2016年も残すところあと2日
ブロ友の皆様には
今年も大変お世話になりました
変わらずお付き合い下さり
本当に感謝しています
言葉の大切さ、
言葉に出来ない部分を想像する力の重要性、
これらをさらに痛感した一年でした
みなさんのブログを拝読して
考えたり気付いたりすることたびたび、
ありがとうございます
来年も何卒よろしくお願い申し上げます
◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉◉
さてこの一年の読書生活、、、
昨年よりはマシ、程度の読書量で
少し反省しています
春にお仕事を辞めたので
時間はあったような気もするのに 汗
別ジャンルで収穫ありました
漫画本に夢中になったのです
「逃げ恥」←逃げロスにはならなかったww
「俺物語」←Pさーん♬ようやく読みました
最高です(╹◡╹)Cちゃんさんもお読みでしたよね、最高です!
「ふれなばおちん」←ドラマは見てません
漫画は再読ばっかりであまり新しいものに
手を出していませんでしたが、良い作品が
いっぱいありますね〜
漫画熱再燃です
他には芸術関連の本を読む機会が
多かったように思います
絵画、バレエ、文楽などなど
こちらの分野は来年もっともっと
視野を広げて触れていきたいです
肝心の小説は
読了本がそもそも少ない!
忍耐力なし
我慢がきかない
などの理由で放り出した本の多いこと
そんな中でも
素晴らしい作品何冊かに巡り会えたのは
ラッキーでした
昨年同様にベストブックを5冊
順位不同でご紹介致します
よろしければお付き合い下さいませ(^^)
発行年無関係、再読本除外、
自費購入もしくは家族購入本限定です
★「恋歌」朝井まかて(講談社)
…
樋口一葉の師である歌人 中島歌子の一生
ひと組の夫婦の愛情物語として
幕末の水戸藩の歴史書として
女性歌人の生涯を知る文献として
とにかく読み応えのあるストーリーでした
何度も涙しました
歌子さんのことも、水戸藩の凄絶さも
何も知らずにいたであろう未来を思うと
Kさん!本当に本当にありがとうございます
こちらはブロ友さんがご紹介下さった一冊
未読の方には本気でオススメ致します
素晴らしい作品でした!
★「永い言い訳」西川美和(文春文庫)
…
不慮の事故で妻に先立たれた
一人の男性作家のお話
見ないふりをし続けた結婚生活の破綻は
妻の事故死という形でもたらされます
自分の内面を直視出来なかった男が
妻の死と向き合うことで再生するストーリー
妻と一緒に亡くなった親友の遺族
彼らの存在が愛おしくて堪りません
「誰かのために生きる」
生きていく上で一番必要なことを教えて
くれるお話です
結局映画は観に行けませんでした、残念
★「怒り」上・下 吉田修一(中公文庫)
…
閑静な住宅街で起きた凄惨な殺人事件
現場には意味不明の「怒」の文字
果たして犯人はどこへ逃亡したのか?
素性のわからない身近な誰かを
どこまで信じることが出来るのか
自分の中に生まれた疑心、疑惑、疑問、
この感情と向き合わねばならない時
人はどのように動くのか
こちらは強烈な作品でした
犯人が島で残した「怒」の文字の海に
ひーーーーーっ!!!!!!と本気で怯え
読了後は軽い放心状態に
人間の弱さ、脆さ、不可解さ、恐ろしさ、
あらゆる面が描かれて
吉田修一さんの奥深さをあらためて
知ることとなりました
Pさん、ご紹介下さりお礼申し上げます
★「羆嵐」吉村昭(新潮文庫)
…
日本の獣害史上最悪の大惨事
大正12年北海道で実際に起きた
熊による襲撃事件を描いたドキュメンタリー
面白いとか読めて良かったとか
そういう類の作品ではありません
ただただ事実は小説以上に怖ろしく
当時の過酷な状況に目を覆う有様
熊絡みの本は何冊か挑戦していますが
こちらは凄かった、、、
吉村昭先生のお仕事に一票!
★「森は知っている」吉田修一(幻冬舎)
…
吉田修一著書「太陽は動かない」の
プロローグ的な作品でした
主人公のスパイ、鷹野
彼がどのような経緯でその道に
足を踏み入れることになったのか
高校時代のお話
近年「ジョーカーゲーム」の結城中佐を
小説における最高のキャラクターと
位置づけてひとり勝手に
萌え萌え❤︎してまいりましたが
自分の中の中佐像が少し薄れてきたせいか
昨年読んだ「太陽〜」以降
中佐の場所に鷹野が鎮座している状態です
カッコイイ!不遇な少年時代を知り
余計好きになりました
娯楽小説として抜群に面白いシリーズ
次作も待ち遠しい!
散漫な文章を読んで下さり恐縮です(´ω`)
先日購入した本やバレエ仲間に借りた本が
目の前に積み上がっています
冬休み中に色々読む予定でおります
そういえば
森絵都さんの「みかづき」
どなたかすでにお読みでしたら
ご感想をお聞かせ下さい
読みたいのですが購入迷ってます。。。
年内は本日で締めようと思います
年明け、また皆様のブログに
お邪魔させて頂きます!
どうか良いお年をお迎え下さい
また時節柄ご自愛下さいませ
それでは〜