バンクス警部シリーズの長編第2作。舞台は羊が草を食む丘に囲まれた地方。被害者は人畜無害そうな学者。殺人の動機が見当たらず、バンクス主席警部は被害者の過去へとその答えを求める。(∪^ω^)わんわんお! [?]
ハロルド・ステッドマン:産業考古学者
エマ・ステッドマン:その妻
ミセス・スタントン:同夫妻の隣人
マイケル・ラムズデン:ハロルドの編集担当
ペニー・カートライト:フォーク・シンガー
カートライト少佐:その父
ジャック・バーカー:ステッドマンの飲み仲間, ミステリ作家
バーンズ先生:同, 医者
テディ・ハケット:同, 事業家
トム・ダーンリー:ハロルドの元同僚
ゴドフリー・タルボット:同
サリー・ラム:女優志望の少女
チャールズ・ラム:その父
ケヴィン:サリーの恋人
キャシー・チャーマーズ:サリーの友人
ヘイゼル・カーク:同
アン・ダウンズ:同
タヴィストック:農夫, 死体の発見者
ミス・バンフォード:ペニーの隣人
デイヴィッド・スレイド:銀行の副頭取
ハリエット・スレイド:その妻
ロバート・カーク:ヘイゼルの父
アラン・バンクス:主席警部
サンドラ・バンクス:その妻
ブライアン:その息子
トレイシー:その娘
グリスソープ:警視
ジム・ハッチリー:部長刑事
ロウ:巡査部長
シェフ・ウィーヴァー:巡査
スミディズ:巡査
ドクター・グレンドニング:病理学者
ピーター・ダービー:カメラマン
殺すほどにハロルド・ステッドマンを恨んでいる者はいないようだった。かと言って衝動的な物盗りによる犯行でもなさそうだった。しかし彼は殺された。
スウェインズデイルは大都会ではなく、丘陵に囲まれた、隣人たちの噂話が好きな小さな村が集まる地方。しかしステッドマン殺しに結びつくような話は一向に聞こえて来なかった。
捜査に行き詰まったバンクス主席警部は、事件の原因を過去へと求めた。
10年も前の夏の記憶――そこに手掛かりがあるはずだった。
サリー・ラムは都会に憧れていた。そんな彼女の目には、自ら希望してロンドンのような大都会から、わざわざこんな退屈な田舎へと移って来たバンクス主席警部は魅力的には映らなかった。だから事件について気懸かりなことがあったが、それを警察に話す気にはなれなかった。
サリーは自分がヒロインになって注目される未来を描いていた。
※以下反転表示部のネタバレ注意。
羊たちが草を食む丘に囲まれた、小さな村が点在する田舎での殺人事件。誰に恨みを買うでもなさそうな被害者。都会への憧れを強く抱く少女。村は観光客たちの存在によってかろうじて衰退を減速しており、その風景は昔の姿を色濃く残している。
僕は情景描写ばかりのミステリを好きじゃないけど、本作の叙情性にはちょっと惹かれた。のんびりと、ゆったりと読むべき物語。
ミステリとして評価すると、やっぱりあんまり面白くないかもw 何度も同じ人物の証言を聞かされるが、それによって事件解決に向けて進展している手応えがまったく感じられない。被害者を恨むような人はいなかったと、繰り返し語られるのを眺めてるだけな気分。それが最後に急転直下。唐突に事件が解決してしまうw
事前にAmazonのレビューを読んで、「表面上は一般小説っぽいけど、実はその裏に手掛かりや伏線が巧妙に隠された本格的な謎解きもの」みたいなのを期待してしまったが、それは僕の完全な勘違いだった。題名からも察せられる通り、謎解き興味の薄い、登場人物の人生に重点を置いた物語ですw
このような、誰が犯人でもいいだろ的なのを読んだ後はいつも落胆するんだけど、これはさほどでもなかった。牧歌的な世界観が心地良いし、ミステリ風な軽めの一般小説としてなら悪くはないと思う。
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[Ⅰ](9) サリーの目覚め。スウェインズデイルの朝の景色。サリーは丘の上にいくつかの動くものを見る。
[Ⅱ](12) イーストヴェイルの朝。バンクス主席警部のもとへ死体発見の報せ。バンクスはすぐに車で出発し、現場の牧草地に到着。
