明日は本当に止むのだろうか…(記事は2/14に書いています(;´∀`))

一向にやむ気配がありません…
まぁ案じてもどうなるものでもありませんが、雪で不幸になる人がいませんように。
僕のお客様はお昼で営業終了にした企業もあります。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
都内ではライフラインの問題がありますものね。
表題の盆栽フェルトパッチ オオモミジです。

過去に作成したレーヨンシャツモチーフの盆栽の、派生商品です。
近いうちにシャツへの刺繍に取り掛かりたいと思っていますが、デザインにまだ納得できなくて保留にしちゃっています…ヽ(´Д`;)ノアゥ...

パッチのサイズはH130mm×W95mmです。
調度左胸や腕、小物へ取り付けやすいサイズです。(゚∀゚)

フェルトは2m/mのオフ白でウール60%レーヨン40%素材を選びました。
昨今のフェルトパッチではほとんどが天然繊維を避けポリエステル100%が主流になっています。
ポリエステル100%フェルトを選ぶことによって、摩耗耐久性や退色堅牢度はもちろん、経済的にも優位になります。
僕の素材選びの基準は、過去使われていた主流素材を選んでいます。
やはり使ってゆくうちに何でも物はこなれてきます。これが正しい姿で物も自分と一緒に歳を取る。これがHandlerの目指す方向でもあります。
糸はレーヨン300d/2の甘撚りを使いまして、刺繍は重厚感が得られ同時にレーヨン独特の光沢感はダントツにありますね。
この糸はジャガード刺繍(コンピューター自動ミシン)では使えない糸※で、チェーン刺繍では古くから定番の糸でした。
しかし糸の撚りが甘いせいで、着用(使用)されてゆくと糸の毛羽立ちが目立ちます。
Handlerでは味として多用している糸ですが、昨今コンピューターミシンで作られたワッペン(パッチ)を良く目にするためか、敬遠されがちの様です。
アメリカ物のヴィンテージでチェーン刺繍と言えばこの糸が一番近いものですね。
※コンピューターミシン(コンピューター自動ミシン)
とは、ここでは平縫いミシンの事を指しています。
平縫い=横振りの様な上糸と下糸を使う、広く一般的な刺繍ミシン。
チェーン刺繍やシニール刺繍ミシンも、現在の主流はコンピュータミシンに代わっています。
平縫いと区別するために、チェーン刺繍やシニール刺繍は『環縫いミシン』と言います。
Handlerが扱うミシンは、この環縫いミシンで自動化される以前の、職人がミシン操作をするもので刺繍しています。(゚∀゚)
画像にはありませんがフェルトの補強として、裏面には綿素材の寒冷紗を使っています。
昨今はパルプ系の不織布が安価で主流ですね。
ヴィンテージ商品にはパルプ系不織布は存在していませんから、綿糸や寒冷紗が一般的です。
裏面処理は『ボンド付け』で固めてあります。
このボンド付けは群馬県桐生市では古くから使われている手法です。
この手の歴史についてはまたいつか話題にしたいと思います。
盆栽は育てたことはないんですが、僕はとても大好きです。(゚∀゚)
盆栽ってなんとなく「おじーちゃん」って感じがありますが、最近の盆栽はとてもユニークなものもあるし、なかなかですよ!
それではまた次回
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