お疲れ様です。昨日のしょうたろうさんのブログのコメントでこんなこと書いたらしっかりブログまわってきました。
という訳で、本日は僕のターンです。今日は本気出します。先に言っておきますが、とてつもなく長いですので途中でブラウザバックとかしないでくださいね。
まずは本日のメニューです。
<NACL>
<曽根>
今日からメニューも冬期公認にむけて調整のメニューになりました。自由度が高い練習だったので、各々やりたい事ができた練習だったのではないでしょうか。僕は今日は「いいフォームでそこそこのタイムで泳ぐ」ことを意識してやりました。特に200ではこの能力はとても大事になると思うので、今日それができて良かったです。
さて、ついに12月17日がやってきますね。皆さん、この日に何があるかご存知ですか?
冬季公認、M-1とかほざき散らかしたナンセンスな野郎共はおうちに帰ってマッマのおっp…
おっと失礼。なんか既視感ありますね、これ。なんででしょうか。
はい、というわけで、正解は
関西大手私鉄2022冬のダイヤ改正
でした。
具体的には、阪急、阪神、山陽、能勢電、近鉄などです。
で、今回僕が注目してるのは、阪急&能勢電のダイヤ改正です。
この2つはおそらく皆さんにも馴染み深い電車だと思うので、結構びっくりくする方もいると思います。ではでは。
①京都線
まず、新たな種別「準特急」が爆誕します。ただ、こちら、新しい停車駅パターンが生まれるのではなく、現行の快速急行が名前を変えるという感じです。
え、なんでわざわざ名前変えるん?
名前似ててややこしくなっただけやん。
と、思ったそこのりかこちゃん、これにはちゃんとした理由があるんです。
阪急電鉄は、2024年から京都線の一部電車で有料の座席指定サービスを開始する予定で、そのサービスを提供する種別が、「特急」「通勤特急」そして「準特急(快速急行)」なのです。しかし、今のままこのサービスを始めてしまうと、どの電車で座席指定サービスがあるのか少々分かりにくいです。そこで、快速急行を準特急と改称することで、「有料座席指定サービスのある電車は全て'特急'とつく赤色の電車」と直感的に理解しやすくなりますね。これが目的です。
ちなみに、この「準特急」という種別ですが、かつて東京の私鉄の京王電鉄でのみ走っていたレア種別だったんです。
しかし、2022年3月12日のダイヤ改正をもって廃止となり、日本からこの種別が消滅してしまいました。ところがこの阪急のダイヤ改正によって、準特急が奇跡の復活を果たしたのです。激アツですね。
また、現行の「快速」を「急行」に変更します。
これも合理的です。現在、阪急で「快速」は京都線のみで運行されており、快速は「普通」「準急」に次ぐ下から3番目の優等種別です。
ここで、他の阪急線はどうなのか見てみると、宝塚線、神戸線ともに、「普通」「準急」の次は「急行」です。そして、京都線にはこの「急行」という種別は現在存在していません。
つまり、京都線だけ仲間はずれにされてる感じなんですよね。
そこで、この快速を急行に改称することで、阪急線全線で種別体系が統一され、分かりやすくなります。
そしてそして、関西水泳部の人達にニュースなのが、この「急行」…
西京極に停車するようになります!!!
これは驚きですね。今度から桂で乗り換えせずに梅田から行けるんじゃないですか?
と言っても、この急行(今は快速)、現在夕方にしか運転されてないんですよね。なので恩恵を受けることはほとんどなさそうです。。。
まだまだあります。
なんと、唯一の十三通過列車である、「快速特急A 京とれいん」が廃止になります。
これは使用車両の6300系の老朽化が原因ですね。この車両、改造を受けている車両で、見た目、車内こそキレイですが機械類は車齢46年なのでそろそろ寿命が来てます。
ただ、「快速特急 京とれいん雅洛」は無くならないので安心してください。
↓こいつはなくなるけど、
↓こいつはなくなりません。
僕はこの前テラウチ野稲Canonと京都行った時に2つとも乗ってきました。僕の趣味に3人を付き合わせてしまいましたが、みんな楽しそうだったので良かったです。
ブレブレですみません。これしかありませんでした。
②宝塚・箕面線
続いては皆さんが一番使っているであろう宝塚線系統です。宝塚線、箕面線では、朝の箕面発大阪梅田ゆき直通列車の運行を取りやめます。
4年前、2018年のダイヤ改正で梅田発箕面ゆきは廃止されているので、箕面線が宝塚線から完全に切り離されることになります。これにより112年続いた箕面線直通列車の歴史に幕を下ろします。
③神戸線
京都線同様、快速急行が準特急になります。
神戸線単体ではこの他に目新しいものはないです。残念でしたせいくん。
その他、阪急線全体でラッシュ時の10両編成が大幅に削減されます。
京都線、宝塚線に至っては完全に消滅します。
他にも細かい変更がありますが、割愛させて頂きます。
いやー、今回の阪急の改正は結構デカかったですね。個人的には箕面線からの直通列車廃止が悲しいです。
話は変わりまして、
皆さん、「大回り乗車」ってご存知でしょうか?