[Ⅲ](18) サリーはいつものように父とちょっとした口論をした後に、丘の上へと向かう。集まっていた人から、殺人事件があったことを知らされる。
[Ⅳ](22) 死体を調べる。後頭部を先の尖った鈍器で殴打されている。昨夜に死んだようだ。被害者はグラットリー村に住むステッドマン。バンクスは悲報を夫人に知らせに向かう。バンクスは泣き崩れる夫人エマから、昨夜のステッドマンの行動を訊き出した。彼は友人であり仕事仲間でもあるラムズデンの家に泊まっていたはずだという。バンクスは部下と落ち合う予定になっている、ヘルムソープ村のパブ<ブリッジ>へと向かった。
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[Ⅰ](35) <ブリッジ>での作戦会議。
[Ⅱ](45) サリーは行きつけのコーヒー・バーへ。集まっていた友人たちに、満を持して殺人事件発生の報告。「あたし、凄いこと知ってるの」 そう言い残し、サリーはバーを後にした。
[Ⅲ](53) バンクスはヨークにあるラムズデンの家へ。ステッドマンが殺されたことをラムズデンに伝える。ラムズデンとステッドマンは気が置けない間柄。ラムズデンの家にはステッドマンのためのベッドが置かれ、彼には合鍵も渡していたほど。詳しい話をまた後日に改めて行うことにして、バンクスは引き上げた。
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[Ⅰ](62) 上司であるグリスソープの家で、彼とバンクスは捜査について話し合う。
[Ⅱ](68) テッチリー丘陵でのサリーとケヴィンの会話。ケヴィンは乗り気ではないが、サリーは“昨夜”のことを警察に話したい様子。
[Ⅲ](71) <ブリッジ>にて、バンクスはステッドマンの飲み仲間たちの話を聞く。
[Ⅳ](84) ペニーは部屋で独り、10年前の夏の思い出に浸っている。
[[ 4 ]]
[Ⅰ](89) 婦人連の井戸端会議。
[Ⅱ](91) サリーは化粧中。
[Ⅲ](92) エマを尋問。ステッドマンに関する揉め事といえば、ハケットとの間での、土地の購入を巡る些細なものくらい。
[Ⅳ](106) バーカーはパニーの家を訪ねた。バンクスについて報告。
[Ⅴ](110) サリーはバンクスに、事件当夜の現場付近で聞いた車の音について話す。
[[ 5 ]]
[Ⅰ](118) ステッドマンの関係者について、バンクスはラムズデンから訊き出す。
[Ⅱ](131) サリーはバンクスに情報を伝えたことをケヴィンに報告。ペニーが通りかかる。
[Ⅲ](135) サリーとケヴィンを眺めつつ、ペニーは郷愁に駆られる。
[Ⅳ](137) バンクスがハケットを尋問。
[Ⅴ](144) バンクスがペニーを尋問。バンクスは帰り際に、ペニーの隣人ミス・バンフォードから情報を仕入れた。事件当夜、ステッドマンはペニーの家を訪問しており、そこにやって来たカートライト少佐につまみ出されたという。
[[ 6 ]]
[Ⅰ](160) バンクスがカートライト少佐を尋問。少佐は村人たちの噂話に苦しめられたと語る。事件当夜、ステッドマンは午後10時頃に立ち去ったという。
[Ⅱ](170) サリーは優雅に容疑者たちを検討中。
[Ⅲ](174) バンクスとハッチリーが話し込みながら歩いている。
[Ⅳ](178) バンクスはハケットの嘘を追及。不貞行為を一つ掘り当てる。エマを尋問。夫とペニーとの間柄にはまったく疑念を抱いていない様子。
[[ 7 ]]
[Ⅰ](195) ステッドマンの葬列。サリーは参加者たちを眺めてる。
[Ⅱ](198) 捜査に行き詰まり、パブに坐るバンクス。ラムズデンを見かけて話を訊く。バンクスは事件の鍵を過去に求めている。
[Ⅲ](210) バンクス家の夕食。フォーク・シンガーが歌うのを見に行こうと、バンクスは妻を誘う。
[Ⅳ](215) その夜のサリーは、その日の午後に思い出した場面の重要性について考えている。
[Ⅴ](217) リーズ大にて、バンクスはステッドマンの元同僚たちから話を聞いた。
