新年，明けましておめでとうございます．
今まで更新をサボっておりましたが，とりあえず私は生きております（汗
最近サボりがちっつーか，サボりすぎにも程があるだろって感じですが．
どうか皆様，私をお忘れなきよう，今年もよろしくお願いいたします（←切実
今回の年末と年始には，田舎に帰省し，祖父母へ孝行して参りました．
母方の祖父は戦争当時の話をし，いつになく酒を飲み，深夜まで歓談しました．
祖母もめずらしくビールを口にし，孫（私にとっては甥）の写真を見ては目を細めていました．
父方の祖父はとは，仏壇を通じて再開．
遺影の祖父は，相変わらず穏やかな笑顔を浮かべておりました．
祖母は妙に張り切って，私たちに料理を振舞ってくれました．
「大した物なくって堪忍な」…祖母の口癖です．
そんな時，私は決まってこういうのです．
「畏まったものはいらない．おばあちゃんが作ってくれたものが，最高のご馳走だ」と．
祖父母が私達孫の顔を見るのが嬉しいように．
私たちもまた，祖父母の顔を見ることが一番嬉しいのです．
そして，親戚一同…本家の家に挨拶回り．
弟は仕事．兄は息子（私の甥）の育児のため，帰省に参加できず．
父ならびに本家にとっては，私が跡取りの代理です．
間違っても無様な真似はできません．
父は私を連れ，緊張の面持ちで母方の本家…そして，父方の本家に挨拶に行きます．
…とは名ばかりで，実態はただの宴会です．
父もまた，挨拶回りとは単なる口実で，私をダシに酒が飲みたかっただけです．
私は親戚一同に酒を次々と勧められ，帰りにはフラフラになってしまいました．
しかし酔っ払いながらも，親戚の小さな子と遊ぶことができて満足しました．
やっぱり，懐いてくれる子は可愛いですね．
「もっともっと」とせがむので，自分の腰のことも忘れて「高い高い」を繰り返す事数十分．
翌日には足腰がガクガクになってしまいました（涙
そして最終日．
帰りに兄の家に立ち寄ります．
ゴールデンウィークに会った時には全く懐かなかった私の甥．
今回，初めて「おっちゃん」と呼んでくれました…感動です．
また，積み木遊びを通じ，それなりに心を開いてくれた様子．
やっぱり子供は可愛いですね．
…追伸．
ご飯があまりに美味しかったものだから，一人でご飯を５杯食べたとか，あまつさえ４日で３kg太ったとかいうことは，決してありませんのであしからず．
…ほ，ホントだよ？
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ハワイ編 [７]
ジェットスキー，パラセイリングを終えた私たちは，ホテルに戻ってお弁当．
ご飯を食べて一休みした後，再び免税店に行こうということになりました．
ただし前日行った店では芸がないので，今回は別の場所に行く事に．
早速道に迷いました（汗
どこに行けばいいかもわからず，あっちにフラフラ．こっちにウロウロ．
でも，二人とも慌てません．
「あっちに行ってみようか」などと言いつつ，風景をカメラに収めます．
のんきなものです．
双子のビルです．
こちらでもツインタワーとか呼ぶのでしょうか？
こちらも綺麗な色合いだったので，思わずパシャリ．
道に迷っても慌てなかったのは，どんな状況でも楽しめていたからでしょうね．
そして歩く事，数十分．
ようやく目的の免税店に辿り着きました．
グッチ，シャネルなどはわかるのですが．
聞いたことのないようなブランドメーカーもズラリ．
智美はそれらを見るたびに，きゃあきゃあ言いながら店に入ります．
「あ，裕之君．この店に入ってもいい？」
「おう，ええぞ」
「あ，裕之君．この店にも入りたい！」
「おし，じゃあ入ろうか」
「ねぇ裕之君」
「ん？」
「つまらないんじゃない？」
「そんなことないぞ？」
「私のことはいいから，裕之君も自分が欲しいものを探してきなよ」
「いや，僕は智美が楽しんでる顔見て楽しんでるから大丈夫」
実際，私はブランド品の良さというのがイマイチわかりません．
…と，いうか興味がないのです．
