抽出し,自身の理論を展開する.

その中での最終結論は,「相手の意図を理解した上で情報を吟味するべき」としたのです.

当然,「こう言われたらこう返そう」という,応答の準備も済ませていました.




相手の反論を徹底的に封じ込め,勝利宣言と共に嘲笑する.

それが撃墜モードです.




撃墜するためには,相手の主張の論点を見出さなければなりません.

私は早速,相手のコメントを凝視しました.

途端に沸き起こる嘔吐感.私はそれを無視しました.


そうして組み上げた反論.

それは本来,一撃必殺の威力を持っていました.

しかし,私の予想をはるかに超える事態が待ち受けていたのです.





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1月30日 早朝











私は出勤前,ズームインスーパーというニュース番組を見ています.

その日も,柳沢厚生労働相(以下柳沢氏)の「女性は機械」発言問題が取り上げられていました.

そこでの,柳沢氏の発言も報道されていました.


「私は統計上の話をしたかった」


それまでのニュースでは,次のような発言内容が報道されていました.


「15-50歳の女性の数は決まっている.産む機械,装置の数は決まっているから,あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」


…なるほど,『15-50歳の女性の数は決まっている』の部分だけ見れば,その釈明は納得できます.

つまり,国全体としての「出生率」の話をしているのだと.

ひいては「少子化,高齢化社会」について話したかったのだと.

恐らく,そこから育児・出産への支援に話を結び付けたかったのでしょう.

それまで何となく思っていたことが,はっきりと形になった瞬間でした.


では,なぜそれが「女性は機械」と発言したことになってしまったのでしょう?

私の推測が事実なら,報道内容とムジュンしています.


私の記憶が確かなら,最初の報道では「女性は機械だとも受け止められる発言」という表現だったはず.

それが,ある日を境に「女性は機械」だと,断言したかのように言い換えられています.

その「ある日」というのは定かではありませんが.

私の推測が正しいなら,その「ある日」というのは,柳沢氏が謝罪した――

つまり,自身の発言内容を「事実上認めてしまった」日からではないでしょうか.






ここまでの,私の推理を,順を追って整理しましょう.

1:柳沢氏,女性の出生率に言及し,その中で「機械」という表現を使用

2:第一報道.「女性は機械だとも受け止められる発言をした」と報道

3:柳沢氏,謝罪

4:それに前後して,野党や女性議員から反発の声が報道されている

5:第二報道.「女性は機械だと発言した」という内容に変化.発言問題という言葉が定着化

6:柳沢氏,辞任を求める声が高まる

7:野党,予算決議案を欠席.柳沢氏辞任を強く求める


ここまでが,一連の流れです.

この流れに私の推理を加えて,一連の流れを見直してみましょう.

1’:柳沢氏,女性の出生率に言及し,その中で「機械」という例えを使用

2’:マスコミは発言内容を部分抽出

3’:柳沢氏,謝罪

4’:謝罪を受けて「柳沢氏は,発言を認めた」と事実上の認定

5’:野党や女性議員から反発の声

6’:「柳沢氏は女性を機械と発言」と,「受け止められる」という表記を削除して報道.


ここまで言えば,薄々勘付いたかと思います.

A:マスコミは,柳沢氏の揚げ足を取った

B:しかし,「受け止められる」という,ある種の逃げ道を用意していた.

  この段階では,問題の争点は「誤解の恐れのある失言」という,柳沢氏の政治家としての適正

C:一部議員は報道内容を真に受けて反発.

D:別の議員は,報道内容を利用して柳沢氏を非難.

E:柳沢氏,問題の早期収束のために謝罪.

F:マスコミは,「柳沢氏は女性を機械と発言した」と報道

  この段階で,柳沢氏の適正問題から人権問題に発展

G:野党はその尻馬に乗り,柳沢氏の辞任を要求.

H:更には,安倍総理の人選責任に発展させる.


気になるのは,A~Dまでが非常に短期だったこと.

マスコミは政治家(大人物)を叩きたい.

野党は政権奪取したい.

なんだか,双方の利害が一致した結果,連携したかのように思えます.

しかも選挙前だということが,野党にとって非常に好都合でした.

