尾形光琳 風神雷神図 | HANDLERのブログ

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みなさんこんにちはHandlerです。


また雪ですね。( ´∀`)つ ミ
この間の雪より粒が大きいドカ雪です。
ソチオリンピックのフィギュアスケート男子ショートプログラムを観終わった時は、
もう降っていました。
明日には雨になるようなことの様なので、それほど心配しなくてもよいのかな?

それにしてもすごいですね!雪ではなくて羽生君。
100点越えをいとも簡単そうに…
勢いに乗っているのでしょうね。日本選手はみなメダルを狙える位置らしいので、ぜひとも会心の演技ができるように見守っていますよ!


少々眠いですが…

表題の尾形光琳 風神雷神図


恐らく日本人なら一度は目にしたことがあるんじゃないか?
それほど有名な絵ですよね。

今回このモチーフはチェーン刺繍では無くて『横振り刺繍』のご依頼です。

尾形光琳とは江戸時代の画家です。
琳派なんて耳にすることありませんか?もともとは狩野派に師事していますが、光琳は俵屋宗達に私淑していました。
この風神雷神図のオリジナルは俵屋宗達ですから、みなさんは宗達か光琳のどちらかをきっと目にしています。


この手のモチーフにはいくつかおかしな箇所があって、トレースにいつも迷います。


その中でも代表的なのが雷神の手。
左手の向きなどは明らかに移殖ですよ…右手が二つ付いているような感じです。
スカジャンの横振りにもこの手の話題があります。
もっともスカジャンの刺繍の場合は、当時の縫い子さん(刺繍従事者)の技術力や、商品の検品レベルがほぼざる状態なのが理由です。

職人的見地からみると、横振りのそれも光琳のそれも、どちらも『味』です。
良し悪しということではなくて、それがもつ雰囲気だったり、オーラとでも言えばいいのかな?
僕はそういうのをとても大事にしていて、手作業であるがために出る雰囲気。
これは人から見たら正確性を欠いた不格好な絵だったり刺繍であっても、批判を受けてでも残したい味だと考えています。(゚∀゚)


しかしすっごい構図です。
僕は宗達も光琳も実物を目にしていますが、どちらがどうというより、どちらも(・∀・)イイ!!
これは職人の数だけ(・∀・)イイ!!があるように思いますね。



それではまた次回

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