疫病神 / 黒川博行 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。





2017年最初のブログに
こちらのタイトルは如何なものか?
チラッと考えましたが
読んじゃったからまぁいいかな

マイペースぶりに拍車がかかって
このままいくと間違いなく
変わったおばさんコース突入

先日スポーツブランドの福袋を買ったら
激ピンクのパーカーが入ってました
車に轢かれたくない!と思い
堂々と着てウォーキングして帰宅したら
男性陣が
「パー子、パー子」だって
実は優しげなパー子さんが好きな私には
褒め言葉として響いた次第です
向かう所敵なしwww

さてこちらはシリーズ最初の作品
単純な読書を楽しみたい時には
本当にハズレなし
読む「ダイハード」です(人゚∀゚*)


『疫病神』黒川博行著


シリーズでお馴染み
建設コンサルタントの二宮と
なりゆきで相棒となる二蝶会の桑原

産業廃棄物処理場建設の利権をめぐり
ある企業から
建設地となる地元の水利組合の
同意と押印を依頼された二宮
一筋縄ではいかない水利組合長の橋本
彼の弱みを握るために動き出しますが
行く先々に怪しい人間達が蠢いています

ヤクザ、ゼネコン、土建屋、市議会議員、
不動産屋、、、

事は簡単でなく
儲けようと企む悪人達があっちこっちから
絡まってきます
主人公なのに‼︎二宮も桑原も
要はお金目当てなので
まあみんなみんな頭を使うし腹黒い
ヤクザの桑原は完璧武闘派(頭も良い)
抜け駆け、駆け引き、暴力、拉致、
とっても激しいです
大阪が舞台で登場人物は全員関西弁
だからなのか
とにかく会話の内容もテンポも
漫画を読むように面白いです
二宮、喧嘩は駄目ですが根性あるんです
呆けて病気して入院している父親の
髭を剃ってあげたりするんです

でも彼こそ一筋縄ではいかない人物!

だからこのシリーズは人気があるのかも
血、骨折、殴打、拳銃、痣、無頼漢、
関西弁、カチコミ、埋める、吊るす、
三途の川、おつとめ、etc
この類の言葉が散りばめられています
映画「ダイハード」や
「ターミネーター」や
「ランボー」や「極妻」を楽しめる方は
ぜひぜひご一読を(//∇//)




今年もどうぞよろしくお願い致します!