お疲れ様です。二回の木原陸です。
ブログが回ってきそうな予感がしていたので、余談は前日に準備しておきました。
さて、今日のメニューです。
今日のPeach&SK-3は距離長めに泳ぎつつ頑張るという感じでした。
今週末はCSなので、調子合わせていけたらいいなーって思います。
僕にとっての真のメインはupの50×4の帰りのuwです。
もともとuwは苦手なのですが、やっぱりなんかすごい選手はみんなそういうの得意な気がするので、僕も全部できるように頑張ります。
Backのuwが鬼門です。できる人コツとか教えてください。ちなみにバサロも苦手です。
あ、そうそう、プールが暑くなってきましたね。
バケツの冷たい水がないとわははーって感じです。
以下、余談です。
急ですが、後輩っていいですね。
人数が多いし(羨ましい)、個性豊かだし、ビデオや計時を手伝ってくれるし、その他いいことづくめです。
特に、「個性が豊か」というのは、とてもいいことだと思います。
ついこの前も、曽根駅で阪大側への電車を待っていたら、はやとが
「あのモーター音(だっけ?)はなんたらかんたらのかくかくしかじかですね」
みたいな知識を披露してくれました。めっちゃ面白かったです。
阪大側への電車が来た時に、「同じ(モーター音)かよ、つまんねぇ」とぼやいていたのはもっと面白かったです。
たしか、永久磁石同期電動機(PMSM、Permanent Magnet Synchronous Motor)とか言ってた気がします。
僕はperpetualのPじゃないかなあとかほざいてましたが普通に間違ってました。すみません。
あ、で、こういう「自分語り」みたいなやつって、かなり大事なことなのではないかと僕は思うのです。
やっぱり、自分がちっとも知らない知識を持っているというのは、面白くて、その人のことをもっと知りたいなという気持ちになります。
すると話をする機会が増え、付随的に相手の隠された一面を知ることができ、より仲良くなることにつながります。
また、相手はそういった面白エピソードや知識を披露することにより、水泳部内でのキャラ付けが可能となり、立ち位置の確保もたやすくなります。
つまり、個性を出すというのは、水泳部内ではメリットしかないと思います。
あ、そうだ。
今の一回生で好きな後輩がいましたら、コメントで教えてくれると嬉しいです。面白エピソードがあれば一緒にお願いします。
話を戻します。
そういうわけで、僕は、後輩たちを見習って、もっと個性を出していこうと決意しました。
さて、ここからが本題です。
個性を発揮する第一歩として、今日は僕の大好きなとあるアニメの話をしようと思います。
このブログを読んでいるみなさんの中にも、きっと興味を持ってくれる方がいると思います。
既に主将を沼に落としたので、実績つきです。
(以下、長くなります)
で、そのアニメとは、
『チャージマン研!』です!
一話およそ5分、全65話で構成されています。1974年にテレビ放送されていました。今から48年前ですね。
大まかな話の流れとしては、
「科学技術が飛躍的に発展した未来の地球に、ジュラル星人という異星人が攻めてきたので、主人公の泉研はチャージマン研に変装して戦う」
というものです。
このアニメの魅力をいくつか紹介したいと思います。
① 超展開
例えば第三話「蝶の大群が舞う」では、ジュラル星人によって改造された人食い蝶が街に放たれ、研がそれに対処するのですが、なんと一頭一頭全てを銃で撃ち落とすという、著しく効率の悪い作戦に出ます。
普通のアニメなら、こう、火炎放射器で戦うけど数が多すぎてらちがあかないとか、人食い蝶の生態を解明して弱点を見つけるとかあると思うのですが、なにせ一話5分しかないのでそんな展開を悠長にしている場合ではありません。
チャージマン研に変装した研は、手持ちの銃(アルファガン)からビ~~~と黄色の細い光線を出し、ひらすら蝶を撃っていきます。
(「作業の目」と呼ばれる表情をしている)
ちなみに、予算不足なので、撃つカットは同じやつを使い回しており、蝶が撃たれるカットも当然のごとく使い回します。もっと言うと、変装のシーンも音声を除いて65話全てで使い回されています。
最終的には全ての蝶を撃ち落とし、一件落着です。
超展開に関して、もう1つ大事なことを言っておくと、ジュラル星人は極めて回りくどい作戦ばかり行います。
第7話「西部の男・研!」では、ジュラル星人は「西部劇を体感できるアトラクションを作り、泉研を誘い出し、偽物に見せかけた本物の銃で攻撃する」という作戦を立てています。これだけなら普通かも? と思うのですが、実際は
1. 西部劇を楽しんでもらう
2.楽しかったのでまた遊びに来る
3.西部劇中に撃つ
という三段構えで、つまり一回目は本当に普通のアトラクションです。
まあ、最初は怪しまれている可能性があるので、一回目は何もせずに二回目で狙うというスタンスなのかもしれませんが、そもそも二回も来るかどうかが不確定な上、一ヶ月ほどは確実に時期が空いてしまうと思われます。
そして一番問題なのが、何度も言いますがこのアニメは一話5分しかないので、二回目をいちいち描写している余裕がありません。二回目が始まる前に研は計画を見抜いてしまい、アルファガンでジュラル星人をやっつけてしまいます。
こうした「何か他の人物やイベントに扮しておいて、こっそり襲撃する」みたいな展開はしばしばあるので、俗に「劇団ジュラル」と呼ばれています。
② 主人公が狂っている(良い意味で)
主人公である泉研くんはすさまじく無慈悲です。ジュラル星人に対して共生などあり得ません。
どっかの回で、研が「ジュラル星人め、今度という今度は許さないぞ!」と言うのですが、そもそも一度たりとも許したことはありません。
伝説的な回として知られる第35話「頭の中にダイナマイト」は、研究者のボルガ博士が頭に爆弾を埋め込まれ(この時点で回りくどいですが……)、海上工業都市のレセプション中に他の学者もろとも爆破されるという計画がジュラル星人によって進められ、それに気づいた研がどうにかしてくいとめるという話です。
スカイロッドという空を飛べる乗り物を呼び出し、どうにか会場からボルガ博士を連れ出すことに成功した研ですが(変装済み)、ジュラル星人が同じく空飛ぶ円盤みたいなやつでおいかけてきます。しかも、ボルガ博士に埋め込まれた爆弾が爆発するまで、時間は残りわずか。
一体、研はどうやってボルガ博士を救うのか? 答えは簡単、
研「ボルガ博士、お許しください!」
(↑ジュラル星人)
救えなかったので爆弾として利用しました。
意味不明かもしれませんが、こういうところがこのアニメの魅力です。
③ ジュラル星人が弱すぎる
ジュラル星人に対して、研は主にアルファガン(前述)で戦いますが、なんと全て一撃必殺です。
さらに、ジュラル星人が光線を躱したり、防御したりすることも原則ないので、撃たれたら最後、確実に負けます。そのため、やられるカットも2,3種類程度しかなく、場所が地上であろうが建物内であろうが航空機内であろうが大抵同じカットが使われます。
その余りの弱さに、水曜日のダウンタウンの「レオパルドンより一瞬で殺されたものなどない説」の検証のために発表された「古今東西秒殺ランキング」において、見事4位にランクインしました。
なんとたった1.5秒。実に早いですね。
という感じのアニメです。
Youtubeで公式アカウントが全話を無料公開してくれているので、よかったら見てください。一話5分なので、練習終わりとか、休み時間とか、寝る前とか、あらゆる時間帯に見ることができて便利です。
余談は以上です。
明日のブログの担当はひろきさんです!