米国マネタリーベースが縮小する中で株高になることはない、というデータがあります。

 

すなわち、マネタリーベースが縮小すると、株価も下落する、ということです。

 

日本の場合は、米国市場に影響を受けるので、マネタリーベースが拡大していても米国市場が下落すれば株安になることはあります。

 

日本とアメリカとでは、市場規模が違いすぎるからです。

 

しかし、アメリカでは株式市場はマネタリーベースの動向にかなり影響を受けると言われています。

 

では、米国のマネタリーベースはどうなのか?

 

以下に、2018年4月までの日米マネタリーベースの推移が掲載されています。

 

https://lets-gold.net/chart_gallery/soros_chart.php

 

 

これによると、

 

2018年2月までは、米国マネタリーベースは前年同月比プラスで推移していますが

 

2018年3月~-1.14%

2018年4月~-2.19%

 

とマイナスで推移しています。

 

今後どうなるのか、がもちろん問題なのですが

 

ここから回復していくのか

 

それとも緩やかに減少していくのか

 

正直、全く予測できないです。

 

利上げとバランスシート縮小を粛々と進めていくのであれば、マネタリーベースは縮小していきそうだし、

 

何か特殊要因があり、利上げ停止や特殊イベント(北朝鮮やイランと戦争・貿易戦争など)による金融緩和措置などがあれば、マネタリーベースは再度拡大するのかもしれません。

 

 

何らのイベントがなければ、利上げとバランスシート縮小が進んでいくので

 

マネタリーベースは縮小し、株価も最初はゆるやかなレンジ相場による下落→急激な下落、

 

と推移していくように思えます。

 

普段は利上げしている時は、米国株は上昇を続け、利上げを停止したあたりで最高値となり、その後、下落に転じる→そして利下げ

 

という流れとなっています。

 

しかし、今回は、

 

利上げの最中でもすでに下落が始まっているように見えるのは、バランスシート縮小も同時に行われているからなのか、

 

マネタリーベースが縮小しているからなのか、

 

その理由は複雑系ゆえ、明確にはできません。

 

 

今の相場で、最後のひと上げがあるのか、

 

最後のひと上げ論者とそれもないとする論者と分かれているようですが、

 

最後のひと上げ論者だった、レイ・ダリオがその立場を撤回し、現在では

 

ネットでショート

 

の株式のポジションをとっているようです。

 

https://www.financialpointer.com/post-15262/

 

いろいろ判断が難しい状況です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前、

 

贖罪(湊かなえ)

 

という本を読んでいたら、

 

グリーンスリーブス(Greensleeves)

 

という曲の名前がやたら出てくるので、気になってyoutubeで聴いてみました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=kdjYlrvVFNo

 

そうすると、この曲何だか聞いたことがあるぞ、と思い、一生懸命過去を思い出してみたら

 

私の出た田舎の学校か公共施設か忘れましたが、下校時、または、公共施設終了時に

 

グリーンスリーブス

 

かかっていた記憶があります。

 

 

というのは、グリーンスリーブスは

 

学校の下校時などの定番の音楽

 

なんですね。

 

 

なにせ何かにつけ、グリーンスリーブスがかかっていたので、グリーンスリーブスを聞くと

 

もう帰らなきゃ

 

って無条件で刷りこまれてしまっているのです。

 

下校時に

 

季節の中に(松山千春)

 

もかかっていた記憶がおぼろげならがら甦ってきました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=JVxB-HExHyU&t=25s

 

小学校と中学校で下校時の音楽が違う音楽だったのか、そのあたりのことはよく覚えていないですが、とにかく故郷を思い出して懐かしい気持ちになりました。

 

 

グリーンスリーブスをwikiで見てみると、もともとは

 

16世紀ころイングランドで成立した民謡

 

とありました。

 

歌詞は以下のとおりです。

 

Alas, my love, you do me wrong,
To cast me off discourteously.
For I have loved you so long,
Delighting in your company.

Chorus:
Greensleeves was all my joy
Greensleeves was my delight,
Greensleeves was my heart of gold,
And who but my lady greensleeves.

ああ、私の愛した人は何て残酷な人、
私の愛を非情にも投げ捨ててしまった。
私は長い間あなたを愛していた、
側にいるだけで幸せだった。

グリーンスリーヴスは私の喜びだった、
グリーンスリーヴスは私の楽しみだった、
グリーンスリーヴスは私の魂だった、
あなた(レディ・グリーンスリーブス)以外に誰がいるだろうか。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%82%B9

 

 

こんな深い意味の歌だったとは。

 

一説には、ヘンリー8世が後に王妃となる

 

アン・ブリン(エリザベス1世の母親)

 

を想って作った歌で、英国人はグリーンスリーブスを聞くとアン・ブリンを連想するとか。

 

 

しかし、私にとっても昔を思い出させる本当に懐かしい曲です。

 

まさか、グリーンスリーブスを聞いていたあの田舎の小中学生が投資家になろうとしているとは、人生は面白い。

 

 

ちなみに、湊かなえの「贖罪」はミステリー要素満載で、代表作「告白」に勝るとも劣らない傑作だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4/24米財務省発表の米国債金利は、

 

10年米国債3%

 

となっており、久しぶりに3%を超えてきました。

 

現在は、2.95%程度ですが、3%というのは一つの節目であるので、それにタッチした意義は大きいと思います。

 

 

 

 

さて、どこまで10年米国債の金利は上昇するのか?

 

3%程度で止まるのか、それとも、論者によっては3.25%、3.5%あたりが限界、という意見もあります。

 

正直、将来はどうなるか分からないですが、実は、今回、3%超えに際して

 

非常に違和感を感じた事項

 

が一点ありました。

 

それは何か?

