おわりのはじまり ひしだみな | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!


みなさんこんにちは。ついに来ました、引退ブログです。4回生のひしだみなです。

1.入部から〜自分語り
2.後輩に伝えたいこと
3.自分にしかないこと
4.みんなへ
5.最後に

こんな感じで伝えていきたいと思います。興味あるとかだけでも読んでいただけると幸いです。

多分、今回引退した4回生の中で1番時間かからずにつらつら書いたものなので、文章が変だったらごめんなさい。やっぱり私はこういうやつらしいです。


とりあえずはじめに
ほんっとおおおおおおに皆さん、応援ありがとうございました。またいつもいつもありがとうございました。みんなと一緒に部活できて幸せ者でした。



1.入部から〜自分語り


中学はバスケ部、高校はホッケー部、競泳は小中とクラブでやっていました。なんとなーく、スポーツやるなら遊びじゃない方がいいなーと思い、体育会の水泳部に入部しました。入学式の次の日には体験練行っていたなあ。

入部してからは、初めての試合で2コメと1ブレに出たことから、正式タイムのある種目でしか出られない夏の大会はこの2種目しか出られませんでした。そしたら気づけば、2コメも専門、みたいになってました。2ブレしんどいし、4泳法全部練習するの楽しいし、でなんとかやってました。

当時の4回生女子選手のお二方にはかなりお世話になりました。ありがとうございました。



2回生、多分、大学水泳で1番量的には練習した時期ではないでしょうか。よくベストが出ていました。鹿児島で行われた全国公ではベストを更新しました。






2回生冬、京大のやしろ合宿に行きました。私は初めての他大の合宿だったのですが楽しい記憶しかありません。コンメ面で自分より速い人ばかりに囲まれましたが楽しく、そして実りある合宿でした。中でも、4泳法の自分の知らないドリルを教えてもらったのは良かったです。



その後の2月の強練もしんどいけれど皆に囲まれて練習するのは楽しかった!この年の合宿はコロナで本当にあるのかな〜という感じでした。基本的に練習のわいわいする雰囲気は大好きな人間なのですが、しんどいことは大嫌いな人間なので合宿途中で中止ならんかな〜とか思っていました。不謹慎。


3回生春、夏のコロナ期間

練習はほとんどしませんでした。2回生終わり頃から、あと1年半ある引退までの期間が長く、どんな目標を持てばいいか分からず、頑張れないと感じていた私にとって、絶好の休止期間でした。

そんなこんなでろくに練習もせず、夏を終え、部活が再開したときは散々でした。でも、十分すぎる休息をとった私は、1年を切った引退まで、突っ走る程度には気持ちはできていました。


たしかその頃は1フリ1分40秒サークルがギリギリでした。アーメン。



3回生秋。

新入生である今の2回生とも仲良くなってきて、でも今まで通りの練習はできなくて、2つの面に分けられて、会える人も限られている部活は楽しくありませんでした。いや、楽しくなかったと言えば嘘になりますが、ラストイヤーがこんなのは嫌だなあってずっと思っていました。



2月の春室は、なんだかんだそれなりに練習できていましたが、思うようなベストは出ませんでした。

春短、なくなりました。


CSも散々でした。


関国もそんなに良くなかったです。

よかったのは、本当に熱が入っていた関カレと全国公ぐらいです。




でも最後まで面分けのないノルマ練はできなくて、みんなと分け隔てなく話せなかったのは心残りです。


どんなけ皆んなと話したいねん、とかワイワイしたいねん、とか思われるかもしれませんが、私にとって水泳部のみんなとどうでもいい話をしながら、その人の知らない一面を知っていく感じ、大好きです。


ぜひ話したことない人とどんどん話す場にして欲しいと思います。





関カレと全国公は思いの外(?)いいタイムを出すことができました。



半年で100mで4-5秒ぐらい速くなりました。まだまだ行ける気がしますが、去り際は大切なので引退します。


私のレースやタイムをよく見てくれている人なら、私のことをこのように思っているかもしれません。
有言実行する人、ここぞという時にタイムを出す人、レース直前まで楽しそう、人生楽しそうと。

自分で言うのも恥ずかしいですが、こんな感じかな〜よく言われるな〜って思うことを挙げてみました。

最初の2つのタイムを出していく姿は、特に最近なのかなと思います。なぜ私が有言実行出来るのか、を考えてみましたが、あんまりよくわからない、が結論です。

でも、少し思うのは、目標が形になり、そこに取り組むことに能動的に取り組むことができることになった時、自分は結果を出しているように思います。



普段、ノルマ練習に参加し、メニューが用意されている環境は受動態で生きていけます。筋トレメニューも筋トレ係や面隊長が考えてくれるので何も考えずに部活に取り組めます。

私はメニュー陣ではなかったのでメニューを作ることはほとんどありませんでしたが、メニューの中でどう取り組むか、自分にはどんな筋トレが必要か、は割とここ最近は考えていたように思います。


もちろん既に考えることが出来ている部員も沢山いると思います。でも出来ていない部員も沢山いると思います。みんながみんな、出来ろ、とは言いませんが、少なくとも私はそれによってタイムが伸びたのかなと思います。