なので，智美がなぜそこまで楽しそうにできるのかが，よくわかりませんでした．
「ねぇねぇ，私グッチのお財布買いたいんやけど」
「あー…いいんちゃう？」
「なんかノリ悪いね？」
「正直な話，財布はお金が収まればいいと思ってるからな．
お金を入れる物のためにお金をかけることの意味がよくわからんのよ」
正直，私にとって財布とはお金が入れば十分です．
お金を入れるもののためにお金を使うなど，私にとってタチの悪い冗談でしかありませんでした．
そんな私の言葉を受けて，智美は．
「でも，私は大切に使ってるよ？今持ってるお財布もグッチやけど，もう５年になるもん」
「へぇ，それだけ大切に使ってるならいいと思うよ」
「それに，私にとってのブランド品は，裕之君にとってのゲームみたいなものやから」
なるほど納得
わかりやすい例えをありがとう（汗
まぁ実際，価値観なんぞは人それぞれであって．
自分が理解できないからと，頭ごなしに否定してはいけないのでしょう．
私が理解できないからと，智美のブランド志向を否定するのは，愚かな行為でした．
これは，反省すべき点だと思います．
カフェの前で「ここで待っててと」と言い残し，目当ての店に向かう智美．
私はそこで紅茶を頼み，チビチビと飲んで時間を潰します．
紅茶がなくなりそうになったところで，智美が戻ってきました．
「お待たせー」
「おかえり．目当てのものは買えたか？」
「うん！」
ホクホク顔の智美．
…私にとって，反省する事しきりなひと時でしたが．
彼女の満面の笑みを見ることができたので，良しとしましょう．
そしてブラブラ歩いた帰り道．
運よく循環バスのコースに合流できたため，バスに乗ってホテルまで．
ホテルに着いて，一休みした後，ホテルのプールに向かいます．
でも泳ぐ訳ではありません．
薄暗くなってきたプールの前で，とあるショーが開かれようとしていたのです．
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ハワイ編 [６]
ジェットスキーが終わると，送迎船がやってきました．
私たちはそれに乗り，次のアトラクションへと向かいます．
そのアトラクションは，もともと智美がハワイに来た時にやりたいと言っていたものです．
つまり，本日のメインイベントという訳です．
それほど楽しいものなのかと，期待に胸を膨らませつつ，待つこと数分．
ようやく目的地らしき影が見えてきました．
小さく見える影がお判りになりますでしょうか？
そこが次の目的地です．
だんだんはっきりしてきました．
もうおわかりですね．パラシュートです．
私たちのメインイベントとは，パラセイリングなんです．
パラセイリングとは，パラシュートタイプの座席に座り，船に凧揚げの要領で引っ張り上げてもらうものです．
この怖そうな風貌のお兄さんがボートの操縦者です．
でもとても愛想がよく，利用上の注意を日本語でして下さいました．
商売とはいえ，外国語が使える方は凄いと思います．
同席していた日本人のカップルにお願いして，写真を撮ってもらいました．
私も防水タイプの使い捨てカメラを使って上空から激写．
結果，ほとんどの写真で私の顔が隠れてしまうという間抜けな結果になってしまいましたが（涙
全身を優しくくすぐる風．
はるか足元に見える海．
どこまでも高い空と雲．
肌を焦がす熱い日差し．
私たちの気分は最高潮でした．
「いやっほおおおう！」
「きゃあ～～～♪」
「いえぇぇぇぇえい！」
「うわ～～～い☆」
「あははははははは！」
私，壊れてませんよ？
いやホントに（汗
パラセイリングが終わって．
サービスのお弁当を貰った私達はホテルに戻ることに．
そこでお弁当を食べた後，昨日とは違う免税店に向かうことにしました．
ハワイでは観光客のため，無料バスが巡回しています．
しかし目的の免税店はその巡回コースから離れた場所にあるため，歩いていくことに．
一連のアトラクションで疲れてはいます．
