いつもポケットにショパン 全3巻/ くらもち ふさこ | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。






年末の用事、ほぼ終わりました!



昨日はバレエ仲間6人とのランチ会
今年特にお付き合いが深まった皆さんと
他愛もない明るい会話で締めくくり

幸せなことにとてもとても
穏やかな1年だったなぁと思います
このような日常が来年も続きますように





先日次男と散歩中に
古本屋で発見し、興奮して即買いしました
かつて1番大好きだった少女漫画!!
主人公の麻子ちゃんに憧れ
いつか結婚して女の子を産んだら
名前は『麻子』と決めてしまったほど

直木賞受賞作「蜜蜂と遠雷」は
ピアノコンクールのお話でしたが
思いのほか楽しめたのは原点があったから!

それがこちらです⬇️
少女漫画界の巨匠
くらもちふさこさんの名作
「いつもポケットにショパン」

あらすじ⬇️
幼馴染の須江麻子と緒方季晋は同じピアノ教室に通う仲だったが、季晋が中学進学と同時に西ドイツへ留学したため音信不通となる。別々の高校へ進学し再会を果たすが、季晋は麻子をライバル視して距離を置くようになっていた。その背景には共にピアニストだった2人の母親の因縁が関わっていることが明らかになる。自分のピアノの実力を過小評価していた麻子だが、徐々に才能を開花させていくことになる


音楽学校に通う有名ピアニストの娘
麻子ちゃんと
同じく元ピアニストの息子で帰国子女の
幼馴染、季晋君(通称きしんちゃん)
ピアノを愛する二人の恋の行方や
音楽家になるために切磋琢磨する若者の姿
誤解から始まっている冷めた親子の和解
読みどころは盛りだくさんで
今回あらためて
この作品の出来映えに感服
学生が出場するピアノコンクールについても
参考になる描写が多いんです

子供の頃には分からなかった部分も
じっくり読むことが出来ました

親や指導者の気持ちも今ならば
痛いほどわかる
麻子ちゃんのお母さんの愛子さん
昔、毛嫌いしてしまってごめんなさい
不器用な大人の仏頂面に
愛情があることは分かりつつも
恐怖心を拭えず、なんだか苦手キャラでした

読んでいくうちに泣けてきました

こんなに素敵な漫画を読んでいたんだなぁ
眩い記憶が裏切られることはなく
大好きだった漫画は
久しぶりに読んでもやっぱり素晴らしかった

ブロ友様達にもぜひオススメしたいです




☆一条ゆかりさんの
「有閑倶楽部」も大人買いして
読み直してます、清四郎大好き💕