通常、JR線で大阪駅から新大阪駅まで向かう場合、JR京都線で1駅だけ乗ればよいですが、これを
大阪→(環状線)→京橋→(学研都市線)→鴫野→(おおさか東線)→新大阪
のように、遠回りで行った場合、通常であれば運賃は乗車距離に応じて加算されていくので、後者の方が運賃は高いはずです。
しかし、いくつかのルールを守れば、どちらのルートで行っても運賃は160円で済むのです。
こんな感じで、そのルールを守って、安い値段でいっぱい電車に乗ろう、というのが大回り乗車です。
では、そのルールとは何なのか、解説します。
※今回はICOCAのようなICカードを使った大回り乗車を解説します。「紙の切符」を使った大回り乗車とは少しルールが異なるので注意してください。詳しくは僕まで。
<ルールその1>
乗車経路がICOCAエリア内であること
↓ICOCAエリア内
上の範囲内に乗車経路が全て収まっていればOKです。簡単ですね。
<ルールその2>
乗車駅と下車駅が同一でないこと
これも簡単ですね。かのんでも理解できます。
大阪駅から環状線でぐるっと1周して大阪駅で降りる、みたいなことはダメです。
<ルールその3>
同じ駅を2回通らない
これが大回り乗車のポイントです。大回り乗車をする際、6の字、9の字、8の字のような経路を旅するのは禁止です。例えば、以下のようやルートは尼崎を2回通っており、6の字乗車にあたるので、大回り乗車ではありません。不正乗車です。
<ルールその4>
途中下車できない
これが大回り乗車の唯一の難点です。一度改札に入ると、目的地の駅まで改札を出ることができません。もちろん、乗り換えのためにホームに降り立つのはOKです。改札をでさえしなければいいのです。
しかし!!
ここに落とし穴があります。
その駅が無人駅の場合、ホームは改札外扱いとなります。そのため、無人駅にはホームに降り立つことさえ出来ません。
電車のドアが改札みたいな感じですね。
まあ、無人駅を通る列車は基本的に車内で運賃精算をする形式なので、大回り乗車で出ようとしても乗務員に止められると思いますけどね。
しかし、逆に以上4つのルールを守れば、請求される運賃は
「乗車駅と降車駅の最短経路の運賃」
のみです。
また、別途特急料金を支払えば特急にだって乗れちゃいます。
さらに、なんと新幹線にだって乗れます!!(ICカードでは乗れない。紙の切符なら一部区間のみ乗れる。)
大回り乗車は電車にとにかくたくさん乗りたい方にはおすすめです。
そして、先日、僕はこの制度を使って京都に一人旅してきました。京都に行ったとは言っても、ほぼ電車に乗ってただけなので観光は全くしてないです。でも最高でした。
↓僕の行ったルート
今回、僕は播但線のキハ40という車両に乗りたくてこのルートにしました。
↑キハ40(まあ正確にはこいつはキハ41なんですけどね)
田舎を1両編成の気動車で車窓を楽しみながらゆっくり旅するのはほんと最高です。ただ、これ一人旅だからこそなんですよね。
複数人いると会話をしなきゃいけなくなるので、ゆっくりなんにも考えずにただぼーっと車窓を眺めるってのができないんですよ。
皆さんも一人旅してみてはいかがでしょうか。複数人での旅行とは全く違う楽しさがあります。
最後に、この旅で乗った車両と写真とちょいコメントを書いて今回のブログは終わりにしようと思います。
えらい長くなりましたね。でもまだまだ書こうと思えば書けます。趣味ってすごいですね。
ていうか僕の専門はモーターとかそっち方面なので、電車に乗ったり撮ったりするのはサブ的な感じなんですよね。
ただ、僕の専門分野について話しちゃうとマジで僕の周りから人が消えちゃうので、絶対に話しません笑
僕がこの話を本気でぶつけられるのは小学校の親友の吉川くんだけです。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
このブログ、4000文字あります。
この長い文章を最後まで読んでくれた方には、僕に言ってくれればブログの内容のテスト合格の後に、チロルチョコひと粒をもれなく差し上げます。ではでは。
↑播但線103系。乗り換え時間が2分しかなくていい写真撮れなかった。和田岬線の103系にも乗りたいな。
↑播但線キハ40、41
新型車両登場によってどんどん数を減らしている。国鉄時代の雰囲気を色濃く残している数少ない形式。ボックス席、開けられる窓、扇風機などなど。とにかくかっこいい。
↑山陰本線113系
これも数を着々と減らしているものの、113系自体はまだ岡山などでたくさん見られる。しかし、それらはほとんど改造されており、車内は国鉄時代の雰囲気は最早ない。一方、山陰本線の113系はまだ改造されることなく、味のある雰囲気を残している。
↑特急はしだて
主に京都↔天橋立間で運行されている特急。割と混んでいる。
明日のブログはお楽しみに。
以上です。失礼します。