ここ数日読んでいる
色川武大著
「 うらおもて人生録 」
ばくち好きの方だと
麻雀放浪記の阿佐田哲也氏
としてご存知かもしれません。
10代の若者と親に向けて
書かれたエッセイですが
優等生でなくても大丈夫
人生にとって大切な部分は
生きにくさや不便さの中にもある、と
背中を押してくれるというか
背中を摩ってくれるような文章です。
最近ちょっと考えさせられる事が
ありました。
「 わかる、ってことをなめては
いけない。じっとよく眺めることが
大事。そして用心深くならなければ
いけない。用心深くない人は駄目。
用心深く眺めたら、それを下敷きに
して認識を深める。
そこをつかんだら観念的でなく、身体にしみこませられるかどうか‥‥」
人はわりと簡単に
それ、わかるよーと言いがちです。
もっと慎重であれ!と
色川氏に囁かれた気分です。
そして
言葉にする時には
用心深さが必要であると
改めて認識した次第です。
何歳になっても
学ばなければならないことが
たくさんありますね(゚ーÅ)
Twitterでも呟きましたが
用心深さと想像力
きちんと身につけたいものです。
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