 

それは、4/24に10年米国債金利が3%であったのに、同日、

 

20年米国債金利3.08%

 

30年米国債金利3.18%

 

であったことです。

 

 

 

 

正直、

 

10年、20年、30年とほとんど変わらないじゃないか

 

というのが一番印象に残っています。

 

もしかして現在の市場は、10年後も20年後も30年後も

 

ほとんど3%強くらいの金利しか現段階では評価していないのではないか

 

こんなことで大丈夫なのか

 

10年ものが3%ならば、普通は30年ものの米国債は4%以上の金利になるはずではないのか

 

むしろ、2年米国債と10年米国債だけでなく、

 

いずれすべての米国債金利がフラット化するのではないか

 

と直感的に思い、何だか違和感のようなものを感じたのです。

 

30年ものの米国債を買って、30年間も3%強で金利固定されるのなら、

 

あまり金利が変わらない10年ものの米国債を買った方がマシだし、30年ものを買う意味があるのか疑問に思えたからです。

 

 

 

 

同じような疑問を大物投資家が有していたのが、自分の考えが追認されたようで嬉しかったです。

 

その大物投資家とは、ピーター・シフです。

 

シフも違和感を吐露しています。

 

https://www2.financialpointer.com/post-949/

 

 

 

 

 

そして、FRBのスタンスとしては

 

前議長のジャネット・イエレンは、

 

中国ショックのように市場や経済統計に変調が起きれば利上げを停止するという市場対話型

 

であったように思われましたが、現議長のジェローム・パウエルは

 

よほどの変調がない限り、四半期ごとに利上げを継続するし、バランスシート縮小も継続する、

 

市場が10%調整したくらいでは、利上げのペースは落ちない

 

というスタンスであり、FRBは

 

機械的に利上げをしていく、セミオート運転に移行した

 

と言えるかもしれません。

 

かつてグリーンスパン元議長は、2006年までFOMCごとに0.25%ずつ自動的に利上げしていっていましたが、

 

2006年に利上げは止まり、逆イールドになり、

 

その後、リーマンショックが起きました。

 

現在は、FOMCごとではなく、四半期ごとの利上げなので、利上げペースは遅いですが、

 

四半期ごとの利上げという自動運転

 

となると、グリーンスパン元議長の時のように、ある程度利上げのペースが読めるので、

 

またバブルを醸成するのか、最後の祭りがあるのか

 

逆に、今回はバランスシート縮小も同時並行で行われているので、より急速に引き締まるのか

 

など反対方向の動きが併存しており、とてもどうなるか読み切れないです。

 

 

 

 

 

加えて、30年米国債も金利がずっと3%強ならば、10年米国債も3%強あたりが限界で、

 

現在2年米国債が2.5%あたりなので、あと2回の利上げで逆イールドになりそう、

 

にも思えます。

 

逆イールドになれば、それ以上利上げはしないでしょうから(しても1回くらい?)政策金利はそのままにしてバランスシート縮小だけになりそうです。

 

さらに、市場がクラッシュすれば利下げを始める、ということでしょうか。

 

それとも、ここから、30年米国債が4%以上、10年米国債が3%以上になっていき、逆イールドにはならないのか。

 

ITバブル崩壊の2000年時の不況のように、2年半くらいS&P500がだらだらと下げ続けるのか、

 

正直、どうなるか全く分からないです。

 

ただ、違和感は残っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

本書は、

 

農林中央金庫、野村投資顧問、クレディスイス、日興アセットマネジメント

 

などの勤務を経て独立し、5000億円もの資金を運用していた実績がある

 

藤原敬之氏

 

の著作となっています。

 

 

藤原氏は米国株も売買したことがあり、その視点は参考になります。

 

ファンドマネージャーが景気判断や個別銘柄の投資判断をどのように考えているのか、その基準が具体的に書かれています。

 

景気判断などの基準は詳しくは本書を見ていただければいいのですが、藤原氏は

 

ダウ平均200日移動平均からの乖離率

 

ショート比率

 

企業インサイダー売り/買い指数

 

機関投資家弱気指数

 

などもチェックしているのは意外でした。

 

テクニカル分析はバフェットはしないですが、ファンドマネージャーは当然するのでしょう。

 

個別株では、PERやPBRに加えて

 

price cash flow ratio

 

を重視しているとのこと。

 

これらはファンドマネージャーごとに異なるでしょうから、何が正解という世界ではないと思います。

 

藤原氏も絶対的手法は存在しない旨述べています。

 

 

さて、私が一番興味を引かれたのは、表題の

 

日本人はなぜ株で損をするのか?

 

すなわち、

 

なぜ日本人は投資が下手なのか

 

というテーマです。

 

藤原氏は、欧米人、日本人、華僑(中国人)と比較する形で述べています。

 

藤原氏の考えは、欧米人はキリスト教の宗教観から

 

「現在の世界」と「神の存在する世界」は違う

 

今の自分とは違う別の理想とすべき何かがある

 

ゆえに、「今の自分」と「将来の理想の自分」という二元論的思考

 

を幼少時から持っている、とのこと。

 

よって、欧米人の価値は、理想とすべき「将来」におかれることになります。

 

一方、日本人は、「現在」に最高の価値をおいている、とのこと。

 

これは歴史的なものかもしれませんが、国を奪われることもなく、今住んでいる日本は永遠に続くので、

 

世界は「今」で成り立っていて、今の延長に将来があるに過ぎない、という考えらしいです。

 

なので、目の前にある現金、銀行預金こそが最も価値のあるもの、と考えるようです。

 

