昨日はチャラい⁇(ノ´▽`)ノ(笑)
ブログでしたので
今日は真面目に!( ̄ー☆~
「 カルトの子 」米本和広著
いくつかのカルト宗教を取り上げ、
その中で育った子供達ついて
どのような環境、状況にあったのか
そして脱退後の彼らが
どう日常を取り戻していったのか
丁寧に取材した本です。
第一章でオウム真理教が登場
オウム真理教の地下鉄サリン事件後
上九一色村の教団施設内に
警察が踏み込み
麻原彰晃が捕まったニュース
今でも鮮明に覚えております。
その際、保護された信者の子供
約110名。
数カ所の児童相談所で
1~2ヶ月一時保護されるのですが
教義のせいで親元から離されて
偏った食事
不衛生な部屋
不採光・・・など
ここに書ききれない程の
劣悪な環境に置かれてきた上
現世を否定する教義に晒されてきた為
保護直後は野放しに育った
野生児そのものだったようです。
スタッフの方々の
努力と愛情で
どの子供も急速に変化していく様子が
書かれていますが、凄まじいです。
何もしてもらえず育つ
尊師の教えだけを吹き込まれる
親が脱会し、
元の家族に戻れても
すぐに平和は訪れない
事件はあれだけ大々的に報道され
今なお話題に事欠かないオウム、
麻原彰晃の子供については
取り上げられることもありましたが
その他の子供達のことは
ニュースになりませんでした。
カルトはオウムだけではありません。
見えないところで
犠牲になっている子供が
相当数いることを考えます‥‥
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