1番になれなくても | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。大倉稜也です。先日の全国公をもって引退しました。
水泳17年(競泳10年)が終わりましたが、あまり実感はないです。
ただ、後輩が練習の話しているのを間近で聞くと少し寂しい気持ちになります








ラストレース、応援ありがとうございました。レース前めっちゃ声聞こえました。
泳いでる最中はこれまでの水泳人生がフラッシュバックして感情ぐちゃぐちゃでした。結果的にベストは出なかったけど、実力は全て出せてやり切れたと感じてます。













終わった後、他大のブレ専も含め多くの人が迎えてくれて嬉しかったです。最後まで続けて良かった、そう思いました。
(翔紀に負けたん悔しいな)







全国公出場を目標に入った大学水泳部。最後のレースを全国公という舞台で締めくくれた今、幸せな気持ちでいっぱいです。









高校最後の試合5レース、全部ベストで終え、まだまだ伸び代があると思って大学でも迷わず水泳部に入りました。引退までベストを更新し続けたい。そう思っていました。ホームページの自己紹介にもそう書いています。





100Br   1.09.29→1.07.11
200Br   2.33.45→2.23.27





大学入る前と後の長水路ベストタイムです。人生初のスランプもしっかり経験しました。
夏に関しては毎年CS、関国がピークでそれ以降の試合でベストを出すことはなかったです。





当初思い描いていた過程とも違うけど、結果だけ見たら頑張った、少しは褒めていいのかなって気がします。
















自分は4年間ずっと平泳ぎをしてきました。
入部から引退まで、高いレベルで練習できました。
京吾さん、泰吾さん、歩、陸、太陽、駿斗。

練習相手に困ったことないぐらい層が厚くて、S1の練習は毎回楽しかったです。










メインプールでアップしてる時上から判別できるくらいに泳ぎ観察して吸収させていただきました。自分がどこまでも満足せずにタイム追うことができたのも身近に上を行ってる人がいたからです。







その反面、レベル高すぎて3面に入った時のプレッシャーは毎回大きかったです。











2.3年の時は泰吾さんにコンメに回ってもらっていました。もちろん代わりになることはできないけど、少しでも多く点を持って帰らなきゃという思いが常にありました。変なレースは絶対できない。毎回そう思ってました。

























ラストシーズンは、いろいろ思うことありました。
100は3面落ちしました。発表された日は落ち込んだけど、実力は完全に負けていたのでその後は清々しい気持ちでした。


その上どこかホッとした気持ちもありました。




自分が表立って戦わなくてもいいんだ。




気分が一気に楽になり、前向きになりました。



関国初日、唯一の種目を前に気分はとても落ち着いていた。すごい集中していて、どんな結果でも受け入れられるような澄んだ気持ち。



結果は3人ベスト&表彰台独占










何もかもがうまくいった最高のレース





1年前の悔しさを晴らすことができた







2日目の100Br


表彰台独占




これまでのどのレースよりも感動した。前日のこともありみんなの期待も高まっていて、プレッシャーは半端じゃなかっただろうに。




3人は強くてかっこよかった。








3面入れば関国、関カレ決勝は当たり前。
あとはどれだけ多く点取れるか。 


誰かが言う訳ではなくても、そんな雰囲気を感じる時もありました


関カレ最終日は特にそうで、2ブレに1部昇格かかっていたと言っても過言ではない
決勝で情けないレースをした自分は頭が真っ白になり、それ以降の応援の記憶もほとんどない
僅差で3位だったら自分のせいだ…







なんとか2位で1部昇格
みんなに救われた形になりました
これで負けてたら、もやもや残して引退してました






しんどかったけど今考えたらとても貴重な環境、恵まれた環境だったと感じます。
他大学から何度羨ましがられたことか


間違いなく強くなれた。
水泳の楽しさも残酷なとこもたくさん経験できた。













水泳部で過ごす中で、自分は競技力も普通で、皆んなをまとめる立場でもない。この部でできることってなんだろうって考えることが何度かありました。


だから自分は




魅せるレースをしよう





そう思っていました。



先輩の方々のレースで何度も心を動かされてきました。それ以降の練習のモチベーションになることも多かったです。

見ている人の心が動くレースをする。
これは単にベストタイムかどうかとか、数字で判断できるものではない。





あんまり自信ないけど、どうでしょうか。出来てたら嬉しいです。











関わってくださった皆さん

練習中はほとんど話さんのに陸ではゲラゲラ笑ってるよく分からんやつでしたが、たくさん接してくれてありがとうございました。









できるだけ試合見に行くつもりです。速くなった姿楽しみにしてます






最後まで読んでくださってありがとうございます。





水泳楽しかった!!!!!


大倉稜也

烈華