さらに華僑、中国人も宗教的には現世利益的な思考をするようですが、

 

歴史的な経験として、いつか故国を離れるかもしれない、今の繁栄が失われるかもしれない、政権から財産を没収されるかもしれない

 

という思考なので、常に将来に備えておくべきであり、投資はその有力な手段である、

 

投資が上手であれば世界中どこでも生きていける

 

なので、投資が上手な人と結婚したい

 

という思考方法を有している、とのこと。

 

 

確かに、周囲の人を見ても日本人は

 

20年30年先を考えて投資をしている人はいない

 

今が何とかなれば、将来も何とかなる

 

そんな何十年も先のことを考えてどうするの

 

という方が多いように思えます。

 

車は維持費がかかりますので、車を持っている人と意識して持っていない人で、20年で1,000~2,000万円もの資産格差が出てきています。

 

20年後に「結果」として示されると分かりますが、20年前にそれを想定して行動している周囲の人物はほぼ皆無です。

 

また、現在お金持ちの人と結婚したい、という日本人は多いと思いますが、

 

今はお金や学歴はないが、投資が上手で将来かなりの資産を築くと思われる人と結婚したい、

 

という日本人は全くと言っていいほどいないのではないか、と思われます。

 

日本人が投資による将来に価値をあまり置いていないからです。

 

現在お金持ち、とか、現に有名大学卒、など価値は現在に置かれているからです。

 

とするとやはり日本人は投資下手、ということになりそうです。

 

つまり一般的日本人は、死が二人を分かつまで人生をともにする生涯の伴侶に、現在はパッとしないが将来は大富豪になるバフェットのような人物を選ぶことができない、ということになります。

 

 

米国株ブログ村にいらっしゃる方は、複利の効力や投資の基礎も理解していらっしゃる方なので、

 

それだけで普通の日本人よりは有利な立場にあるのかもしれないように思えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界やアメリカの長者番付については

 

フォーブス

 

が報じているので、そちらを参考していただければいいのですが、そこでは

 

ジェフ・ベゾス

 

ビル・ゲイツ

 

アマンシオ・オルテガ(ザラの創業者、スペイン)

 

ウォーレン・バフェット

 

カルロス・スリム・ヘル(通信会社、メキシコ)

 

などの面々が登場しているのは周知のとおりです。

 

なので、ここでは詳しく述べません。

 

 

やはり留学していた英国のことが好きだし、気になるので以下、

 

サンデータイムズ・リッチリスト2017

 

について述べてみたいと思います。

 

http://features.thesundaytimes.co.uk/richlist/live/richlist#profile-1

(注:現在はログインできない)

 

気になったところでは

 

1位のヒンドュジャ兄弟と3位のルーベン兄弟はインド系、4位のラクシュミ・ミッタルはインド人

 

2位のブラバトニックはソ連生まれのユダヤ人、5位のウスマノフと13位のアブラモビッチはロシア人

 

6位のエルネスト・ベルタレッリはスイス人

 

です。

 

すなわち、1位から6位までは全て外国人、ないしは、外国生まれの者が英国長者番付の上位にいるということです。

 

アメリカや日本よりも国際化が徹底している感じです。

 

アメリカでもトップ3は、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェットとすべて生粋のアメリカ人なので。

 

他にめぼしい人物は、

 

9位にウェストミンスター公爵

 

14位にダイソン(掃除機など家電で有名)

 

17位にカドガン伯爵

 

となっています。

 

1位のヒンドュジャ兄弟の資産額は、1ポンド150円だと

 

2兆4300億円(162億ポンド)

 

なので、アメリカと比べると、少ないように思えます。

 

アメリカ1位のジェフ・ベゾスは、1ドル107円だと

 

11兆9840億円(1120億ドル)

 

ですので。(2018年版フォーブスより)

 

https://www.forbes.com/billionaires/list/

 

 

さらに、

 

最も裕福な貴族(The wealthiest aristocrats)

 

というリストもありました。

 

http://nuk-rich-list-ui-2017-uk-prod.eu-west-1.elasticbeanstalk.com/richlist/view/group88#list

 

以前、エリザベス女王よりも裕福な14人の貴族、という記事をアップしましたがその続きのリストだと思っていただければ幸いです。

 

https://ameblo.jp/hannibal23/entry-12313580264.html

 

正直、英国の大学に留学して、

 

Lord(ロード)

 

Lady(レディ)

 

といった貴族の呼称を持つ人物が出てきたのには本当に驚きました。

 

現代でも、貴族の令嬢たちがドレスを着て羽根飾りのついた帽子をかぶって、郊外を馬車で移動していたのも見ましたし(映画の撮影ではない)、

 

ダイアナ妃の実家であるスペンサー伯爵家のオルソープ・ハウスなどに遠足(エクスカーション)に行く、という企画もあり刺激的でした。

 

留学生の中でも、フランス人は貴族自体をあまり好きではなかったように見えましたが、タイ人は王室(His Majesty)宮内庁から派遣されてきていたし、中国人、韓国人、メキシコ人その他は面白がっていました。

 

それ以来、英国貴族やヨーロッパの王室に興味を持ちました。

 

加えて、今では、彼らの家の名誉と義務、ライフスタイル、財産維持の方法にも興味を持っています。

 

 

以下、気になったリストについてピックアップして述べてみたいと思います。

 

3 レディ・シャルロット・ウェズリー

資産5793億円(1ポンド150円で計算)

