私たちの暮らしの中での労りと、工夫と② | 車椅子のきみと、てくてく、わくわく。




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車椅子に乗っている彼との
日常を綴っていますおすましペガサスハート


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前回の記事の続きです。


自立生活をしているりょーたくん。

その暮らしには、約20人の介助者さんが関わって支えてくれています。


24時間介助なので、もちろん家の中にも出入りがあります。


私が介助者している目線で、そして自立生活を営むりょーたくんと話していても共感しあったのが物の場所のこと。


普通に暮らしているのなら、収納の場所って自分さえわかっていればなんとなくでもいいのですが、
これだけ多くの人に出入りしてもらうことになると口頭で言うだけではわかりにくいし、
勘違いや聞き間違いで違う場所にいっていることもしばしば…。


自分でしまったならだいたいの検討もつきますが、他人がしまったものを探すのは結構時間がかかるし疲れるものです。


特に私が主に使うけれど、介助者さんにも入ってもらう台所は…

あんまりシンクの上にものを置かず…
ひとつひとつしまう場所をつくることを心がけました*°


そして扉にはマスキングテープにカテゴリーを書いて貼り、

扉の中には

細かくしまう場所を書いたマスキングテープを貼りました。


上の段の「りょーたくん普段使いの食器」にも理由があって、
私はプラスチックがなんとなく苦手で揃えているものは、陶磁器、ガラス、木製のもの。

りょーたくんは介助者が扱うことを考えて割れないプラスチックのものがいいとのこと。

介助者さんは気をつけて扱ってくれていますが、人間なので落として割れてしまうこともありますよね。
※割れても保険で再度購入することもできますが、私のものはアンティークもあるので…


というわけで、りょーたくんが1人で生活している間の普段使いの食器は、りょーたくんが以前から使っていたものを数点残しました。
(使ってなさそうなものもあったから一緒に断捨離しましたチュー)


下の棚もカテゴリーを書いて、


カトラリーもできるだけわかりやすく。細かく。



これもりょーたくんはとても喜んでくれて

「これだけ細かく書いてくれてるから全部を言わなくても介助者がしまえるし、台所が片付く~照れルンルン

と言ってくれました(*´ `*)♡
(こうやって言葉にして言ってくれるのはこちらも本当に嬉しいです)

よかった❁¨̮

ちなみに私にとっても片付けしやすくなりました。笑



と言いつつも、これぐらいしておいたら…がききにくい自立生活。

次に行ったときにいろんなものが違う場所に行っていたら
もっと細かくわかりやすいようにしていきたいなぁと思います。

そこも試行錯誤ですキラキラ



ほんとはもっと英語とかで書いておしゃれにしたいけど…そこは誰が見てもわかることが1番大切。

今はこれでよしとします*°



以上、収納の工夫編でした流れ星