パーク・ライフ / 吉田修一 | 我が家の本棚

我が家の本棚

大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。


むずかしいなぁ
芥川賞作品って・・・


「 パーク・ライフ 」吉田修一著


読む前に一応覚悟はしていました
私には理解出来ないかも?と…


地下鉄で偶然出会った男女が
日比谷公園で偶然再会し
ちょっと会話して別れて
また別の日に日比谷公園で会って
またちょっと会話して別れて
この繰り返し、、、
主人公の男性は名前すら出てこず
この男性のちょっとした日常が綴られ
何にも始まらず
何にも起きず
ただなんとなくおしまい

あらすじには
恋愛がはじまる!みたいなことが
書かれてましたが
えっ!そんな場面あったっけ??
どこからはじまった??
あのラストがそうなのかな??


うーーーーむ(・Θ・;)


あっ日比谷公園の描写は細かくて
学生時代も会社員時代も
かなりな頻度でぼーっとしに
行ってたので
その部分を読むのは楽しかったかな
でもね
正直なんの話か分かりませんでした


もう一編収録されてました

「 flowers 」

こちらの方が好みでした
刹那的な若者の話で
全然愉快じゃないけれど
人のイヤーな部分を
淡々と冷めた感じで
描いてました
なんの話か
少し理解出来ました


吉田修一さんは
作品によってかなり作風が違うと発見

ここまで作風の幅が広い作家さんは
めずらしいかも

当たりがある作家さん!
だから
懲りずに次々読んでます(・◇・)
好きな作家さんですもん~♥





iPhoneからの投稿