空の冒険 / 吉田修一 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




ブロ友P様の感想を拝読しまして
即、追っかけーー!
即、読みましたーー!




『 空の冒険 』吉田修一著


2008年から2010年まで
ANAの機内誌「翼の王国」に連載された
短編とエッセイをまとめた一冊です


まずは短編12編。。。
あれ?と思ったのはこの12編のタイトル

●女が階段を上る時
●居酒屋
●山の音
●赤い橋のぬるい水
●ドライ・クリーニング
●桜桃の味

そのほか…あれもこれもウフフ(>_<)
吉田さんの映画好きを知ってますからね~
全部、映画のタイトルでした!
内容は脈絡ないみたいですが
シャレオツ修一さんです 

好みだったのは
●女が階段を上る時
●居酒屋
●桜桃の味
全部じゃないけどP様とカブりましたwww
かなり短いお話ばかりでしたので
分かりやすい明るさで終わる作品に
魅かれました

ちょっと嫌だったのは
●ほえる犬は噛まない
主人公、神経質な女性は苦手でして^^;
ラストに良い兆し見えますので
それはそれでまぁいいかな

どれも読みやすくアッサリ
こんな吉田さんも楽しいですね

エッセイは
吉田さんが訪れた旅先の思い出話
こちら良いですよ
誠実で優しい思慮深いお人柄が
じんわり伝わってきました

選択することの贅沢さ、について

書いてらして激しく同意
旅の味わい方も大人の雰囲気が漂い
知的で品のある文章でした
 
静かに気分良く過ごしたい時に
おすすめしたい一冊です
P様、ありがとうございます(人゚∀゚*)