こんにちは。お久しぶりです。
コロッセオ住まいの肩ばっか鍛えている(?)3回マネのてしまです。
コロッセオ住まいは否定しませんが、肩ばっかやっているわけではないです。
1回生の皆さん、初めまして。入部してくれてありがとうございます。特にマネージャーの3人、本当に入ってくれてありがとうございます。とても安心しました。
2、3、4回生の方々も勧誘ありがとうございました。何もお手伝いできなくてすみませんでした。
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それでは、本日のメニューです。
ブロークンでレースの感覚を掴めたでしょうか。今週末の夏季公が1回生の試合デビューになると思います。入部してすぐなので十分に練習できていないかもしれませんが、しっかりと調整して良いタイムで泳いできてください。上回生の皆さんも、もちろん頑張ってください。応援しています。
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今回はイベリア半島旅行記です。
少し前、10日間かけてポルトガルとスペインを回ってきました。当初ポルトガルに行く予定はなかったのですが、いろいろあって出発3日前にリスボンに行くことが決まりました。
リスボンはスペインへの中継地点として寄っただけなので4時間しか滞在できず、美術館も1つしか回れなかったのが残念です。ポルトガルに関してはもうこれ以上語ることができません。写真もないです。ポルトガル語専攻の皆さん、ごめんなさい。
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リスボンからバスに乗ってスペインのセビーリャという都市に行きました。スペインバロックの中心地のひとつであり、ベラスケスやムリリョなどの多数の有名画家の出身地でもあります。
3日しか滞在しなかったのですが、セビーリャはヨーロッパの中でもトップクラスにお気に入りの街になりました。理由は三つです。
まず街並み。歴史的建造物や古い建物、石畳も最高に綺麗で良かったのですが、現代建築もいい感じでした。デザイン性を確保し、自己主張をしっかりしつつも古い建物との調和を図っているものが多く、街を歩いているだけで本当に楽しかったです。
現代建築と古い街並みがうまく調和している街は珍しく、セビーリャの他にはコペンハーゲンくらいしか思いつきません。同じスペイン内でさえグラナダやマドリードの現代建築は少し味気なく思いました。建築好きな方がスペインに行かれる際は、是非セビーリャにも行ってみてください。
そして美術史関連。ベラスケスはあまり見られなかったのですが、ムリリョは県立美術館にたくさん展示されていました。ムリリョの描く聖母像は可愛いので好きです。他の画家の聖母が可愛くないという意味ではありません。
スルバランもたくさんありました。一時期セビーリャで活動していたからでしょうか。
この美術館は16世紀の教会を改装したものらしく、祭壇が置かれていた場所一面に絵画が飾ってあったのは壮観でした。
セビーリャ大聖堂はとにかくデカくてやばくてすごかったです。外装もずっと見ていられるくらい綺麗なのですが、特筆すべきは内装だと思います。天井や主祭壇がとても複雑な構造で、バチカンの大聖堂に匹敵するくらい豪華でした。
塔からの景色もいい感じでした。
他の教会や王宮にも行きました。スペイン特有の装飾や建築様式などが使われている建築がほとんどだったのでとても勉強になりましたし、楽しかったです。
最後に、セマナサンタ。セマナサンタはイースターの時期にスペイン語圏で行われる、キリストやマリアの像を山車に載せて町中を担ぎ回るお祭りです。行列(プロセシオン)には山車だけでなくブラスバンドや仮装した人もいるので、ディズニーのパレードを思い浮かべれば大体同じイメージになると思います。
KKKっぽいですが違います。伝統的な衣装らしいです。
私がセビーリャに行った一番の理由はこのお祭りを見るためです。数あるセマナサンタの中でも、セビーリャのものが特に有名みたいです。
昼に見るのも良いのですが、夜に見るプロセシオンは特に良かったです。蝋燭に照らされた美しいマリアが荘厳な音楽と何とも言えないお香の香りと共にゆっくり行進してくる様は大変幻想的で、キリスト教徒ではないのに感動しました。
ディズニー面の人がパレードに感動する気持ちがやっと分かりました。
ひとつのプロセシオンは最大で2200人ほどにもなるので、通り過ぎるのに1時間以上かかります。そのため、いくつものプロセシオンを同じ場所で見続けるのは中々しんどいのですが、そのしんどさを忘れるほど素敵な経験でした。
セマナサンタの時期に食べられる、トリハスというフレンチトーストもどきも美味しかったです。
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セビーリャの次はグラナダに行きました。
グラナダといえばアルハンブラ宮殿です。アルハンブラに行かずしてグラナダに行ったなどとは語れないのですが、私はアルハンブラに行けませんでした。予約なしでも入れるだろう、と鷹を括っていたのが原因です。めちゃくちゃ落ち込んで、怒りのあまりアルハンブラの裏山に登りました。
いい眺めです。
アルハンブラを抜きにしてもセビーリャは楽しかったです。小さい街なのに教会や修道院がたくさんあり、それらのほとんど全てが信じられないくらい豪華でした。あまり大きくなく、外装もそこまで凝っていない教会の中が金張の調度品や大理石の彫刻でいっぱいだった、ということが何度かありました。やはりレコンキスタの反動で信仰心の篤い人が多くお金がたくさん集まるのでしょうか。
写真では伝わり切りませんが、実物はもっと豪華でした。
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グラナダの後はマドリードに行きました。
プラド美術館は大きすぎて全部見るのに朝から夕方まで掛かりましたが、有名な絵画や授業で扱ったことのある絵画がたくさんあって楽しかったです。
美術史に足を踏み入れたきっかけのひとつであるラス・メニーナスもしっかり見てきました。王族の肖像画は例のハプスブルク家の特徴を捉えたものが多く、少し嬉しくなりました。
マドリードから少し離れたところにあるエルエスコリアル修道院にも行きました。この建物は割と珍しい建築様式で建てられています。ルネサンス期にのものなのに大学っぽい質実剛健な印象を受けました。
歴代の王族はここに埋葬されていてその棺も見学できたのですが、西洋式の棺を見たのは初めてだったので不謹慎ながらとても興奮しました。また、血が濃いためか生まれて間も無く亡くなった子達が沢山いたようで、その子らの遺体を格納した塔みたいなのも建っていました。
丁度、藤の綺麗な時期でした。
まだまだ書き足りないですが、疲れたのでもう終わりにします。マドリードのハズレホステルを引いた以外は本当に楽しい旅行でした。
これは宮殿を歩いていた鳥
明日のブログは翔太朗さんです。
では2ヶ月後に。
ちなみにスペインでGraciasをGrazieと言い間違えたら睨まれるので気をつけてください。