以前紹介した、エリザベス女王よりも裕福な14人の貴族、の中には入っておらず、今回、新規にリストに入りました。

レディ・シャルロットは、ナポレオンを完全撃破したウェリントン公爵家の令嬢であり、コロンビアの大富豪一族(世界2位のビール会社SABミラーの15%の株式を有している一族)であるアレクサンドロ・サント・ドミンゴ氏と結婚したことにより、ランクインしたようです。

貴族の娘なのでレディの称号は保有できますが、彼女自身は既に貴族ではないです。

レディ・シャルロットの例を見て思うのは、社交とか人脈というのを最大限に活用するのが本当の貴族である、ということです。

普通の人は5000億円超もの資産を有する人物とアクセスできないです。

そのような人物とアクセスできる、むしろ、アクセスできる人脈を作るのが貴族や王族の真骨頂なのでしょう。

 

16 エリザベス女王

資産540億円

The crownという王権自体には土地だけで何百万エーカーもの凄まじい富が付随しています。

またロイヤルコレクションという宝石類や歴史的作品の価値も大きいです。

しかし、それらはエリザベス女王個人の資産ではないです。

女王個人としては、相続によりサンドリンガム・ハウスやバルモラル城を保有しています。夏と冬の離宮になっているようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E5%9F%8E

ちなみに、英国の土地法(Land Law)は面白くて、土地の所有者は女王陛下(正確にはThe Crownという王権が所有者)であり、女王陛下が国民に土地を貸している、という体裁をとっています。実際は国民に完全な所有権があるのですが(freeholdという)、そのような形式をとっているのは面白いです。

leaseholdでは99年貸すとかもありますが(99年賃貸をさらに10年~30年の期間に分けて貸したりもする)、英国が中国から香港を99年租借した、というのも英国のLand Lawの考えの延長だと思われます。

 

17 ソールズベリー侯爵

資産502.5億円

ガスコイン・セシル家が世襲しています。

エリザベス1世の時代から政治家を輩出している家系で、その時代の大臣だったウィリアム・セシルがその地位を利用して相当な蓄財をしたことがソールズベリー候の財産の基礎となっています。

ノーサンバーランド公、ダービー伯、シュローズベリー伯が武官的な性格だとすると、ソールズベリー候は文官の性格を持っていると言えます。

ヴィクトリア女王の時代に、3度も英国首相を務めたロバート・ガスコイン・セシルが特に有名です。

邸宅であるハットフィールド・ハウスには日英同盟のため伊藤博文も訪れたという由緒ある邸宅です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9

ちなみに、この前、ロシアの二重スパイであったセルゲイ・スクリパリ氏に神経毒と思われる物質が投与された事件があった場所がソールズベリーであり、大聖堂が有名な古都です。

 

23 バクルー公爵

資産319.5億円

バクルー公は250,000エーカーもの所領を持つヨーロッパ最大の地主です。

250,000エーカーというのは、東京23区の1.67倍くらいの所領です。

個人がこれだけの土地を所有しているのは、日本では到底考えられないです。

かつて江戸時代から日本一の地主と呼ばれたのは山形県酒田の本間家でしたが、戦後の農地改革で土地を大幅に失っています。

バクルー公は大土地所有者としてはある種の奇跡的存在だと思います。

バクルー公はモンタギュー・ダグラス・スコットという英国でも珍しい3重姓になっています。もともとスコットという姓でしたが、モンタギュー家、ダグラス家の資産を母系を通じて相続したので、3重姓に改姓したようです。

本拠地はボウヒル・ハウスです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Bowhill_House

他にも、ベルサイユ宮殿を模したボートン・ハウスや、ドラムラリング城を有し、美術品や工芸品も超一級の物を所有している大富豪です。

 

25 マールバラ公爵

資産282億円

バトル・オブ・ブリテンを指揮して英国を第2次世界大戦勝利に導いたウィンストン・チャーチルの本家です。

邸宅はブレナム宮殿という世界遺産でもある非常に有名なカントリーハウスで、資産価値は大部分がブレナム宮殿の不動産価値だと思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%83%A0%E5%AE%AE%E6%AE%BF

ゆえに、公爵家はブレナム宮殿の維持費だけで四苦八苦しており、過去にはアメリカ人大富豪の娘と結婚して、宮殿の維持に努めています。

正式な姓は、スペンサー・チャーチルという2重姓です。これはいったん公爵の娘がスペンサー家へ嫁いで男子を産んだのですが、本家のチャーチル家が断絶したので、その男子がスペンサー家のみならずチャーチル家も相続して、スペンサー・チャーチルという姓になりました。

 

28 ボーフォート公爵

資産225億円

邸宅はバドミントン・ハウスであり、広大な所領を利用した狩猟(バドミントン・ハント)がお家芸となっています。

https://en.wikipedia.org/wiki/Badminton_House

ランカスター王家の非嫡出子の系統で、古い家系なのですが、所領維持に成功して裕福なままです。

他の古い家系の貴族である、ノーフォーク公、ダービー伯、シュローズベリー伯などは相続や当主の不如意で大幅に所領を手放しているのに比べ、ボーフォート公は富豪のままです。

10世公爵ヘンリー・サマーセットは、他の貴族が所領を大幅に減らす中でむしろ所領を増やすことに成功し、現在でも52,000エーカーもの所領を維持しているので、10世公の手腕が卓越したものだったのでしょう。

ボーフォート公は狩猟がお家芸のためか血の気の多い話が多く、ヴィクトリア女王に食って掛かったり、偉大な宰相ウィンストン・チャーチルに対しても「できたらわが家の猟犬で八つ裂きにしてやりたい」と公言していたとか。

 

34 ロクスバラ公爵

資産187.5億円

イニス・カー家が世襲しています。全世界のカー姓のクランチーフ(族長)です。

スコットランド貴族はクランチーフが貴族になることが多く、例えば全世界のキャンベルという姓のクランチーフはアーガイル公爵、ゴードンという姓のクランチーフはハントリー侯爵、となっています。

