愛は苦手 / 山本幸久 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。


おはようございます(^-^)ノ~~


体力の衰えのせいか
1日に2つ用事が入ると
夜はあっという間に

(@ ̄ρ ̄@)zzzz………撃沈

昨夜はコタツの中から
半目半落ち状態で
パパに「まりちゃん~帰るの?」
と意味不明な言葉を
話しかけたらしく
( ゜∋゜)
相当お疲れな自分が
愛おしくなった晩(゚ーÅ)

沈む前に読了しました

「愛は苦手」山本幸久著

帯に魅かれて購入
photo:01


9つの短編収録
主役の女性が全員アラフォー

★高校生の娘としっくりいかず、バブル夫に呆れる専業主婦
★不倫の末結婚、前妻の影を気にするパート主婦
★元旦那の女遊びの尻拭いに追われるシングルマザー
★中古一戸建てを買い、庭いじりを始める独身OL
★元上司の死の知らせに動揺する元フリーライター
★アラフォーでデキ婚、義父と同居することになった女性
★20年の愛人生活から放り出される女
★洋服のリフォーム屋さんで心は女性の美男子と働く1児の母
★姪っ子の家出騒動に巻き込まれるベテラン漫画家


「町子さんの庭」というお話は好き

中古一戸建てを購入した独身OL可憐
前住人が大切に作り上げた庭を放ったらかしにしていると、近所の人達から「町子さんが作った庭をこんなにしちゃって!」と叱られる…
町子さんって誰?
会社での立場も微妙な毎日
庭の草むしりでもするか、と一念発起
それがキッカケで
見ず知らずの町子さんを縁に
新しい扉が開きそうな予感…

どのお話も
大きな出来事や事件は
全く起こりません
主人公達は暴走したりキレたりせず
日常のほんの些細な
苛立ちとか我慢とか
そんな感情と折り合いをつけながら
頑張っている女性

面白いかどうかは
ちょっと何とも言えません
初めての作家さん

ただ男性が
この女性達を描いたのか( ̄□ ̄;)と
考えると
凄い洞察力です、怖いくらい


帯に
「みんなが優しかった20代。」とあり
思わず手に取り笑ってしまったんです

そう、優しかったですよ(>_<)
新橋や池袋で飲んでばかりの20代
会社の男性も優しかった
知らないオヤジも優しかった
隣りで飲んでたお兄さん達も優しかった
何だか飲み屋でリンゴとか桃とか
お酒以外に果物をよく貰いましたが
あれは何の優しさだったのかしら
子供だと思われてたのか

思わず遠ーーくを見つめました(笑)
ああっみんなの優しさが
今はとおいーーーーー(/TДT)/









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