みなさんこんにちはHANDLERです。
ゴールデンウィーク真っ最中でいかがお過ごしでしょうか♪
僕は昨夜群馬に戻ってまいりました。今日は二つのイベントの写真やブログの準備で家におります。
水野暁君のリアリティーの在りかを高崎美術館で開催中でして、見に行きたくてうずうずしてますがぐっとこらえて
今日は作業を。
リアリティーの在りかは7月1日までやっています。皆さんぜひ感動しに出かけてください。
定刻10分前に中目黒のNigel Cabourn flagship storeに到着。
忘れ物も無く無事に遠征スタートできました。とはいえ今回はミシンが二台の搬入で十分すぎる準備はやめて
コンパクトにまとめています。
今日は日差しが強く良い天気になりそうです!
大まかなスペースはすでに作っていただいていて、車から降ろして着々と準備が進みます。
店内はとても素敵な雰囲気で僕も大好きなところ。
どんなイベントになるのかわくわくします♪
手前が超希少機のLINTZ&ECKHARDT BERLIN machine model No2とSINGER114です。
SINGERのほうは何度も紹介しているので今日はLINTZ No2の方を少し。
このミシンは見たとおりちょっと変わっていませんか?
装飾は古いミシンに良くあるものですがそういうことではなくて、ミシンの底部の形状が異なっています。
これはシリンダーベッドというタイプの形で、SINGERのほうは通常のフラットベッドといいます。
このシリンダーベッドは針が落ちる稼動部の両端がカットされていて、いわゆるアーム状になっています。
このミシンは筒物縫いができる使用で、当時のコンセプトとしては靴下などを刺繍するために開発された
ミシンです。
図録でしか見たことが無く、現物はあったにせよ手に入るとは思いもよりませんでした。
しかもオリジナルテーブルまで…これは赤い糸と思いたい。
このLINTZ No2は最新のモーターで設置して刺繍することももちろん可能ですが、ずっと思い描いていた
「当時のままを感じてもらう」ため足踏みミシンで稼動させます。
非常に疲れます。
スレッドはカタン糸を準備してNigelさんの到着を待ちます。
外にはもうお客様が並んでいらっしゃってオープンを待っていました。ありがたいことです。
なかなかNigelさんが来ないのでスタッフさんに刺繍を入れたりして待ちます(笑)
Nigelさんがいらっしゃってイベントの打ち合わせというか大まかな段取りの話でもするかと思い
気を張っていたのですが、すぐにご自分の刺繍をどうするかという話から始まり、この人は本当に
好きなんだ。と思いました。素直に好きなものを追求する姿勢が全世界に愛される理由なんでしょうね。
僕も真似して意識するべきだと感じました。
お客様いらっしゃっているのに刺繍の打ち合わせしちゃっていたけど良かったのかな!?(笑)
エキサイトしてました♪
しかもいきなりの無茶振りでした。
メモ(封筒の端だったかなぁ)に落書きしたイラストをどの糸で刺繍するか考えていらっしゃいます。
このあたりはやっぱりプロで決断がとても早いです。
けど驚いたのはTシャツ(この日は孔が開くリスクを配慮して刺繍対象からはずしたカットをベースに)に
刺繍を考えていらっしゃいました(笑)
たぶんアナウンスは伝わっていたのだと思うけれど、僕もあまり細かいこと気にせずやろうとおもいます。
で、Tシャツに刺繍の柄をチャコペン(イベントの構成は購入いただいた軽衣料にNigelさんが消えるチャコペンで
サインして、消える間に僕が刺繍でサインを残すというものでした)で描いてもらえるのかと思ったら、
そのまま僕に…ん!?
このままフリースタイルで刺繍することになりました(笑)
今日は大丈夫かなぁと不安と楽しさが両立するスタートです。
大体の刺繍内容を想定して今日の半日では刺繍を受けられる人は15名くらいが限界。
チェーンは裏に糸を抜いて結んでやらねばならない仕上げがあります。
それはすべてStaffさんに丸投げします。
たぶんこの後凄く疲れたと思います。ご苦労様でした!
お客様のご依頼された分のSnapが0でした(涙)
ものすごく忙しくて逐一撮れないなと思って諦めていました。Nigelさんは割とじっくりなので、その合間に
撮らせていただきました♪
階級章をチャコで描いています。
とポケット付近に名前を。
こちらはエミリーJKT♪エキサイトしてたなぁ。
ロゴはたいしたこと無いんですけど、小さく文字ごとにすべて内職がでるのでかなり時間がかかってしまう。
しかし出来上がったときのお客様やNigelさんの興奮をみていると僕も疲れを感じませんね。
打ち上げはお店のお隣の焼き鳥屋さんで♪
イベントは大成功といってよいものだったそうです。
それを聞いて本当に安堵しました。
Nigelさんとのコラボだったので僕の空振りは絶対にないと思っていたので、そこは心配していませんでしたが
予想外の僕の失敗というものも特に無く無事に終えられたのはここに集まっているStaffさんたちの尽力の賜物だと
間違えありません。
感謝ばかり考えていました。
事前に作り置きしていたNigelさんの直筆サインがされた刺繍シャツもみな売れてしまったようでした。
サインを入れて東京から群馬へ送ってもらったらチャコが薄く消え始めてかなり焦りましたが、いいイベントでした。
ご来場いただきましたお客様にも感謝申し上げます!すべては皆様のおかげです。
再生回数が尋常じゃない閲覧がされているオフィシャルのInstagram動画のリンクを張っておきます。
https://www.instagram.com/p/BiGqyM0BkyZ/
同じ動画ですが僕のインスタではリポストさせていただいてご挨拶差し上げましたのでこちらもよかったらどうぞ。
https://www.instagram.com/p/BiVUhsVHLDd/
丸い月夜のした道を移動して滋賀県を目指します。
次回はローカルガレージカルチャーのイベントの模様を回想することにします。
ありがとうございました。
それではまた次回