簡単にいえば、ロクスバラ公は、世界中のカーという姓の大親分のような感じでしょうか。

ちなみに、アーガイル公の居城修理に巨額の費用が必要となり、アーガイル公自身がとてもその支出を賄えない時、全世界のキャンベル姓の者から寄付が行われ、無事、居城の修理ができたという話もあり、まだ、族長の権威及び一族とのつながりのようなものも存在するようです。

ロクスバラ公の居城であるフロアーズ城は本当に重厚であり、かつ、壮麗です。

https://web.archive.org/web/20141129192558/http://www.roxburghe.net/castle

 

34 スペンサー伯爵

資産187.5億円

ダイアナ元妃の実家です。現在はダイアナ元妃の弟がスペンサー伯を継承しています。

実は、先ほどのマールバラ公の方がスペンサー家の本流であり、スペンサー伯は分家筋です。

先祖は羊飼いで羊毛業者だったようですが、当時、国内随一の現金保有者ということで貴族になっています。

スペンサー伯も先代から所領や邸宅の維持のため、書画骨董を売却しているようで、徐々に家計は苦しくなってきていると思われます。

スペンサー家は美人の家系として知られており、ダイアナ元妃の他にも、デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナ・キャベンディッシュ、作家でメルバーン子爵夫人のキャロライン・ラムなどが特に美人で有名です。

ただ、ダイアナ元妃で思い出したのですが、かつて大衆紙には「ダイアナの脳は小鳥なみ」などというショッキングな見出しが躍るなど、イギリスのブラックジョークは凄まじいです。同様のことは、日本ではとてもできないですね。

本拠地はオルソープ・ハウスです。

https://en.wikipedia.org/wiki/Althorp

 

 

富豪貴族リストにのっている、マールバラ公やスペンサー伯ですら、すでに家計が苦しくなってきているので、

 

他のリストにのっていない貴族はもっと苦しいと思われます。

 

立派なカントリーハウスを維持できずに手放す貴族も多く、日本の多くの華族が没落していったのと同様、盛者必衰なのかもしれません。

 

 

ちなみに、当ブログのアイコンの白亜の城は、サザーランド伯爵の居城であるダンロビン城です。スコットランドにある城ですが、英国のなかでも特に美しい城です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BIとAIって、ベーシックインカムと人工知能?

 

と普通は思います。

 

しかし、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの伊藤穣一所長は

 

ビフォアインターネット(Before Internet)とアフターインターネット(After Internet)

 

という意味で使用しています。

 

どういう意味なのでしょうか。

 

 

伊藤所長は、ビフォアインターネットの時代は

 

物事は比較的シンプルで、未来を予測しやすく、学んだことを繰り返していれば生活でき、ある程度予定調和が通用する時代だった

 

と言っています。

 

そして、一流大学の学位やMBA(経営学修士)を取得して、トヨタのような一流会社で働けば成功が約束される。

 

そんな画一的な教育が有効だった時代とのこと。

 

物事は比較的、高価だったためじっくり考え、失敗しないように計画を立てることが必要な時代。

 

失敗のコストが高かった時代だからです。

 

MBA取得者が力を持ち、エンジニアが弱かった時代でもあります。

 

この時代は、ゴールが明確なため、富士山登山のように決められた道を通って目的地を目指します。

 

この時代には、問いではなく、正しい答えを導くことが重要で、この時代に有効なアプローチは論理的思考ということになります。

 

 

しかし、インターネットが登場して世界は劇的に変化します。

 

アフターインターネットの時代は

 

世界はより複雑になり、物事を予測することが難しくなった時代である、

 

と伊藤所長は述べています。

 

この時代には、受動的な教育の重要性は相対的に下がり、

 

自分は何をしたいのか、そのために何を学ぶのか、

 

という目的意識のある自己学習が重要になってくる。

 

物事は圧倒的に安価になったため、失敗するコストが下がり、

 

失敗しないことよりも失敗しながら学ぶ、起業家マインド

 

こそが重要になってくる。

 

この時代は、理論に強いMBA取得者よりも、創造する力を持つエンジニアやデザイナー、クリエイターが力を持つ時代となる、

 

ということです。

 

アフターインターネットの時代は、物事が複雑なため、刻々と状況が変わります。

 

そのため、明確な目的地さえも分からず、波乗りするように、試行錯誤を繰り返していくしかない。

 

この時代には、正しい答えなど存在しない。

 

むしろ、何を問うか、こそが重要になってくる。

 

すなわち、この時代で重要なのは、「答え」ではなく「問い」ということになる。

 

と、以前と全く違う世界が姿を現した、と伊藤所長は述べています。

 

 

アフターインターネットの時代の日本における寵児は

 

ゾゾタウンの前澤社長

 

と言えそうです。

 

前澤社長はそもそも大学に入学していないです。高卒です。

 

にもかかわらず40代前半で3000億円とも4000億円とも言われる資産を有しています。

 

日本の最高学府である東大を卒業して、40代前半でそれだけの資産を有する人物がいるでしょうか、恐らく1人もいないでしょう。

 

今の時代はインターネットにより起業コストが劇的に下がっているので、前澤社長は日本ではその恩恵を最大限に受けた人物でしょう。

 

アメリカで言えば、起業コスト低下により、

 

フェイスブックCEOのマーク・ザッカーバーグやテスラCEOのイーロン・マスク

 

が、その恩恵を受けた人物の事例として浮かびます。

 

 

投資でもそうかもしれません。

 

