atelier canoan 刺繍ショール | HANDLERのブログ

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みなさんこんにちはHandlerです。


3/8日と9日は群馬県庁1Fにて、『世界遺産んさきどり市場』というイベントが開催されていました。
県庁正面にある群馬会館では、各著名人が集い富岡製糸場とその絹遺産群が世界遺産に登録されるのために、シンポジウムが開かれていました。

10日今日の上毛新聞に2面を使って掲載されています。



表題のatelier canoan 刺繍ショールです。


atelier canoanの中野さんは繭から糸を紡ぎ機織りをされている方で、とてもいい雰囲気の商品を作られてます。(`・ω・´)


それで中野さんからショールに刺繍のお話を頂きまして、今回のイベントにHandlerの刺繍を加工させていただきました。




すみませんトルソーがメンズLサイズにショールを…(;・∀・)

でもでも巻いてみて思いましたが、メンズに極薄シルクオーガンジーって『あり』だな。
崩しというかその逆ですね。


刺繍はナチュラル系で柔らかい雰囲気。中野紘子さんの描き下ろしです。
180×100ほどのサイズのショールに、かなり大振りに刺繍をしています。


このシルクオーガンジーは、福島県川俣で生産されたものです!

やばいですこの薄さ!!

このオーガンジーは『妖精の羽』と言われている物で、とにかく細いシルクで織られています。
これ、大変だろうな糸切れしない様に織るのって。
糸物ってなんでもそうですが、強度がありすぎるのもよくないし、無さすぎるのもしかり。
特に細い糸は神経使いますよね。



生地の薄さを最大限利用した大きな刺繍は、着用して初めて効果発揮!
レイヤー効果とでも言いましょうか、折り重なった下側の刺繍が奥行き感を出します。
軽いのにボリューム感が得られるし、吾輩これ気に入ってしまいました。(゚Д゚)

極細シルクを使うからか、やはり撚りは強めみたい。
(調べたわけじゃないけれど)
その所為で肌触りのシャリ感がまた(・∀・)イイ!!です



甘撚り(撚りとは糸をねじって強度を増す加工)のヌメッとした感じも良いですが、これはある意味実用的です。
肩にかけたショールはちょっとした加減でもずり落ちません。
なので日常的な作業中でも、あまり気にせず着用していられますね。


類似する商品とすれば、ポリエステルオーガンジーでしょうね。
もっと厚くなるだろうけれど。

刺繍糸は言うまでもなく中野さんが丹精込めて紡いだ座繰り糸です。
繭から拾った糸は手作りの風合いがとてもあります。
そのため刺繍する際にも糸調子などが大きく変わってしまうため、仕上がりが一定になりません。本来は使いにくい刺繍糸になるのでしょうが、うまくまとめました。

全体イメージを狙って、刺繍のずれも直さず生かす方法を取り入れています。

ご興味のある方はatelier canoanへお問い合わせください!
僕が言う事ではないのですが、数に限りがございますので、お急ぎでお買い求められると良いと思います!


それではまた次回

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