ヒトリシズカ/誉田哲也 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




久しぶりのブログ😓です
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます

年末年始は家族で静かに過ごしました
初めて洋風おせちを購入したのですが
見栄えも良く美味しかったです
飲み過ぎず後悔しないお正月で良かったw


お手軽なミステリーが読みたくなり

ブック○○で見つけました

気味の悪い展開で面白かったです

奥田英朗さんの「噂の女」に似てた?かな

もっとブラックで嫌な内容ですが、、、



『ヒトリシズカ』誉田哲也著



●闇一重…小金井市で起きた発砲事件

被害者は女子高生をクスリ漬けにして

売春させていたヤクザの男

犯行場所には女性がいた形跡あり

その女性の名前は伊東静加


●蛍蜘蛛…西新井で起きた殺人事件

被害者は暴走族あがりの工員

犯人は自殺、けれど背後には

犯行を策略した若い女性がいた

名前は澤田梢、本名伊東静加


●腐屍蝶…伊東静加の父である

警官の伊東孝俊から失踪した娘の

行方捜査を依頼された探偵の青木

ヤクザの浮気調査を進めていくと

意外なところで1人の女性に会う

アキという名の女は静加だった


●罪時雨…静加の父である孝俊の回想

静加の本性が明かされる


●死舞盃…ヤクザの派手な抗争事件を

捜査する矢部と鮎川

やがて事件には若い女が絡んでいることを

突き止める、その名は「アキ」


●独静加…13年後

ひとりの女性の逮捕劇

戸籍を奪い人妻となり子を産んだ

その女は何者なのか


全てが解明されます

ラストは切ないものでした

それにしても静加の悪女っぷりに

拍手喝采👏