安倍政権は,イメージ回復が行えないままに次回選挙に臨まなくてはなりません.

そうなれば,野党は議席数が増え,政権の主導を奪えるかもしれません.


また,柳沢氏を辞任に追いやれば,それだけ安倍政権を弱体化することができます.

大臣は将棋で言うなら王の隣に位置する金や銀のようなもの.それを奪うわけですから当然です.

その上,野党側の息のかかった人間を後釜に据える事ができれば万々歳.


野党側の狡猾さは,それだけではありません.

安倍政権を非難する急先鋒に,福島みずほ議員と,辻本清美議員がいます.

福島みずほ議員は,かつて数々の失言がなされ,問題になったとか.

辻本清美議員も,以前給与問題で辞職に追い込まれていました.

私からすれば「あんたらが言うな」で終わりなのですが.


…話が逸れました.

ともかく,彼女らは野党にとってもアキレス腱なのです.

いつ彼女らが不祥事をしでかしてもおかしくない.

それは野党にとって非常に都合が悪い.

なので,与党が弱っている今,捨て駒として使ってるのではないか,と思うのです.

うまく与党を弱体化できればそれでよし.

失敗して野党側に飛び火しても,元々問題があったということで,彼女らを切れば済む.

むしろ,野党側としては弱点を切り離せるチャンスでもあります.


野党側にとってプラスにこそなれ,マイナスにはならない.そう考えたのではないでしょうか.



しかし,彼女らは早速やらかしてくれましたね.

全女性を代表して」「女性の人権や尊厳を侵害する行為」などと言ってくれました.

…勝手に代表にならないで下さい.

柳沢氏の真意を理解している女性の方もいらっしゃることでしょう.

そのような方の気持ちまで代弁する気ですか貴女は.


出産できない女性は欠陥品なのか」と問い詰めてくれました.

…誰がそんな事を言いました?勝手に話を飛躍させないで下さい.

そこまで行くと誤解ではなく曲解です.それも悪意ある,意図的な

むしろ,貴女がそう思ってるんじゃないですか?と勘繰りたくなります.



これらは,与党の立ち回りによっては,逆にカウンターを貰いかねない発言です.

いかに野党側が有利な局面とはいえ,踏み込むチャンスとはいえ.

彼女らは風呂敷を広げすぎました.踏み込みすぎました.

事態は最早,引っ込みのつかない段階にまで発展しています.

野党側には,頭を抱えている人がいるかもしれません.









これが,1月30日時点での,私の考えです.

さすがに,全てを書くつもりはありませんでした.

私が書きたかったことは以下の通りです.



1:柳沢氏の「女性は機械だ」とする発言問題は誤解である.

2:それは,発言内容の部分抽出による,ミスリードだからである.

3:その黒幕は,政権を狙う野党と,それに便乗したマスコミである.

4:今回傷ついた女性がいたとしたら,それは黒幕の責任である.

5:今後,マスコミの意図に注意して報道を吟味する必要がある.




少々長くなってしまったので,続きは次回とします.

なるべくリアルタイムに追いつくように,更新を頑張ろうと思います.



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えー.

何といいますか.

私,実はミクシィ(ブログの一種)もやってるんです.

で,そこでも先日の記事 を掲載してたんです.


そしたら,そこのコメント欄で.

































「自分の彼女をレイプしてみろ」

「お前の彼女をレイプしてもいいんだな」

とも解釈できるコメントが寄せられました.

(↑赤字部分がポイント)

















しかも,母校の同期から.





本人が,どのような意図でそのような暴言を吐いたのかは解かりません

私も何をどうすればいいのか判らず,混乱している最中です.

事態は収束に向かいつつありますが,いまだ解決の出口は見えません.

そこで,これから一連の流れと私の考えをお伝えしたく思います.

当シリーズでは,私からもコメント欄にてなるべく返信していきたいと思います.


「モラル・ハラスメントを取り扱う」という,当ブログの主旨からは離れた内容です.

「自分は被害者だ!」と声高に叫び,相手を糾弾するような行為も,私の信念に背く行為です.

しかし,それらが霞んでしまうほどにショックを受けています.


念のために申し上げますと.

今回のシリーズは,相手を攻撃することを目的としていません

私の考えを,皆様に導いて頂くためのものです.

