HANDLER Inc.個展 BACCHUSソムリエエプロン | HANDLERのブログ

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みなさんこんにちはHANDLERです

 

さっそく。個展作品の2つ目は地中海にある静かなレストランで働くウェイターやウェイトレス

が着用していそうなエプロンを空想してデザインしてみました。

店名はバッカス

 

表題のHANDLER Inc.個展 BACCHUSソムリエエプロンです。

 

ソムリエエプロンは着丈が長いので、刺繍のサイズ感に随分迷いました。

幅もお尻をくるむように巻くタイプになるので、流れるようなデザインにするかそれとも正面だけで見せるかなど刺繍前の時間がかかってしまう…

こういう監修をすべて一人でやっているものだから、進捗状況を聞かれるとほぼ止まってる感じ…

気ばかり焦って気が付くと写真も残さず出来上がっているというようなことになってる。

 

まず大まかなデザインの形をイメージしたら文字の形(font選び)を決めてます。

文字が決まると文字が醸す雰囲気がデザインを煮詰めるのにとても都合がいい♪と思ってます。

筆が進むという感じがする。

食事を提供するお店ですから清潔感を与えるために、俗にいう「手刺繍感」というくずれた味が出ない

ように、かなりストイックなテクニックを意識してます。

 

ポケットを外してセパレートして刺しゅうをします。

文字に抜きがある綺麗なフォントです。若干テーパーがかかっているので嫌な感じも…

生地が思いのほか滑るみたいで、送りが微妙…(´ヘ`;)ウーム…

Bは全部解いてアイロン掛けしたら刺繍をやり直しです。写真は悪い例(;・∀・)

直したポケット

制作時の画像が記録されてなくて、こちらは縫製して洗った後です。

生地と刺しゅう糸が水洗いによって目が締まってるのがわかりますね、糸が締まると隣同士の間隔も隙間が空きますから、ここで糸の並びに狂いが無いのが丁寧な仕事と言えます。

こちらは70点といったところですね(;・∀・)

中央にはお皿を配置する。

この皿はかなりサディスティックでコンピューターミシンにはできないテクニックです

図案上には倍の数のステッチを予定していました。

こちらで使用した糸は綿糸30番です。

当初は50番の細いタイプも想定していて、気が変わったら減らそうと準備して、遠くからもしっかりインパクトがある様に30番に決定。

糸が太くなった分隣同士干渉しないように1つ飛ばしに刺しゅうを入れてゆく。

写真は加工後なので見えないけれど、チェーン刺しゅうは一本独立したステッチに対して、糸を裏に抜いて結んでやる必要があります。

↑洗った後の感じです。

お皿の筋模様には大方7針で表現して、ところどころに8針の線を混ぜています。

この不規則感が個人的に満足しちゃうところ(笑)

 

 

コンピューターミシンで同じことをすると、縫い終わりに細い糸で抜け止めのステッチが刺しゅうされるので、表から見ると止め糸ステッチが見えてしまう。

見た目はグチャっとしていて見られたものではないです。ベタなら気にならないんですけど片道の線ではこの美しいステッチは表現出せないですね。

クライアントを満足させるファクターです。(僕が勝手にそう思っているだけだけど)

内円と外円の縫い終わり糸が表に見えている。これを裏にぬいて結びます。これを模様分すべてに…

手を抜いた刺しゅうですと、内円と外円と繋げてしまうのがセオリーですね。

当然くっ付いた刺しゅうにみえます。

 

この前掛けで一番見てほしい部分です。触って感じてほしい部分でもある。

 

ブドウの葉を左右に♪

やっぱりワインのイメージですよね?

ブドウもたわわに刺繍しようか随分一人悩んで葉だけに決める╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

ワイングラスと葉っぱできっと整合性が生まれると信じる…

イタリヤ語は初めて刺繍しました。

中央のワイングラスはとにかく無機質に刺しゅうを心がけて、ブレを極力見えないよう丁寧に流れるように…もう何かの修行です…(;^ω^)

 

画像ですと見難いけれど30番綿糸でできる最小のチェーンリングです。

洗った後さらに小さくなっているので凹凸感がしっかり出ています。

プリントには無い味です。

一番右のツタは今一つだったけれど、これだけ大きくて蹴りが悪い生地ということを加味したら、及第点かな?

やっぱりバイアスに入る刺繍と上下に縮率が入る場所でのムラはとてもコントロールが難しい…

結構自信あったんですけどね♪

まだまだでした_| ̄|○

ナイフとフォークを握るツタと葉だけが生命感があって、もっとも動きのある部分だったので

刺繍していても楽しい♪

ツタがグラスを握るイメージの所では右と左の握り方を変えよう。

ツタのステッチは絶対に隣同士付かず離れずで、ステッチ同士が交差しないようにしています。

そんなことを注意して完成させたら、グラスの握り方を間違えてしまっていた…_| ̄|○

 

展示で気づいた人いるかな!?(;・∀・)

 

直そうにも直す気力が無くなってしまったのと、こういう間違え探しがあってもいいか!?

なんて逃げていた僕でございます…m(_ _)m

 

ちょっとお高い刺しゅうですが、BACCHUSのロゴやメッセージを変更して、デザインを生かしてご依頼いただくことができます。(デザインを無断に使用してよいという意味ではありません。)

是非吟味されてご相談ください♪

 

それではまた次回

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