しかし，智美と会話を織り交ぜつつ，辺りの写真を取っていたので苦にはなりませんでした．
以下，そこでの会話です．
「なぁ裕之君」
「ん？」
「さっきパラセイリングで思ったんやけど」
「おう」
「裕之君の声って，レイザーラモンに似てるな」
「誰がハードゲイやねん」
いやまぁ確かに「いやっほおおおおおう！」とか言ってたけど．
きっと赤字の部分↑だけで「似ている」とか言っただけだよな？な！？（←割と必死
私，過去 に「スーパーマンに似ている」と言われたことがあるんです．
彼女としての贔屓目なのでしょうが，もしレイザーラモンにも似ているというのが事実なら．
↓コレが…
↓こんなんになるってことですか？
スーパーマンご乱心です
こんなのが腰を振りつつ空を飛んでいたら逮捕されます．
ヒーローが逮捕って，どこのギャグ漫画ですか（涙
…とまぁ，声が似てると言われただけなのに，容姿まで頭の中で脳内妄想してしまうほど，私の動揺は凄まじかった訳で．
それはもう，いいパンチをもらったボクサーのように膝から崩れ落ちてしまいました．
↓まさにこんな感じで．
智美は私の魂の慟哭にも気付かず，キョトンとしていましたが（泣
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宇治編
今回はこちら，宇治に行ってまいりました．
前回は嵐山．今回は宇治．紅葉狩りフィーバーです．
…え？紅葉狩りばかりで飽きないかって？
その心配はありません．
花見には今年だけで５回行ってますから
ハイそこ，やりすぎとか言わない．
そもそも宇治は，前回挙がった候補でもあるんです．
前回行けなかった所に行こう！となっただけの事です．
いつもの時間に，いつもの場所で待ち合わせ．
もはや暗黙の了解と化しつつあるこのイベント．
そしていつもどおり私が先に着きました．
「おはよー」
「あ，おはよー」
「それじゃ早速行こうか」
「うん」
「で，だ…今日は僕の方で調べてきたよ」
「あぁホンマにー？」
「まぁ，たまにはな．
で，一応行き先を決めてきたんやけど…」
「平等院？」
「なぜ知ってるんだいマイハニー」
「なんでって…私も調べたから」
「あぁ…そう（涙」
普段彼女任せにしていたので，たまには自分で調べてポイントアップを企んでいたのに．
普段の怠けっぷりがいけなかったんでしょうか（泣
気を取り直して，一路宇治へ．
何度か乗り換えること小一時間．
以下は電車内での相談内容です．
「向こうに着いたら，何食べようか？」
「こないだ，抹茶チーズケーキ食べたいって言ってたから，それ食べよう」
「オッケー」
…相談も何もあったものではありません．
一方の意見がそのまま通ってしまうことが多いんです．
ようやく到着して，駅から出たところで，大きな犬が出迎えてくれました．
着いた時にはもう昼過ぎ．
平等院への道中，道の両脇からお茶の香りが漂います．
その香りが，私たちの胃袋と鼻を思う存分刺激していきます．
たまりかねた私たちは，お店に入って腹ごしらえをすることに．
茶そばです．おつゆの出汁が効いていて，美味しかったです．
てんぷらが入るだけで，グッと美味しくなりますね．
上：平等院の入り口です．入場料は大人800円でした．
左：構内に入った私たちを，見事な紅葉がお出迎え．
右：その美しさに心奪われ，間近でも写真を撮りました．
これが有名な平等院鳳凰堂です．
１０円玉のデザインにも用いられていますね．
「こち亀」では，屋根の上にいる鳥，右側の方が尾が長い（つまり雄）という記述がありました．
これが問題の鳥です．多分鳳凰なのでしょうけれど．
残念ながら，私の目には左右共に大きな違いは見受けられませんでした．
これは途中の通路です．
桜吹雪という言葉はありますが，紅葉吹雪を見たのはこれが初めてです．
さわさわという葉擦れをBGMに，燃えるように紅い葉が散ります．
その様は，まるで炎が火の粉を舞い散らせるかのようでした．
燃え上がるような激しい色調と，散り行く侘しさが同居した，不思議な光景でした．
