首を長くして待っていた下巻を
年末に購入し、年明けに読了しました
オウム真理教事件を追った
フィクションという名のノンフィクション
中巻では地下鉄サリン事件発生
その直後に起きた
警視庁長官狙撃事件以降を描いてます
地下鉄サリン事件の犯人達に対しての刑が
先日確定、結審し全てが終わったとはいえ
核心部分はうやむやのモヤモヤのまま
全てを明らかにしたくない側に
なんらかの事情があるからこそ
真相解明に到達出来なかったのだと
読み終えて確信しました
庶民に真実が明かされることは
この先もないのでしょう
『 カルマ真仙教事件 下巻 』濱嘉之著
地下鉄サリン事件に関わった幹部達が
次々と供述をはじめ
事件は一気に解決へ向かうかと
思われましたが、膠着状態が続きます
しかも警察側の主要人物達が
ほぼ現場から離れてしまうため
おや???というほどの肩透かし
ラスト近くに
ロシアへ調査に赴いた主人公が
真相は○○だったのではないか?と
述べておりますけれど、、なんだかなぁ
物語を上手くまとめられなかった印象です
おそらくどのような方法を使っても
表現の限界があったのか
実際の事件を
実際に担当した人間が描くことの難しさ
事件を忘れないために
読んで良かったとは思います!
今朝心配な報道に触れまして
全然違う話題ですが考えてしまいました
大竹まことさんのラジオ番組を
10年愛聴しています
スタートからずっと聴いてます
子育てが今以上に大変だった時に
彼の本当のお人柄が垣間見える語りに
何度も救われてきました
28歳のお子さんの大麻所持
親の責任を問われる?のかしらと
人の親として色々考えます
今日の1時からの番組は
お休みされないようですので
ファンとして
じっくり放送を聴くつもりです
親の役目、役割とは
どこまでなのでしょうか、、、