三鷹市議会 令和4年第3回定例会 本会議5日目 | 半田伸明のブログ

三鷹市議会 令和4年第3回定例会 本会議5日目

13時から議案の採決でした。審査報告書はこちらをどうぞ。

議案の考え方については、こちらをどうぞ。
そして、令和3年度決算です。考え方はこちらをどうぞ。
全てにつき、私は特に指摘事項なしと判断、討論はしませんでした。

その後追加議案上程。教育委員会委員の任命と一般会計補正5号です。

前者ですが、以前教育委員会委員としてご活躍なされていた方ということで、この点は了解しました。
人事の内容はこちらをどうぞ。第48号部分です。

次に補正です。
総括表はこちらを。
予算書はこちらを。

いわゆる5万円給付とオミクロン株対応のワクチン、そして新たに高齢者インフルエンザについてです。
前2者は国の話で問題なしです。最後のですが、9月の都議会で臨時に可決されたことに対応するものということで、これらも了解しました。

なお、この補正予算案の共産からの質疑で愕然とすることがありました。
5万給付につき担当外の保健医療担当部長が答弁するということが発生してしまったのです。
担当外ですから、再質問にまともに答えることはそりゃできないですね。それでもまぁ、保健医療担当部長は頑張っていました。とはいえ、担当外である以上、質疑した側からすればきちんとした答弁ではないと言われたら、元も子もありません。

要するに、河村市長体制のもと、野党をぞんざいにしているとしか思えないのです。いや、そうではないと市側は言うでしょうが、だったら最初の質問で担当外の部長が答える事態をなぜ防げなかったのかとなります。

答弁した担当部長が悪いと言っているのではありません。私に言わせれば、明らかに市長や副市長の管理不行き届きなわけです。三鷹市議会も随分となめられたもんだなと思います。

これは与党野党という低次元の話ではありません。三鷹市議会全体として怒るべき案件です。休憩に入った後、私はすぐに副市長に詰め寄りました。どういうつもりなんだと。

清原市長時代も私は体験していますが、最初の質問の答弁から担当外に答えさせるようなことは一度もなかったと記憶しています。市長が変わると、こうも議会軽視が激しくなるんでしょうかね。

まぁ、私は野党以下のその他ですので、こういうおかしなことは、きちんとおかしいと言っていきます。

そして、意見書案・決議案です。
いつものように退席です。退席討論はこちらです。

<意見書案退席討論>
平成29年第3回定例会における意見書(案)第12号で述べたことと同様のことを指摘して、全ての意見書(案)につき退席とします。

退席討論のベースとなっている文章はいつも同じです。
平成29年第3回定例会における意見書(案)第12号で述べたことを引用しておきます。

地方自治法99条から内容の判断以前に形式面で話にならないものが今定例会でも多数出てきています。議会運営委員会で最低限形式面につききちんと議論すべきであるとの抗議の意味から、内容に賛成できるもの反対であるもの関わりなく全ての意見書案につき退席で応じることにします。

なお、決議1件です。いわゆる国葬問題の賛成と反対というものでした。以下のように討論し退席しました。

<決議案退席討論>
三鷹市民の方には、今回の国葬に賛成もいれば反対もいるでしょう。これは個々人の思想信条の問題です。
間接民主主義のもと、市議会議員は条例の制定や改廃、予算の審査などをする権利はありますが、個々人の思想信条を議会意思として確定することは、間接民主主義の範囲を逸脱していると考えます。私たち市議会議員は、個々人の思想信条までをも代理する権限は持ち合わせていないはずです。
よって、本決議案は賛否を表明するのはむしろおかしいと考え、退席とします。

これら本会議については、後日「本会議の結果」に資料が載る予定です。

なお、現時点で判明している、次の各委員会の日程です。
文教 11/10 9時半~
厚生 11/11 9時半~
まちづくり環境 11/14 9時半~
総務 11/15 13時15分~

以上になります。
今定例会も本ブログをお読みいただき、ありがとうございました。