[Ⅵ](231) サリーとその友人たちが集まっておしゃべり。サリーは妙に口が重い。思い当たることがあると呟き、店を出た。
[[ 8 ]]
[Ⅰ](236) <ドラッグ・アンド・ガン>でのペニーのステージをバンクス夫妻も鑑賞。バーカーも来ていた。結局、バンクスは仕事抜きでは過ごせない。
[Ⅱ](247) サリーは自宅を出て、ペニーの歌が流れる<ドラッグ・アンド・ガン>の前で足を止めた。そして待ち合わせの相手に警告するために再び歩き出した。
[Ⅲ](249) ペニーの歌を聴きながら、バンクスの酒は進む。
[Ⅳ](251) ひと気のない場所。ここなら誰かに見られて、話が警察に伝わることもない。嵐が近づきつつあるのを感じながら、サリーはこちらに向かって来る車のヘッドライトを眺めている。
[Ⅴ](252) 少々酒を飲み過ぎた翌朝、自宅で目覚めたバンクス。すでに嵐はやって来ていた。サリー失踪の報告を聞く。
[Ⅵ](260) バンクスはサリーの友人たちに会った。彼女が事件について何かを知っているような態度を示していたことを知る。
[[ 9 ]]
[Ⅰ](268) バンクスはバーカーの自宅を訪ねた。ステッドマンがゲイである可能性を尋ねると、一笑に付された。
[Ⅱ](281) <ブリッジ>でのバンクスとペニーとのおしゃべり。ステッドマンに嫉妬したラムズデンの復讐だなんて馬鹿げてると、ペニーは店を後にした。サリーは公衆電話からどこかに電話を掛けていたらしい。
[[ 10 ]]
[Ⅰ](297) バンクスはサリーの友人たちを警察署に呼び出して話を訊いた。ヘイゼルの父ロバートとステッドマンとの間には少々諍いがあった模様。
[Ⅱ](306) ロバートについて調べられたが、彼はすぐにシロと断じられた。サリー捜索は続く。バンクスはグリスソープと語り合う。サリー失踪時、バンクスはペニーのステージを観ていた頃だが、彼女にはバーカーとともに姿を消していた時間帯もあり、彼らにアリバイがあるとは言い切れない。
[Ⅲ](313) バンクスにはステッドマンと親しかった者たちを突ついてみるくらいしかない。エマもペニーもつれない反応。バンクスも観ていた<ドラッグ・アンド・ガン>のステージでの空白の1時間についてペニーに尋ねると、彼が予期した通りの答え。
[Ⅳ](322) ペニーは寝付けなかった。ステッドマンが死んでからというもの、昔のことばかりを思い出す。
[[ 11 ]]
[Ⅰ](324) 小川を流れる死体はひどい有様だった。しかしそれがサリーであることはすぐにわかった。
[Ⅱ](326) サリーの死体は損傷が激しく、死因を掴むにも時間が掛かりそう。
[Ⅲ](328) サリーの死体を見た後、ペニーとバーカーは、二人で酒を飲んでいた。
[Ⅳ](329) サリーの死体は石の下に隠され、豪雨で流れて来たらしい。バンクス夫妻の会話。バンクスは気づかなかったが、サンドラの目には、エマは洒落っ気がないだけで充分に魅力的な女として映っていた。
[Ⅴ](334) ペニーとバーカーとの甘い朝。ロマンティックな気分はすぐに消え失せ、彼女は一人で出掛けた。
[Ⅵ](344) バンクスがステッドマンの家を訪ねると留守だった。隣家のミセス・スタントンに訊いてみると、エマは車でどこかへと出掛けたという。次にペニーの家を訪ねたが、こちらも家の主は不在で、代わりにバーカーが留守番していた。バンクスはバーカーを連れて、車を飛ばした。寂しい道を進んでいくと、ペニーの車が停まっていた。車を降りたバンクスは、その家の玄関の扉を蹴破った。ペニーは横たわり、ラムズデンは唖然としていた。エマはバンクスを睨みつけていた。
[[ 12 ]]
[Ⅰ](352) ラムズデンはすぐにすっかり自供した。ペニーは彼が自分を殺すはずはないと信じていたし、今でもそうだった。しかしバンクスの意見は少し違っていた。
[Ⅱ](354) バンクスは事件の真相に辿り着いた経緯を、サンドラとペニー、バーカーに語った。
ハロルド・ステッドマン:産業考古学者
エマ・ステッドマン:その妻
ミセス・スタントン:同夫妻の隣人
