D機関情報 / 西村京太郎 | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。



先日…
片付いていない書棚の奥に
キラッと光るタイトルの本を
発見しました Σ(・□・;)ぉぉ。。


引っ張り出して
見てみますと
かなり古い 西村京太郎先生の作品
文庫初版は1978年
(作品発表は1966年!)
多分義母から貰った本の中に
あったのでしょうー。



どうしても気になったタイトル!!

『 D機関情報 』ヽ(゜▽、゜)ノ


少し前から
ドップリとハマっている
柳広司さんの『ジョーカー・ゲーム』の主役 ♥結城中佐♥が作った
精鋭スパイ養成機関の名前と一緒‼


何かしら繋がりがあるかも(≧▽≦)
胸をときめかせて☆
読みましたよー!




結論

(  ゚ ▽ ゚ ;) かんちがいかなぁ


全く1ミリも関係なし
スパイ小説とありましたが


あらすじは

昭和19年の戦時下
貴重な資源である水銀を
スイスまで買い付けに行くという
密命を受けた軍人の関谷直人

金の延べ棒100キロを隠し持ち
航路を使って
まずはドイツへ上陸

途中で車は爆撃され
ヒッチハイクでスイスに入国
またもや爆撃を受け
意識を失っている間に
金塊を何者かに盗まれてしまう

金塊の行方を追ううちに
D機関、なるアメリカの組織が
絡んでいることを掴むが
その組織の目的は
和平交渉だった!

軍の命令を受けている関谷は
敗戦を確信しながらも
軍人としての使命をまっとうするか
命令に背いて
和平交渉の席に着くのか逡巡する


ソビエト、中国、ドイツなどの
スパイらしき登場人物が入り乱れ
誰が敵で誰が味方なのか
読んでいる側にも
なかなかわかりません


でも古い小説だからなのか


どのスパイも
現代が舞台なら
バレバレで
あっという間に殺られちゃう

しかも関谷
間一髪(*_*)多すぎ
何回も死んでるよーこれじゃ



ご都合主義的な展開はともかく
戦時下のヨーロッパで
この勝ち目ゼロの戦争を
早く終わらせなければ
という冷静な日本人が
何人もいたのは事実のようです




星は2つくらいですかね



マイ スウィート ハート♥
結城中佐は
そんじょそこらには
おらんかったです(iДi)

浮気しちゃって
ごめんなさい、中佐~m(_ _)m



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