夫婦の会話・ご無沙汰編 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




武田鉄矢さんのラジオ番組を
長く愛聴してます
毎日数分のコーナーなんですが
今週は高齢者の心情を取り上げていまして
とても面白い内容でした
年齢があがるにつれて
男性は男性の中にある女性性が
女性は女性の中にある男性性が
大きくなっていく、というお話
これは悪いことではないらしいです

元々人は自身の無意識の中に異性性があり
そのもう1人がちゃんと成長することで
より人間として完成に近づくのだとか

私:えーっ、じゃあ年配の方で時々
  おじさんみたいなおばさんいるけど
  そういう理由なのかしら?

夫:うーん、、、多分そういうことでは
  ないんじゃない

私:見た目がおばさんみたいなおじさんて
  少ないよね

夫:あのね、いつも言ってるでしょ
  僕たちは繊細な生き物なんだよ
  おじさん化するおばさんはいても
  男はどこまで枯れても男のままなの
  女の人は『以前は女性』だった
  みたいな人がたくさんいるじゃない!
  そこが違うんだよ
  ほら、うちのお袋見てみろよ

私:岸恵子さんや草笛光子さんは妖精だね

夫:そうね、いないよどこにも

私:でも○○ちゃん(←夫の渾名)は
  最近私のお母さんみたいだよ
  それって○○ちゃんの中の女性性が
  肥大化してるってことじゃない?
  母性がダダ漏れしちゃってる感じw
  最近よく食材のお買い物行ってくれるし
  サランラップや洗剤を補充してくれるし
  おかずの美味しいところを
  先に食べさせてくれるし
  お菓子もお酒もあれこれ
  お土産ーって買ってきてくれるよね
  どんどんお母さんになってなあい?

夫:そうかなー、、、、、そう??
  こんな怖い顔のおばさんいないよ

  全然違う話だけどやっぱり小さな刃物は
  いつも持ってた方がいいよ
  家の鍵つけてるキーホルダーに
  つけておきなよ

私:うん、じゃあ先に寝るね、お休みなさい
  







朝起きたら
私のキーケースに
小さな万能ナイフが装着されてました

なんて可愛い!動物さんいっぱい!

つけておきなよ、と言われたけど
持ってないからどうしようと思ってました
自分のコレクションから選んで
昨夜のうちにつけてくれたようです
心配症のお母さんそのもの笑
夫の中の女性性は確実に成長している!
昔より断然分かりやすく優しさ全開



私は私の中にある男性性に
うんと昔から気づいていましたが
若い女性同士のお付き合いの中では
それを上手く操れなかった
歳を重ねて強くなり
しかも家族は男性だけのせいか
今は楽に表出出来るようになってます
夫のような成長は見込めませんが 汗

ただし
おじさんみたいな見た目にはならないよう
充分気をつけます