投資も昔は、バフェットの言う所の

 

フリーキャッシュフローが毎年順調に増えていく予定調和のwide moat企業

 

に投資していれば、莫大なリターンが得られました。

 

バフェットにとっては、静止しているボールを打つような作業だったのではないか、と思われます。

 

しかし、最近ではそのような企業への投資のリターンは明らかに少なくなってきています。

 

それこそがバフェットが近年苦戦している本当の理由でしょう。

 

アフターインターネット時代では、より物事が複雑化し、投資も昔ほど予定調和ではなくなってきた、ということかもしれません。

 

 

だからと言って対策がないわけではないです。

 

そもそも、人間社会のことなので、やはり人間社会の中にその答えはありそうです。

 

答えより問いの方が重要なのだとすると、常に、

 

その企業は未来はどうなるのか、どのような立ち位置になるか、成功をイメージできるのか、

 

資料に立脚したうえで、問い続ける作業が必要でしょう。

 

一定の技術力があれば、人工知能にシミュレートさせてもいいし、

 

そのようなことが面倒ないし適性がないと思うなら、S&P500連動ETFに投資して配当再投資しておけばいい、

 

ということなのでしょう。

 

孫子のいうところの、相手に応じて、状況に応じて無数の手段を用意して、その上で勝ちを得る、それこそが「神」である、という時代です。

 

 

問題なのは、

 

ビフォアインターネットとアフターインターネットで劇的に世界は変化した

 

しかし、日本ないし日本人だけは未だビフォアインターネットの時代の思考様式で動いている(東大出てトヨタ勤務してれば安泰のような)

 

そして、何だか少しおかしいぞ(大卒の自分は苦境に陥っているのに前澤社長のような人物もいる)、と思いつつも頑固に自分の殻に閉じこもっている

 

なので、世界が根本的変化したことをまずは認識すべき、

 

その上で、どのように対応すればいいのか思考を重ねるべき、

 

ということなのかもしれません。

 

 

そのようなことは誰しも漠然と認識し始めているはずです。

 

それを、はっきり言語化して認識できる機会を与えてくれたという意味で、伊藤所長に感謝したいです。

 

 

 

 

最近、

 

日本は格差社会である

 

という論調を耳にすることが多いです。

 

しかし、格差社会どころか、

 

日本は階級社会である

 

とまで言いきっている書物は、現時点では橋本教授の著作しかない気がします。

 

かつては、日本社会は

 

一億総中流

 

と呼ばれ、格差が小さい社会でした。

 

しかし、現在は格差が大きくなってきているのは、データ的にもごまかすことができない事実です。

 

正直、格差と階級は明白に違います。

 

格差というのはその世代だけ差があるようなイメージですが、階級となると世代を超えて格差が承継され、階級を移動することは困難になってきます。

 

そして、ついには階級が固定され、言葉や、文化や、経済資本、居住地なども違ってくるようになります。

 

 

橋本教授は、日本の階級を以下の5つに分けています。

 

1.資本家階級(経営者・役員):254万人、就業人口の4.1%。平均世帯年収男性1070万円、女性1039万円。平均資産総額4863万円(金融資産2312万円)。


2.新中間階級(被雇用の管理職・専門職・上級事務職):1285万人。就業人口の20.6%。平均世帯年収男性804万円、女性788万円。平均資産2353万円(持ち家がない人は935万円)。


3.正規労働者階級(被雇用の単純事務職・販売職・サービス職・その他マニュアル労働者):2192万人、就業人口の35.1%。平均世帯年収男性569万円、女性687万円。平均資産総額1428万円(持ち家がない人は406万円)。貧困率2.6%。


4.旧中間階級(農民・中小自営業者など):806万人、就業人口の12.9%。平均世帯年収587万円。平均資産総額2917万円。貧困率17.2%。


5.アンダークラス(非正規労働者):929万人、就業人口の14.9%。平均世帯年収343万円。平均資産総額1119万円(持ち家がない人は315万円)。貧困率38.7%。

 

 

分類の方法や是非は賛否両論ありそうですが、正直言って、この数字と現実は衝撃的です。

 

全部足すと5466万人ですが、これは就業人口です。

 

就業者と同世帯の家族もこれらと同一の階級に分類される、ということでしょう。

 

より恐ろしいのは、いったん階級ができると、現在の数字よりもさらに格差が開いてくる、ということです。

 

現時点での資本家階級の平均資産総額4863万円、これくらいならもうすぐ行けそうだ、

 

なんて思っていたら、10年後には資本家階級の平均総資産額が1億円くらいになっているかもしれないですし、

 

20年後には2億円になっているかもしれません。

 

欧米の例からは、豊かになる者はさらに加速度的に豊かになっていきます。

 

もちろん、逆もしかりです。

 

 

なお、階級の本場の英国では

 

1.upper class(上流階級)~貴族、地主(バロネット、ナイト、エスクワイヤなどのジェントリ)、大資本家など

 

2.upper middle class(中上流階級)~医師、弁護士、判事、大学教授などの専門職

 

3.middle middle class(中中流階級)~一般的サラリーマンなど

 

4.lower middle class(中下流階級)~中小規模雑貨商、自営業者など

 

5.working class(労働者階級)~単純労働に従事する者

 

と分類されており、日本以上の桁違いの格差があります。

 

これは英国は何百年も階級社会であり階級が固定化されているため、何百年も資本蓄積された結果

 

天と地ほどの格差

 

が生じた、と思われます。

 

アメリカも実質的に階級社会であり(高等教育を受けられる格差が固定化されつつある)、日本の未来の姿を現しているのかもしれません。

 

