2011年2月末日、9年半務めた会社に
退職届を提出した日。
学生時代から憧れだった航空業界。
空港という場所が大好きで
この空間で働きたい。
幸運にも航空業界で働くことができた20代。
成田空港に3年間。
羽田空港に6年半。
羽田空港では、今の羽田空港国際ターミナル
立上げメンバーに選んで頂き、全てを注いでました。
仕事は楽しく、後輩育成にやりがいも感じていました。
そんな中、ある女性と出逢ったんです
その女性は18歳に起業。
第一印象はただならぬオーラがあり
とにかくカッコイイの一言。
黒のパンツスーツを着て、
オレンジのヴィトンバックを持っていて
わたしの当時の友達は全員が会社員。
彼女のような働き方をしている人は
わたしの周りには誰一人いませんでした。
今ではSNSで誰でも発信することができるし、
起業は決意さえすれば誰でも簡単に出来るもの。
でも、彼女と初めて出逢った14年前は
SNSはアメブロくらいで、まだまだ女性の
起業家は今ほど多くなかったんです。
ランチを一緒にした後、
次のアポイントへ行くためにと
颯爽とタクシーに乗る姿。
42歳の今ではそんなに
びっくりすることではないですが、
28歳の当時はその姿がとてもカッコよく見えたんです。
彼女と出逢ってから数年。
彼女の仕事の作り方・プレゼン力には
勉強になることばかりでした。
日経新聞と共催したビジネス英語セミナー、
ダンスグループをプロデュースしたり、
エステサロンを経営したり。。
自分がやってみたい!とおもったことは
まずやってみる!
行動した先には彼女の想いに共感して
協力する人たちが集まってくるんです。
いつもすごいな~とばかり
思っていたけど、
いつからか、わたしにもできないのかな?
と思うようになっていったんです。
わたしにできるかどうかわからないけど、
わたしに絶対出来ない理由もみつからない。
そんな時に、あるものに出逢ったんです
それは、海外出張で初めて経験した
ワンピースのオーダーメイド。
今まで既製品の洋服しか
買ったことがなかったわたしにとって
オーダーメイドはとにかく心躍るものでした。
好きなデザインを選び、
好きな生地を選び
好きな色を選び
採寸をして自分の身体にあった
洋服を作り上げていく。
この工程、そして仕上がるのを待つ時間までが
とにかく楽しかったんです。
これはただのお買い物じゃない
作り上げる楽しさ、
待つ楽しさも含めたお買い物。
一人でも多くの女性に
このオーダーメイドの楽しさを伝えたい。
この体験をしてもらいたい。
これがわたしの起業のきっかけ。
起業願望 x 自分がやってみたいこと
2つの要素が重なった時、
もう退職届を出すことしか
考えられなかったんです。
2011年4月。
わたしの起業人生がスタートしたわけです。
今から11年前、心に強く感じたこと。
できるかどうかはわからないけど、
わたしに絶対にできない理由も見つからない。
やれるかどうかよりやりたい!
これがわたしの初心。
10年以上がたち、
いろいろな困難がありましたが、
そんなときもこの初心に救われました
やりたい!
自分の心の声に正直に行動したとき。
不思議と不安や心配ごとは思い浮かばないんです。
なぜなら、前しか向いてないから。
起業当時、辛かったことはないですか?と
聞かれることがよくあります。
わたしの答えは、
大変なことは多々あったけど、
辛かったことはひとつもなかった。
だって、
わたしがやりたいと思ったことだから。
わたしの脱サラストーリー。
最後まで読んでくださり、
ありがとうございます
最後に。。。
わたしに起業のきっかけをくれた
14年前に出逢った女性は彼女
現在も自分のやりたいことを
フルパワーで前進しています
↓
プロフィール
2011年3月に約9年半務めた航空業界を退職。
2011年4月にオーダーワンピース事業で起業。
店舗を構えず、ホテルのスイートルームを
使いラグジュアリー空間で受注会を開催。
東京開催では、ジュエリー・食器・靴・鞄
アロマ・インテリア・エステサロン・花屋
ワインショップ等様々な分野とコラボ展示会を企画・開催。
2019年には、札幌・仙台・金沢・名古屋
大阪・広島・福岡で定期受注会を開催。
現内閣総理大臣 岸田首相ファーストレディーに
お洋服をお仕立てさせて頂く。
個人のお客様以外では、介護施設・ウェディングサロンの制服、
CDジャケット用の衣装デザインの実績あり。
2021年6月、オンラインでもEspeciallyでの
お買い物を楽しんで頂きたいという想いで
オンラインセレクトショップWith Especiallyをオープン。
https://withespecially.com/
大切にしている想い
外見は内面の一番外側。
美は内面から作られる。