ドリルを新しい速い選手に聞いてみる、とか、泳ぎみてもらうとか、自分はどっちの泳ぎ方の方がいいのかとかです。


ぜひ能動的に練習に取り組んでみてください。練習以外も、水泳部に関する何気ないことでも能動的に取り組んでほしいです。



基本的に練習はきらい人間なので、ノルマは行っても3、フリープランで1本もタイムとってもらわない様な人間でしたが、良いように言うと、ノルマ行きすぎても日々の生活に支障が出る、ちょっと休むと体が冷え切った状態でハードするぐらいならハードしないで皆んなの泳ぎみておこうという人間だったのであんな風になりました。



「みなさん、ハードしないんですか?」と聞いてくれた後輩たち、ごめんなさい。笑

自分語りはこんなかんじで。




2.後輩に伝えたいこと


正直あんまり思い浮かばなかったです。


こんな先輩でいいのか、と本当に思います。ななも言っていましたが、私はただ純粋に自分が主役の水泳部人生を送ってきたのだと思います。その中で、部員として、守るべきことは守ってきたし、与えられた役割もしっかりと果たしてきました。(多分)



その中で、後輩にどうなって欲しいとか、どう過ごせ、というのではなく、単純に、自分らしく、自分で考えて進んで欲しいということが伝えたいことです。

長いようで短い大学生活。どのように過ごすかは、自分にかかっています。



3.自分にしかないこと
引退ブログを書くにあたって、他の同回生と比べて何を書けるかを考えました。


その結論は、学連を4年間したこと、海外に何度か留学的なこと及び旅行をしていたことでした。

前者については、言いたいことは沢山あります。皆さんが知らない裏側の仕事なので、です。後者についてはまた聞きたい人はご飯にでも誘ってください。大学入ってから1人で10カ国ぐらい行きました。


学連について。

学生だけで試合を運営する、ということは大変なことです。皆さんに見えるのはおおよそ試合当日のことだけですが、その裏にはそれに係る全ての準備が関わってきます。

私が行なっていた当日の仕事は会場内の通告及び音響。しかし、試合前に行う仕事としては、プログラムの作成及び、出場許可申請等のメール管理でした。


プログラムの日本記録や、大会記録は勝手に更新されるものではないし、表紙の大会役員も毎回変わっていきます。またコロナ禍では大学からの出場許可申請書があり、そこにエントリー係や、男女代表者のハンコが押されています。それを確認して集めるという仕事でした。



学連では何の役職にもついていなかった私でさえ、試合の何日も前から仕事をして、試合前日は昼から会場の準備をして、せっかくホテルに泊まってるのにホテルでも帰ったら22時は過ぎるなんてこともありました。


決して嬉しい役割ではなかったし、すごく楽しいものではなかったです。でも、皆んなが試合に出るには必要不可欠な役割だ、と思いつつ、他大学に友達が大勢できることで、出会いそのものを楽しんでいました。



出会いの楽しさを教えてくださった歴代学連の先輩方、ありがとうございました。



話は変わりますが、最近、学連が嫌な仕事として扱われた印象を受けたことがありました。学連はレースに集中できない、学連するとバイトや趣味の時間がないなど。



レースの集中の仕方は人それぞれです


また休日をどう過ごすかも人それぞれだと思います



ただ、ひとつ、学連を4年間続けた者から言うと、学連への敬意を忘れないでください。心ない言葉で学連を傷つけるのはやめて下さい。




みんなが気づかない場所で、いつも通り部活できるのがOBさんのお陰であるならば、いつも通り試合に出られるのは間違いなく学連メンバーのお陰です。




私は私が学連でよかったです。


なぜなら、他の同回生が学連をやっていたとしても、自分が1番学連を楽しんだ自信があるし、レースがあっても学連しながらタイムをだせた自信があるし、学連しつつ趣味もバイトも人一倍してきた自信がある。



あみだくじで選ばれましたが、私は私が学連でよかった。あみだくじ、ありがとう。学連の出会いに感謝です。







4.みんなへ


個人個人にメッセージ書こうかな、と思ったけど恥ずかしいのでそれは会った時にでも。今後半年はニートしているのでぜひ遊びやご飯に誘ってください。




同回生へ
みんななら知ってると思いますが、私は皆んなが大好きです。ウザ絡みしてごめんなさい。久しぶりに会ったら絶対声かけて、飛び跳ねてごめんなさい。これからもよろしく。

秋田引退




3回生へ


いっぱい遊びました、しゃべりました。楽しかったよ。個人個人で話してると、皆んなそれぞれ思うことはあるみたい。みんなの大小さまざまな声に耳を傾けてください。
冬季公認までこんちゃんを頼みます。


2回生へ
せっかく皆んなと過ごす時間が、楽しく、輝いていて、かけがえのないなって思ってきたところに引退で寂しいです。頼れる先輩になってください。


1回生へ
話せた後輩、話せなかった後輩がいます。ぜひ最後まで水泳部を続けてほしいと思います。




5.最後に


私にとっての水泳部は全てが楽しい空間でした
みんなで腕組んでわっしょいしてる情景が思い浮かびます
阪大水泳部にはいってよかったです
この伝統ある阪大水泳部を脈絡と受け継ぐ一員になれてよかった

恵まれた先輩


恵まれた同期


恵まれた後輩に出会えてよかった


いつも応援してくださるOBさんがいてよかった




いろんな人に出会えてよかった!!!















まだあと2年ぐらい水泳部にいたかったな〜












主将と主任を従えたお気に入りの一枚で締めます






菱田三菜