実際、アメリカでは1980年代までは億万長者も一般の中間層と同じような地域に住み、同じような話題を共有し、交流もあったということですが、1980年代からは億万長者が街から流出して新しい億万長者用の街に住みだし、現在では中間層や貧困層と交流が断絶している、ということです。

 

 

ちなみに、日本では億り人は世帯の2%くらいなので、

 

億り人になれば、現時点では、経済的には資本家階級(すなわち上流階級か)に入りそうです。

 

ただ上流階級というのは経済力だけではないです。

3億円の宝くじに当たった者が上流階級に入れないように、文化資本というものが承継できるか、が鍵となってくるようです。

 

欧米のように内輪だけの文化資本や経済資本が形成され、それが子孫に承継されていくと

 

上流階級だけの共通の話題、趣味、話し方、考え方などが形成され、ついていけなくなる

 

他の階級から上流階級に入れなくなる

 

そして、階級は固定化される

 

ということになります。

 

 

今の日本は激動の時代と言えると思います。

 

この流れは個人レベルでどうこうできるモノではないです。

 

もともと日本は公家や大名、後の華族という上流階級がかつて存在して経済面や文化面をリードしていたので、階級に親和性があるのかもしれません。

 

むしろ、一億総中流の方が長い日本の歴史から見れば例外だった、ということなのでしょうか。

 

橋本教授が指摘しているように、中間層の没落が急激にすすんでいる現状は、特に注意すべきです。

現在の中間層は1つの失敗でアンダークラスへ転落する危険を常に孕んでいます。

 

ピケティ教授が過去200年の世界経済を調査して膨大なデータから結論付けた、

 

r(資本収益率)>g(経済成長率)

 

という公式からも、あくせく働くよりも配当収入や賃料収入などの資本が資本を生む方が儲かる、という圧倒的現実からは、

 

格差拡大、ないしは、階級の形成・固定化

 

というのは資本主義社会の必然なのかもしれません。

 

 

個人レベルでは上記のような議論があることは念頭に置きつつ、ひたすら現実の中で踏ん張るしかないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、札幌に出張して

 

投資用不動産の最終決済

 

を完了させてきました。

 

札幌市中央区所在の一棟マンションだったので、現地で決済する必要があったからです。

 

買主の方は、セレブオーラが凄い優雅で上品なマダム、という感じの方で、一族の資産運用会社を経営していて、かつ、都銀プライベートバンカーがついている超VIPということだったので(有名全国的企業の創業者の親族という話でした)、

 

恐らく資産100億円超クラス

 

の方だと思われました。

 

今回の不動産取引も銀行ローンを組まず現金一括で購入されていましたので、そのことが容易に伺えます。

 

投資用不動産の取引をしていると、時々、底なしのお金持ちに相対することができるので、

 

超大富豪の振る舞いや話術を体験できる

 

現在、超大富豪はどのようなことに関心があるのか

 

資産維持をどのようにして行っているのか

 

どこまで積み上げればその域に達することができるのか

 

などと、参考にすべきことが多いです。

 

札幌では、有名ジンギスカン店のだるまへ行ったり、久しぶりに北海道大学キャンパスをのんびり散歩して観光するなど、堪能できました。

 

札幌は1年間住んでいたことがあるし、妻の出身地でもあるので、大好きな街のひとつです。

 

 

さて、都銀さんへローンの一括返済も終わり、

 

本当にほっとするとともに、ついにフルインベストメントができる

 

ことになりました。

 

早速、東京に帰って今回の取引で生じた余剰資金について、106円台でドル転をしました。

 

4月からも頑張りたいです。

 

アメリカ株が下げています。

 

3/21のFOMC当日の下げは少なかったですが、それ以降ではNYダウが

 

3/22

-2.93%

 

3/23

-1.77%

 

とまとまった形で下げています。

 

 

実は、FOMC当日の3/21に

 

いったん全株売却してノーポジション

 

になっていました。

 

理由は、

 

パウエル議長はややタカ派よりなので、FOMC後は下げるのではないか

 

トランプ大統領が翌3/22に対中国の懲罰関税を具体的に発表すると言っていたことから、単なるポーズではなく本当の貿易戦争に発展するかもしれない(今までは単なるポーズでどこかで妥協してくると思っていたので)

 

2月の下げによる投資から3/21時点まで、ネットで11%強、手取りで9%強の利益が出ていたので目標の10%利益をほぼ達成していた

 

からです。

 

3/21の寄り付きはプラスになっていたので、これはありがたいと思い、すぐに全株売却しました。

 

 

そして、3/22にNYダウが

-2.93%

-724ドル

 

下げていたので、タイミング的にはいったんノーポジションにしたのは良かったのですが、

 

3/23

の寄り付きが微差のマイナスで、プラ転しそうな勢いだったので

 

-724ドルと十分下げたし、貿易戦争も織り込み済みだろうから

 

NYダウが微差のマイナスのうちに、いったん売った個別株を買い戻してしまえ

 

と思い、個別株を買い戻しました。

 

実際、その後、プラ転していたので良かったと思って寝てしまいました。

 

 

ところが、朝起きたらNYダウも個別株もかなりのマイナスになっていて、驚きました。

 

やはり、タイミング投資は難しい、というか、無理ですね。

 

まあ、-724ドルの下げは食らっていないので、1勝1敗ということなのかもしれませんが、

 

また、戻ることを信じてホールドし続けるしかないです。

 

 

個人的には、米国株はレンジに入ったのかもしれないと考えています。

 

すぐには不況がくるとは思えない

 

逆イールドにはなっていない

 

米10年国債利回りが3%を超えていない(3.5%がデッドラインという論者もいます3%は節目なので)