マイケル・ラムズデン:ハロルドの編集担当
ペニー・カートライト:フォーク・シンガー
カートライト少佐:その父
ジャック・バーカー:ステッドマンの飲み仲間, ミステリ作家
バーンズ先生:同, 医者
テディ・ハケット:同, 事業家
トム・ダーンリー:ハロルドの元同僚
ゴドフリー・タルボット:同
サリー・ラム:女優志望の少女
チャールズ・ラム:その父
ケヴィン:サリーの恋人
キャシー・チャーマーズ:サリーの友人
ヘイゼル・カーク:同
アン・ダウンズ:同
タヴィストック:農夫, 死体の発見者
ミス・バンフォード:ペニーの隣人
デイヴィッド・スレイド:銀行の副頭取
ハリエット・スレイド:その妻
ロバート・カーク:ヘイゼルの父
アラン・バンクス:主席警部
サンドラ・バンクス:その妻
ブライアン:その息子
トレイシー:その娘
グリスソープ:警視
ジム・ハッチリー:部長刑事
ロウ:巡査部長
シェフ・ウィーヴァー:巡査
スミディズ:巡査
ドクター・グレンドニング:病理学者
ピーター・ダービー:カメラマン
殺すほどにハロルド・ステッドマンを恨んでいる者はいないようだった。かと言って衝動的な物盗りによる犯行でもなさそうだった。しかし彼は殺された。
スウェインズデイルは大都会ではなく、丘陵に囲まれた、隣人たちの噂話が好きな小さな村が集まる地方。しかしステッドマン殺しに結びつくような話は一向に聞こえて来なかった。
捜査に行き詰まったバンクス主席警部は、事件の原因を過去へと求めた。
10年も前の夏の記憶――そこに手掛かりがあるはずだった。
サリー・ラムは都会に憧れていた。そんな彼女の目には、自ら希望してロンドンのような大都会から、わざわざこんな退屈な田舎へと移って来たバンクス主席警部は魅力的には映らなかった。だから事件について気懸かりなことがあったが、それを警察に話す気にはなれなかった。
サリーは自分がヒロインになって注目される未来を描いていた。
※以下反転表示部のネタバレ注意。
羊たちが草を食む丘に囲まれた、小さな村が点在する田舎での殺人事件。誰に恨みを買うでもなさそうな被害者。都会への憧れを強く抱く少女。村は観光客たちの存在によってかろうじて衰退を減速しており、その風景は昔の姿を色濃く残している。
僕は情景描写ばかりのミステリを好きじゃないけど、本作の叙情性にはちょっと惹かれた。のんびりと、ゆったりと読むべき物語。
ミステリとして評価すると、やっぱりあんまり面白くないかもw 何度も同じ人物の証言を聞かされるが、それによって事件解決に向けて進展している手応えがまったく感じられない。被害者を恨むような人はいなかったと、繰り返し語られるのを眺めてるだけな気分。それが最後に急転直下。唐突に事件が解決してしまうw
事前にAmazonのレビューを読んで、「表面上は一般小説っぽいけど、実はその裏に手掛かりや伏線が巧妙に隠された本格的な謎解きもの」みたいなのを期待してしまったが、それは僕の完全な勘違いだった。題名からも察せられる通り、謎解き興味の薄い、登場人物の人生に重点を置いた物語ですw
このような、誰が犯人でもいいだろ的なのを読んだ後はいつも落胆するんだけど、これはさほどでもなかった。牧歌的な世界観が心地良いし、ミステリ風な軽めの一般小説としてなら悪くはないと思う。
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[Ⅰ](9) サリーの目覚め。スウェインズデイルの朝の景色。サリーは丘の上にいくつかの動くものを見る。
[Ⅱ](12) イーストヴェイルの朝。バンクス主席警部のもとへ死体発見の報せ。バンクスはすぐに車で出発し、現場の牧草地に到着。
[Ⅲ](18) サリーはいつものように父とちょっとした口論をした後に、丘の上へと向かう。集まっていた人から、殺人事件があったことを知らされる。
[Ⅳ](22) 死体を調べる。後頭部を先の尖った鈍器で殴打されている。昨夜に死んだようだ。被害者はグラットリー村に住むステッドマン。バンクスは悲報を夫人に知らせに向かう。バンクスは泣き崩れる夫人エマから、昨夜のステッドマンの行動を訊き出した。彼は友人であり仕事仲間でもあるラムズデンの家に泊まっていたはずだという。バンクスは部下と落ち合う予定になっている、ヘルムソープ村のパブ<ブリッジ>へと向かった。