（写真をクリックすると，ホームページが開きます）
そして恒例のグルメタイム．
中村藤吉（吉：土の下に口）という名の店を見かけ，つい足を止めてしまいました．
メニュー右下のシフォンケーキに心惹かれた智美．
でも目当ての抹茶チーズケーキを売ってる店はここではありません．
うーうーと唸る智美．
「一つだけ頼んで，二人で分けようか」と助け舟．
智美はその案をアッサリ了承．
チーズケーキはどうした
私達って浮気性（汗
こちらがそのシフォンケーキです．
抹茶と焙じ茶の二種類がありました．
フワフワした食感．控えめの甘さとお茶の香り．
どちらかというと，抹茶の方が好みです．
そしてこちらが，抹茶チーズケーキのお店，ふじ井．
（クリックするとホームページを開きます）
天気のせいもあったのでしょうが，意外と寂れた雰囲気にまたも気が滅入る私達．
さすがに二度目はやめようと，勇気を出して入ります．
落ち着いた内装．木製の温かみのある調度品…素敵でした．
前回の店も入っておけばよかったと，今更ながらに少し後悔．
「すいません，抹茶チーズケーキ下さい」
「あぁスイマセン，もう売り切れちゃったんですよ」
やっぱりこういうオチか
いや，何となく予想はしてたんだけど（涙
ないものは仕方ないので，抹茶ロールケーキとドラ焼きを注文．
どちらかというと，ロールケーキの方が好みの味です．
これも二人で仲良く分けあいました．
そして電車に揺られて地元に戻ります．
「じゃあ，帰ろうか」
「うん，じゃあ行こう」
「いや，智美の乗る電車はこっちやろ」
「こっちでいいもん」
「いや，ちゃうやろ」
「裕之君を送っていくんだもん」
「そこは彼氏が送っていくもんやろ」
「いやいや」
「いやいやいやいや」
智美を連れて行こうとする私．抵抗する智美．
私はそうでもないのですが，智美は割りと必死です．
私は片手．智美は両手…というか全身で私を引っ張っています．
傍目には「女の子を連れ去ろうとする男」に見えます
…いや，事実その通りなんだが（汗
結局，「第何次か忘れたけれど・どっちが相手を送っていくか大戦」は智美の勝利でした．
最近負けが込んでます．
「勝ったー」
「…負けたー」
「わーいわーい♪」
「く，悔しくなんかないもん」
「悔しいくせに☆」
「悔しくないもん」
「悔しいんでしょー？」
「…ないもん」
「ふっふーん
」
勝ち誇る智美．
それだけで嬉しそうにする智美がちょっと可愛いと思ってる辺り，私も随分イカレているのでしょう．
…く，悔しくなんかないもんねー（涙
これで今回の旅は終わりです．
平等院へ続く道には，お茶に関するお店がまだまだ沢山あります．
機会があれば，是非それらのお店を覗いてみてはいかがでしょうか．
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最終更新日：2006/11/21
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討論自体は否定しませんが，それがいわゆる「荒らし」を誘発する可能性があるため，
思い切って討論自体を禁止とさせて頂きました．
ただし，モラハラ関係者による意見の交換や募集，相談などはOKです．
ハ：荒らし行為に対する過剰反応（関連記事はこちら ）
荒らし行為は相手にすると増長します．
荒らした人間を批判したつもりが，自分も荒らしに参加していることになりかねません．
荒らしを見ている方は歯痒く悔しい想いをされるかとは思います．
しかし，そこをグッこらえて耐え忍んで下さい．
相手にしなければすぐに沈静化します．
場合によっては管理者が削除や注意など，沈静化に勤めます．
荒らし行為に対しては，皆様のご協力が必要不可欠なのです．
どうかご理解とご協力のほど，よろしくお願い致します．
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