あやし うらめし あな かなし/ 浅田次郎 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。


おはようございますm(_ _)m


クリスマス終わりましたね
皆様いかがお過ごしになりましたか?
我が家はこの時期
年に1度ですが
夫婦だけで夜、食事に行きます
23日に出かけました
楽しい時間でしたが…
やっぱり飲んじゃいました\(//∇//)\
2件目はホテルのBARでしたので
ベロベロ酔い厳禁‼ 淑女であらねばっ‼とミジンコ並みの理性でセーーブ!


25日を過ぎてしまうと
あっという間に大晦日&お正月モード
大掃除もだいぶ目処が立ち
昨日の午後は読書出来ました


浅田次郎著
「あやし うらめし あな かなし」

(内容紹介より)
著者が子どもの頃、伯母から聞かされた“こわい話”を元に書いた「赤い絆」
「お狐様の話」。作家になる前に体験したエピソードをふくらませた「虫篝」など、日本特有の神秘的で幼妖な世界で起こる、哀しみと幸いの奇跡を描く極上の奇譚集。「文学の極意は怪談にあり」を見事に体言した7つの優霊物語。

……

次郎さんお得意の奇譚もの
人の業、哀しみを美しく怖ろしく表現

「昔の男」というお話で号泣(T_T)
築地にある古い病院に勤める
若い看護婦の前に現れる病院長の霊
戦争で南方へ赴いたこと
戦地で起きたことを回想し
どうして彼女の前に姿を見せたのか
静かに穏やかに語ります
泣けて泣けて(iДi)

この作家さんを尊敬する理由の1つ
戦争で亡くなった方達に対して
いつもいつも誠実で真摯
悼む気持ちを忘れることなく
戦争はダメだという姿勢を貫いて
文章を書いているところ

この短編集
戦争の哀しさを描いた物語が他にも
収録されています

最後に創作秘話と自作解説を掲載
「僕が小説を書くときに考えていることはね、分かりやすく書く、美しく書く、面白く書く、この三つなんですよ。、、、」

分かりやすくて
美しくて
面白かったです



年内に今年読んだ本の
ランキングを書きたいなぁ。。。






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