大崎善生さんの本
前回読んだ『聖の青春』が
とても素晴らしかったので
今回読む前からワクワクでした
ノンフィクションとの作風の違いも
知りたかったし、GOODタイミング!
「 ユーラシアの双子 」
(内容紹介より)
五十歳で会社を早期退職し、シベリア鉄道での大陸横断の旅に出た石井。二人娘のうち長女は五年前自ら命を絶ち、妻とも離婚。苦渋と共に過ぎ去った半生が車窓に浮かぶ。立ち寄った街で石井は、自殺を決意し同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの存在を偶然知る。写真の面影は今は亡き娘を彷彿とさせた。
エリカの自殺を思い止まらせようと、更新される彼女のブログを手がかりに追う石井。ついにベルリンでエリカと落ち合う。パリ、バルセロナを経て、償いと彷徨の旅は西の果てリスボンへ続く。果たして石井はエリカを救えるのか?悠久の大地を走破しながら、生と死の根源を問う、圧倒的スケールの長編小説。
☝(。-人-。)他力本願ですみません
うまくまとめられなくて、まるごと
内容紹介文をお借りしてきました
51歳の中年男性がシベリア鉄道に
乗り西へ西へと旅します
同じ旅程で旅行する方には
参考になります
街の様子や食べ物の描写が細かくて
上・下巻通しての印象は
ちょっとクドい
作者の好みなのか
登場する女性の皆さん
平均値をはるかに超えた美女ばかり
しかも全員細くて白くて
胸だけが大きい、、、なぜ?(笑)
物語は娘を自殺という
悲しいかたちで失くした
父親の再生を描いてます
良い話だと思いましたが
どっぷり入り込むことは出来ず
読了に時間がかかりました
優しくて思いやりのある
素敵な人達が出てくるので惜しい‼
と言ったら失礼ですね
(´Д` )ごめんなさい
これだけは書いちゃう…
シベリア鉄道で移動中に
以前不倫した女性のことを
思い出す場面
この物語には全く不要と思われる
ねちっこーいセックスシーンが
突如出てくるんです
大崎善生を清水一行か?と
勘違いしちゃうようなシーン
要らないでしょー!この部分
ある一部の読者へのサービスとしか
思えない!
丸裸の丸見え女性を見て
色っぽいとは思わないのと一緒で
何でも赤裸々に描いちゃったら
色気もムードもあったもんじゃない
全部描かないからこそ色っぽいのに
なんだか残念(-з-)
2回目の大崎善生さんは
新鮮であり意外でもありました
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