野良犬の値段(上・下)/ 百田尚樹 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。



お久しぶりです〜
ブロ友様皆様
いつも読み逃げですみません


満足度の高い作品を読みました
通っている美容室のマダムは
大のミステリー好き
先日伺った際に、ぜひ読んでみて
と貸して下さいました
永遠の0以来の百田尚樹さん


『野良犬の値段』上・下


ホームレス数名が誘拐され
新聞社とテレビ局それぞれに
高額な身代金支払いの要求がきます
全く接点の無い、縁もゆかりも無い
ホームレスの為に
各社が犯人の要求をのむのか
ハラハラな展開
最初に身代金を要求された新聞社は
断固拒否を貫き、その結果
人質の1人が殺されてしまいます
次々に人質が殺されるのか?

警察とマスコミの攻防は
偽善と欲にみちあふれていて
嫌な結末にならないといいなと
思いながら読み進めましたが
良い意味で裏切られました
ネタバレになってしまうので
感想だけ書きます
ホームレスになった事情
彼らの背景が気の毒で切なかった
理不尽極まりなくて

そして特筆すべきは
種明かしとラスト
辛いエピソードも飲み込んで
がっつり読んできた身には
これよ!これ!と拍手喝采

ああやっぱり複雑な物語より
誰かが救われる話が好きです
再読はしないけれど
誰かに薦めたくなる作品でした



最近は
静かに過ごしておりますが
長男は1月下旬から
お互いの両親の許可をとっての
同棲生活をスタート、、、
昨年はこの話が突然進んで
びっっっくりしました
素敵な彼女さんなので
上手くいってほしい

更に義兄の一周忌あり
義父母の体調不良あり
来月は一昨年結婚した
可愛い姪っ子Aちゃんの
なんと2回目の結婚式あり

周りにいる友人知人と
話をするたびに分かります
みんな色々あるんですよね
自分にだけ
特別何かが起こっているのではなく
みなさん何かしらあるし
何かしら抱えてらして
それが人の営みだと
つくづく思います

うちには障害者がいるので
側から見たら相当な困難を
抱えているように映るはず
ただ、今の私の悩みは
次男の将来より
期待5割くらいしか改善しなかった
目の下のたるみです笑