私の行いが正しいかどうか,指摘してもらうためのものです.

今後の私がどうするべきか,最善策を模索するためのものです.

どうか,私を導いてくださいますよう,お願い致します.





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女性は出産する機械か?

業務連絡:

更新が滞っており,申し訳ありません.

一応,私は無事に生きております(汗

このまま更新しないままでいると,ただでさえ少ない読者様に,本当にそっぽを向かれると思い,筆を執りました.

今回の記事は時事ネタです.

自分が何となく思っていることを,つらつらと書き綴っています.

この記事を読んで,皆様がもう一度考えるきっかけになりましたら,望外の喜びです.



[02/01:追記]







柳沢伯夫厚生労働相が「女性は産む機械」と発言した問題で,騒動が起きていますね.

確かに,政治家として軽率な発言をした感は否めません.

軽率な発言は,時として国策を誤る危険性を孕んでいます.

政治家の発言とは,それほど重いものなのです.

その意味では,柳沢氏の政治家としての資質を問われるのは,止むを得ない事だと思います.

しかし,誤解を覚悟で言いますと,今回の件は,そこまで大きな問題だとは思えないのです.

柳沢氏は,確かこのような主旨で発言したと解釈してます.


「女性の出産適齢期は決まってる.

日本の出産可能な女性の人口もある程度決まってる.

でも実際には,全ての女性が出産するわけではない.

出産する女性の比率が低下すると,高齢化社会・少子化問題に拍車がかかる.

女性の出産を支援するのが,日本の将来的な課題だ」


※参考はこちら→[ ][ ]


仮に,私の解釈が正しいとすると,柳沢氏の発言には問題がないように思います.

そしてこの考えを私達にわかりやすく伝えるための手段として,

「国=機械」に例えた上で,

「出産すること=機能」

「出産する女性の比率=性能」

という比喩を用いたのだと思います.

つまり,「女性は機械である」という発言・解釈は誤りでしょう.


柳沢氏の発言の主旨は後半部分.

「女性の出産・育児に対する支援が必要」だと思います.

文脈を無視し,柳沢氏の意図を無視して,一単語を抜き出して「人権問題」などと騒ぐ.

むしろ,そちらの方が問題だと思うのです.


[02/01 追記部分]

もちろん,柳沢氏の発言を100%肯定するつもりはありません

言いたいことはわかるが,もうちょっと言い方を選べよ」というのが正直な感想です.

既に触れましたが,迂闊な発言は許されないのが政治家.

非難されて当然だと思います.

しかし,非難される理由として「人権侵害,人権問題」は不適切だと思います.

せいぜいが,「迂闊な発言をする,政治家としての資質」での非難に留めるべきだと思います.

ましてや,安倍総理の責任問題にまで波及するのは,論理の飛躍だと思うのです.

ここらへん,「与党の女性票を奪いたい,政権の主導を握りたい」という,野党側の思惑が見え隠れしています.

ずるい反面,巧いやり方だとは思います.

[ここまで追記]


安倍総理は「誤解されるような発言は慎むように」と注意したそうですが,恐らく本心では,

"曲解"されるような発言はするな」と言いたかったのではないでしょうか.

「お前,野党に足元すくわれてんじゃねーよ」と.



あるある大辞典の捏造疑惑 でも薄々感じていましたが,今回の件でハッキリしました.



大問題だからメディアが大きく報道するのではない.

メディアが大きく報道するから大問題になってしまう――

あるいは大問題にする為に,メディアが大きく報道してるのだと.

つまり報道とは,メディア側の意図が込められた情報に過ぎないのだと.



「情報」を「メディア」というフィルタに通すと「報道」になる.

そして報道は,世論を左右できるほど強力な力を持っています.

「ペンは剣より強し」とは,良く言ったものです.



情報を読み取るためには,マスコミ側の意図というフィルタを取り払わなければならない.

つまり,「メディア側の意図」を読み取らなければ,報道に隠された裏の情報というものが見えてこない.

そして,その裏の情報を読まなければ,政治が見えてこない.

マスコミに踊らされることなく情報を掴む為には,マスコミ側の意図を掴むことが大切.

最近,特にそう思います.





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