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[Ⅰ](35) <ブリッジ>での作戦会議。
[Ⅱ](45) サリーは行きつけのコーヒー・バーへ。集まっていた友人たちに、満を持して殺人事件発生の報告。「あたし、凄いこと知ってるの」 そう言い残し、サリーはバーを後にした。
[Ⅲ](53) バンクスはヨークにあるラムズデンの家へ。ステッドマンが殺されたことをラムズデンに伝える。ラムズデンとステッドマンは気が置けない間柄。ラムズデンの家にはステッドマンのためのベッドが置かれ、彼には合鍵も渡していたほど。詳しい話をまた後日に改めて行うことにして、バンクスは引き上げた。
[[ 3 ]]
[Ⅰ](62) 上司であるグリスソープの家で、彼とバンクスは捜査について話し合う。
[Ⅱ](68) テッチリー丘陵でのサリーとケヴィンの会話。ケヴィンは乗り気ではないが、サリーは“昨夜”のことを警察に話したい様子。
[Ⅲ](71) <ブリッジ>にて、バンクスはステッドマンの飲み仲間たちの話を聞く。
[Ⅳ](84) ペニーは部屋で独り、10年前の夏の思い出に浸っている。
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[Ⅰ](89) 婦人連の井戸端会議。
[Ⅱ](91) サリーは化粧中。
[Ⅲ](92) エマを尋問。ステッドマンに関する揉め事といえば、ハケットとの間での、土地の購入を巡る些細なものくらい。
[Ⅳ](106) バーカーはパニーの家を訪ねた。バンクスについて報告。
[Ⅴ](110) サリーはバンクスに、事件当夜の現場付近で聞いた車の音について話す。
[[ 5 ]]
[Ⅰ](118) ステッドマンの関係者について、バンクスはラムズデンから訊き出す。
[Ⅱ](131) サリーはバンクスに情報を伝えたことをケヴィンに報告。ペニーが通りかかる。
[Ⅲ](135) サリーとケヴィンを眺めつつ、ペニーは郷愁に駆られる。
[Ⅳ](137) バンクスがハケットを尋問。
[Ⅴ](144) バンクスがペニーを尋問。バンクスは帰り際に、ペニーの隣人ミス・バンフォードから情報を仕入れた。事件当夜、ステッドマンはペニーの家を訪問しており、そこにやって来たカートライト少佐につまみ出されたという。
[[ 6 ]]
[Ⅰ](160) バンクスがカートライト少佐を尋問。少佐は村人たちの噂話に苦しめられたと語る。事件当夜、ステッドマンは午後10時頃に立ち去ったという。
[Ⅱ](170) サリーは優雅に容疑者たちを検討中。
[Ⅲ](174) バンクスとハッチリーが話し込みながら歩いている。
[Ⅳ](178) バンクスはハケットの嘘を追及。不貞行為を一つ掘り当てる。エマを尋問。夫とペニーとの間柄にはまったく疑念を抱いていない様子。
[[ 7 ]]
[Ⅰ](195) ステッドマンの葬列。サリーは参加者たちを眺めてる。
[Ⅱ](198) 捜査に行き詰まり、パブに坐るバンクス。ラムズデンを見かけて話を訊く。バンクスは事件の鍵を過去に求めている。
[Ⅲ](210) バンクス家の夕食。フォーク・シンガーが歌うのを見に行こうと、バンクスは妻を誘う。
[Ⅳ](215) その夜のサリーは、その日の午後に思い出した場面の重要性について考えている。
[Ⅴ](217) リーズ大にて、バンクスはステッドマンの元同僚たちから話を聞いた。
[Ⅵ](231) サリーとその友人たちが集まっておしゃべり。サリーは妙に口が重い。思い当たることがあると呟き、店を出た。
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[Ⅰ](236) <ドラッグ・アンド・ガン>でのペニーのステージをバンクス夫妻も鑑賞。バーカーも来ていた。結局、バンクスは仕事抜きでは過ごせない。
