おはようございます〜
GWはたいした予定もなく
庭の草刈りや剪定をしたり
衣替えをしたり
小説と漫画本を読んだり
昨日、分厚い単行本を
一気に読み終えました
ひとりの人生の20年弱を
目の当たりにして
久しぶりの疲労感と達成感
相性の良くない作家さん、と
感じていましたが
読んでみてとおすすめされた時
断らなくて良かった!
『熟柿』佐藤正午著
※ネタバレ有ります
妊婦のかおりは
晴子おばさんの葬儀の帰りに
老婆を車で轢いてしまいます
刑期を終えてからの
彼女の人生が描かれています
出産後一度も息子に会えないまま
千葉から離れることに、、、
山梨の石和温泉で仲居をやり
石和から岐阜のパン工場へ移り
大阪ではパチンコ屋の従業員となり
福岡のホテルで裏方として
ひたすら真面目に働きます
息子のために加入した
生命保険の保険金を
払い続けるためです
犯罪者のレッテルを貼られても
言い訳せずに与えられた環境で
ひたむきに静かに生きる姿は
本当に立派です
そんな彼女を
気にかけて助けてくれる
人達が数人登場します
人も仕事も縁、と
助言してくれる人もいて
少しずつ人生が良い方へ
向かっていく様子に
心底ほっとしました
そしてラスト、素敵でした
柿の実が熟すように
物事にはそれぞれに適した
時間、時期が
あるのでしょう