こんばんは(╹◡╹)
今年もあと1日ですが
ギリギリまで色々読んでます
少しご無沙汰していた作家さん
実力派の安定感
気軽に読める短編集でも
満足度は高いです
「 看守眼 」横山秀夫著
6編の短編集
全編警察物と思ってましたが違いました
どのお話もガッカリするようなラストは無く
小粒ミステリーとして楽しめました
●看守眼
こちらが一番面白かったです↓
留置管理係の近藤は警察定年目前。
最後の仕事のつもりなのか、
刑事ばりの張り込みで未解決事件に挑みます
●自伝
ゾワっとしたラストでした↓
大企業の会長から
自伝の執筆依頼を受けたライターの只野。
インタビューの途中で
過去に犯した殺人を告白する会長
彼の本当の目的とは何なのか
●口癖
嫌な主人公に共感出来ず↓
家裁調停委員を務めるゆき江。
離婚調停の新件の申し立て人は
次女の奈津子を不登校に追い込んだ女性
彼女の離婚調停に私情を挟んだため
意外な事実を知る羽目に
●午前五時の侵入者
50点くらいの印象です↓
県警のホームページを担当する立原。
早朝何者かがホームページを荒らし
慌てて対応する立原だったが
事態は予想より悪い方向に流れていく
●静かな家
著者の職歴が役立っているようです↓
地方新聞社の整理部で地域版の紙面作りに
励む高梨。彼の書いた記事に誤報が見つかり
先方から激しいクレームを受けますが、後日
そのクレーマーの死体が発見され高梨は
事情を聞かれることになります
●秘書課の男
人の妬みは怖ろしいですね↓
知事に気に入られ、一番手の秘書として
活躍する倉内。しかしある時を境に
若手エース桂木の手腕に目をつけた知事から
理由も分からず邪険に扱われるようになり
倉内は嫉妬と失望で苦しみます
知事が彼を遠ざけた理由とは
サクサク読めました!
何も考えたくない読書にはもってこいです
今日は旦那さんが体調を崩してしまい
デパートへの買い出しはキャンセル
次男と二人でホットケーキを食べに
出かけた帰り、本屋さんで2冊購入
内田樹さんと中野信子さんの話題本
明日で今年もおしまいですね
年内あと1回、ブログ書きたいです