[Ⅱ](247) サリーは自宅を出て、ペニーの歌が流れる<ドラッグ・アンド・ガン>の前で足を止めた。そして待ち合わせの相手に警告するために再び歩き出した。
[Ⅲ](249) ペニーの歌を聴きながら、バンクスの酒は進む。
[Ⅳ](251) ひと気のない場所。ここなら誰かに見られて、話が警察に伝わることもない。嵐が近づきつつあるのを感じながら、サリーはこちらに向かって来る車のヘッドライトを眺めている。
[Ⅴ](252) 少々酒を飲み過ぎた翌朝、自宅で目覚めたバンクス。すでに嵐はやって来ていた。サリー失踪の報告を聞く。
[Ⅵ](260) バンクスはサリーの友人たちに会った。彼女が事件について何かを知っているような態度を示していたことを知る。
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[Ⅰ](268) バンクスはバーカーの自宅を訪ねた。ステッドマンがゲイである可能性を尋ねると、一笑に付された。
[Ⅱ](281) <ブリッジ>でのバンクスとペニーとのおしゃべり。ステッドマンに嫉妬したラムズデンの復讐だなんて馬鹿げてると、ペニーは店を後にした。サリーは公衆電話からどこかに電話を掛けていたらしい。
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[Ⅰ](297) バンクスはサリーの友人たちを警察署に呼び出して話を訊いた。ヘイゼルの父ロバートとステッドマンとの間には少々諍いがあった模様。
[Ⅱ](306) ロバートについて調べられたが、彼はすぐにシロと断じられた。サリー捜索は続く。バンクスはグリスソープと語り合う。サリー失踪時、バンクスはペニーのステージを観ていた頃だが、彼女にはバーカーとともに姿を消していた時間帯もあり、彼らにアリバイがあるとは言い切れない。
[Ⅲ](313) バンクスにはステッドマンと親しかった者たちを突ついてみるくらいしかない。エマもペニーもつれない反応。バンクスも観ていた<ドラッグ・アンド・ガン>のステージでの空白の1時間についてペニーに尋ねると、彼が予期した通りの答え。
[Ⅳ](322) ペニーは寝付けなかった。ステッドマンが死んでからというもの、昔のことばかりを思い出す。
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[Ⅰ](324) 小川を流れる死体はひどい有様だった。しかしそれがサリーであることはすぐにわかった。
[Ⅱ](326) サリーの死体は損傷が激しく、死因を掴むにも時間が掛かりそう。
[Ⅲ](328) サリーの死体を見た後、ペニーとバーカーは、二人で酒を飲んでいた。
[Ⅳ](329) サリーの死体は石の下に隠され、豪雨で流れて来たらしい。バンクス夫妻の会話。バンクスは気づかなかったが、サンドラの目には、エマは洒落っ気がないだけで充分に魅力的な女として映っていた。
[Ⅴ](334) ペニーとバーカーとの甘い朝。ロマンティックな気分はすぐに消え失せ、彼女は一人で出掛けた。
[Ⅵ](344) バンクスがステッドマンの家を訪ねると留守だった。隣家のミセス・スタントンに訊いてみると、エマは車でどこかへと出掛けたという。次にペニーの家を訪ねたが、こちらも家の主は不在で、代わりにバーカーが留守番していた。バンクスはバーカーを連れて、車を飛ばした。寂しい道を進んでいくと、ペニーの車が停まっていた。車を降りたバンクスは、その家の玄関の扉を蹴破った。ペニーは横たわり、ラムズデンは唖然としていた。エマはバンクスを睨みつけていた。
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[Ⅰ](352) ラムズデンはすぐにすっかり自供した。ペニーは彼が自分を殺すはずはないと信じていたし、今でもそうだった。しかしバンクスの意見は少し違っていた。
[Ⅱ](354) バンクスは事件の真相に辿り着いた経緯を、サンドラとペニー、バーカーに語った。