 

減税や財政政策による底上げが2018年度はありそう

 

などから、ここから一方的に株価が下落していく、という感覚ではないです。

 

貿易戦争や北朝鮮・中東リスクなどの下方向のリスクはありますが、材料的には強弱混在であり、

 

むしろ、下方向なのかもしれませんが、レンジ取引になるのではないか、と考えています。

 

もちろん、株価が一方的に下落してもいいように、下げが少ないと想定される個別株へ投資して、防御はしています。

 

ちなみにJNJなどの超大型株ではないです。

 

 

3/23の性急な参入はポジポジ病の一種かな、と思い反省しています。

 

投資家は大なり小なりポジポジ病を患っている気はします。

 

完璧なタイミングでの投資は無理なので、買ったらほったらかしの長期保有で楽したい

 

と思いますが、やはり人間なので株価を気にしてしまいます。

 

本格的な下落が来る前に少しでもタネ銭を増やしておきたい、という心情があるので、今回はそこをマーケットにつかれた気がします。

 

 

最終的には株価をあまり気にせず投資を継続することの方が、資産を築けるはずなので、

 

毎日、株価を見るのをやめる

 

ここから一生保有もアリなのかもしれない

 

とも考えています。

 

久しぶりの投資なので、どうしても株価を毎日チェックしてしまいますが、それもやめた方がいいのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投資方法っていろいろあるように思えますが、自分的には実は

 

2種類しかないのではないか

 

と考えています。

 

それは、グロース投資とバリュー投資?

 

それとも、投資的手法と投機的手法?

 

いえ、もっと包括的に言えば、投資方法は

 

正攻法と奇策の2種類

 

です。

 

 

どういうことなのか。

 

すなわち、相当な資金があり、複利効果により将来に相当な資産になることが計算できるのであれば

 

S&P500ETFのVOO

 

ヘルスケアETFのVHT

 

生活必需品ETFのVDC

 

ナスダック100連動のQQQ

 

ワールドストックETFのVT

 

などが正攻法の投資となります。

 

個別株でもジョンソン&ジョンソン(JNJ)のような安定的な超wide moat銘柄も正攻法の投資といえそうです。

 

これらのETFや超安定個別株に投資して、配当再投資をしていれば自然と財産は増加していく可能性が高いです。

 

 

一方、相当な資金がなく、まず、一定程度のタネ銭を作りたいと考えているのであれば

 

2倍株、5倍株、テンバガー株などを狙って、個別株へ投資しなければならない

 

といえるかもしれません。

 

これは奇策です。

 

正攻法のみでは投資ひいては人生で勝ちにくいので、まずは少し無理をして一定のタネ銭を作らなければならない場合などに有効です。

 

もちろん、奇策が成功して一定のタネ銭ができたら、正攻法へ移行してもいいでしょう。

 

奇策は、米国個別株投資だけではなく、

 

その他の国の個別株投資

 

FX

 

信用取引

 

副業

 

不動産投資

 

美術品投資

 

なども含まれるかもしれません。

 

不動産に精通されている方は、不動産投資こそが正攻法になる可能性もあります。

 

これは、人それぞれだと思われます。

 

 

重要なのは、

 

投資方法としては正攻法と奇策の2種類しかないが、その組み合わせは無数であり、

 

状況に応じて、相手に応じて、手段を絶えず変化させて無数の対応パターンを作りだしたうえで資本及び労力配分を決定する、

 

自分の強みと弱みを押さえた上で、正攻法か奇策かをどう配分するか、十分に把握している

 

その上で、最終的な勝利をつかむ(すなわち、億万長者になる)

 

ということでしょう。

 

まさに、孫子の謂う所の世界です。

 

 

無数の対応パターンといっても、投資においては

 

正攻法のみで攻略する

 

最初は奇策で少し無理をして、ある程度の財産ができたら正攻法へ移行する

 

または、一定の財産がある場合も、当初から奇策と正攻法を組み合わせる

 

または、奇策一辺倒で押しまくる

 

くらいしかないのではないかと思われます。

 

奇策の内容に、副業・不動産投資・美術品投資などを組み合わせるとさらに複雑になりますが、

 

それは個人の専門や対応能力の範囲で決定すればいいように思われます。

 

 

そう考えてくると、ほとんど無限のように思えた投資パターンも、実は数パターンしか存在せず、文学的感傷に酔うまでもない、ということになります。

 

孫子では、戦いは正攻法でぶつかり合い奇策で勝敗を決する、とされますが、

 

人間の能力の全てをフル動員しなければ勝てない戦(いくさ)とちがって、投資のほうが局面が限定されておりより容易に勝ちやすい、といえるのかもしれません。

 

正攻法で全額VOOで運用する、というのがあまりにも刺激がなく退屈であるならば、

 

VOO で正攻法        80%

テンバガー狙いの奇策   20%

 

という配分もアリなように思えます。

 

VHTで正攻法              80%

CUREでレバレッジをかけた奇策   10%

美術品投資の奇策           10%

 

などもありうるでしょう。

 

ただ、それがもたらす少しばかりの興奮は、人を殺す退屈という毒から免れることができ、かつ、人生に適度な刺激を与えてくれるかもしれません。

 

 

自分はどうなのか、ですか。

 

自分は、ETFのみならずもっと刺激を求めて米国個別株も組み入れます。

 

レバレッジはかけないですが、不動産投資、美術館投資も楽しいかも。

 

億万長者になるという目標はみな同じ、しかしそれに至る過程は異なる。

 

その過程を、正攻法と奇策の絶妙のハーモニーで行う人生はきっと刺激的で楽しいでしょう。