ストーンサークルの殺人/M・W・クレイヴン | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




今年も終わりますね
静かな年末年始になりそう
読書にはもってこい

新聞の書評を読み即買いして
そのまま温存していた作品です
面白かった!

『ストーンサークルの殺人』

イギリスのカンブリア州で起きた
連続殺人事件
被害者達はストーンサークルの真ん中で
焼き殺されており
3番目の被害者の遺体には
国家犯罪対策庁の警官である
ワシントン・ポーの名前が刻まれていた

↑ここから物語はスタート
ただの猟奇的な連続殺人事件かと思いきや
後半から意外な方向へ話が展開します
ポーの助っ人となる
アスペ気味の天才ティリーとの掛け合いは
読みどころのひとつ
犯人の犯行動機は途中で想像がつきますが
最後はおおっ!!🙌そうか!!と
予想以上の結末で読後感良し

イギリスの風土、風景、食事以外に
根深い階級社会の歪み、差別なども
盛り込まれていて
ただのミステリーではありませんでした
シリーズ化になったらしく
続編が出ているようです
ポーを追ってみたい!