もう手を繋がなくても、大丈夫 | わたしをあたためるもの*TENTHOUSANDTHINGS
 

こんにちは、なつこです!

 

早いもので4月も半ばに入りました。

札幌は場所によっては桜のつぼみがふくらみはじめています。

すっかり春です♪

 

 

ある日のティータイム。

いちごのロールケーキは春の味。おいしかった♪

 

4月の頭にわがムスメさんの大学の入学式が開催されました。

市内の大学(自宅通学)で大きな変化はないのですが

さっそく授業がはじまり、慌ただしく学校生活を送っています。

 

わたしのお弁当作りは今のところなし。

ムスメさんは学食 or 必要に応じて自分でおにぎりを作って行っています。

朝余裕あるときはお弁当作りにもチャレンジしたいみたい。

 

視野が広がり、いろんなことに好奇心のアンテナを伸ばし、チャレンジして着実に成長しています。

 

 

珈琲豆を買いに行ったついでにホッとひと息。

 

 

誰もが幼い頃は親の保護下にあり、親の世界観、育児観の中で育っていくわけですが。

今のムスメさんは人生の方向性を自分で決め、自分の足で歩きはじめています。

 

 

それがどんな方向にいくのかはわからない。

まさに未知数の世界。

 

 

我らの方から手出し口出しすることはおそらくあまりないでしょう。

(もちろん、明らかに困っているときや相談されたときには手を差し伸べますが)

 

 

 

少し距離を置いたところで

その道の前途が明るいように 希望に満ちたものになりますように

 

しあわせになれるようにこっそりと祈る。

 

 

今の我らにできることはもうそれくらい。

(そして、あとは経済的なこと!)

 

 

手が離れるということは、手を離すこと。

こちらからも手放すことなんだな〜と感じています。

 

 

 

小さい頃はいつも手を繋いで歩いていたけれど、いつ頃からか繋ぐことはなくなり

さらに今は一緒に歩く機会も少なくなりました。

 

そしてこれから別の誰かと手を繋いで生きていくのでしょう。

 

 

もう手を繋がなくても、大丈夫。

自分の足で、他の誰かと繋がって歩いていける。

 

そんな一歩をたくましく踏み出したムスメさんを誇らしく思います。

 

 

人生に幸あれ!

 

こっそりひっそりしあわせを祈ります。

 

 

(こんなふうに書くと、なつこさんはすごくいい親・・・と思われるかもしれませんが、決してそんなことはなく。反省も多々あるのです。

なので反省の意味も込めて(?)ムスメの人生を尊重したいと思っています。

心から、幸あれ)

 

 

子育てはひと段落しても、まるのお世話は続くよ〜

子どもの手が離れてもあまり寂しくないのはまるがいてくれるからかも?

 

 

そんなわけで、わたしはかなりラクになったのですが、

同時に、その変化に意識がついていってない状況です(苦笑)


 

例えていうなら、ずっと一生懸命追いかけてフォーカスし続けていた対象がふとなくなって、ぽっかり穴がいた感じかな。

実際、あまり寂しさはないのですが、とにかく不思議な感じ。

 

 

 

いかに ”子どもを育てる” ということに自分の時間やエネルギーを費やしてきたのか。

ここ数年で徐々にラクになってきていたとはいえ、

それでも20年余り費やしてきたものの大きさに今更驚いています。

 

 

運営していたアトリエも手放して、この1年くらいでずいぶん重い荷物を下ろしました。

この身軽さにまだ慣れず、今しばらくは調整の時期かな。

 

 

まずは自分をととのえながら、今までの出来事から自分の在り方やクセを振り返り、見つめつつ。

これからの人生を楽しめたらと思っています。

 

春を満喫しましょうね♪