慣れないことばかりだったかと思いますが、ひとまずはOFFを楽しんでください。
そして新シーズンはより良いものになるように応援しています。
会ったことはありませんが、1回生の皆さんは初めまして。
そもそも顔も名前も知らない先輩の引退ブログなんか読んでないで
これまでの感覚からすると満足に活動が出来ていない状況で
それでも水泳部の一員になる決断をしてくれただけで頼もしく感じます。
終息はもちろん早ければ早いほど良いですが、
そんな簡単でもないはずなので
せめてもの1回生の皆さんが部に在籍している内には、
全員で集まった賑やかな練習や、仲間の応援を背に挑めるレースなど
ひいては、競泳経験者の人たちの言葉を借りれば、「大学ならではの水泳」を身をもって味わえる日が再来することを願っています。
各々の入部理由や熱量は様々で、
引退する同回生の多くが書いているように苦楽のどちらも待っていますが、
大学生活の多くを掛ける価値のある場だと思います。
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いざ引退ブログを書き始めてみて、
振り返って書こうと思えば、
いずれにせよ、阪大水泳部で関わった人への感謝の言葉だけは、
未経験で入部した3年と数か月前から、
想像以上にたくさんの方々に出会い、もったいないくらい貴重な関わりを持たせてもらいました。
初めて体験練に参加したときには、水着の1枚すらなく、
当時は競泳の水着の物理的な守備範囲の狭さに驚愕すると同時に少し恥ずかしく、その持ち主が未来の主将になる方だとは想像だにしていませんでした。
1回生の夏、月曜2部目の朝練では何回も、当時の主任の藤條さんにわざわざマンツーマンで泳ぎを指導いただきました。
1回生の夏、月曜2部目の朝練では何回も、
曜日筋トレは、当時の主将の堀下さんとあつおの3人で行うことが多かったですし
今振り返ると、ペーペーの時期にいかに贅沢なトレーニングをさせてもらったのだろうと痛感します。
特に今年に入ってからは、就活で非常に多くの先輩方にお世話になりました。
殆どの方が、直接の関わりのない方々でしたが、貴重なお時間を頂いてお話をお聞きできました。
同じ学部に、才能豊かな後輩たちがいてくれたことも嬉しかったです。
こればっかりは偶然の産物ですが、競技力もない自分が上級生の立場になることに漠然とした不安があった中で、言わば競技の外で繋がりを持てたことは幸運でした。
具体的に力になれたわけではないですし、肝心の成績もご存知アレなので、そこは申し訳ない。笑
上手く言えませんが、心強い後輩です。
去年、いつかの競泳ミーティングで面別で話した後、帰り際ある人に、
「僕のメニューきついと思いますが、これから一緒に頑張りましょう」と声をかけてもらったことがありました。
本人は覚えていないかもですが、僕自身は結構鮮明に覚えています。
曖昧に語尾を濁すような自らの返事とは裏腹に内心では
「これは是が非でも全国公を切らなければ」と身の引き締まる思いでした。
自分一人で成し遂げられる全国公出場では断じてないことを再認識した瞬間だったし、
ラストシーズンに向き合う最大の原動力の1つになっていました。
同回生の皆とは、より多くのことを共有させてもらったと思います。
同じ初心者がもう1人いて、水球マネさんが同じ学科にいて、人に恵まれているとつくづく実感します。
競技のことで目線を皆と同じところに徐々に向けられるようになっていくのが楽しかったし
それぞれ責任のある立場になり、幾らか様になっていくのも頼もしかったです。
多分皆からすると、サッカー部丸出しの頃から今までずっと捉えどころない人間だったかもと思いますが
出来るなら、それぞれ別の道に進んでも変わらず気が置けない関係でいたいですね。
相も変わらずたくさん遊びましょう
バッタとか3DとかCとB面、同じ面で練習してくれた人達、何かと並んで泳いだ山田と航、みづきちゃんも
昨シーズンのぴんずから時間を割いてメニュー作ってくれた方々
手垢に塗れた言葉ですが、感謝してもしきれません。
ここでは一部しか上げることが出来ませんが
阪大水泳部で過ごした全ての時間、成功と失敗とそのどちらでもない沢山のことが全て最高の財産です。
阪大水泳部を通じて実現した、先輩方、同回生、後輩の皆との全ての出会いに感謝しています。
本当にありがとうございました。
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ここからは大したこと書いてないです。笑
長く短い3年少しの競技人生、ささやかながら集大成にすべく狙っていた全国公・
時折、結局この過程は何だったのか、自棄になっても仕方ないのではと客観しています。
それだけ出場したかったのかも!
何か形が欲しかったのかな!
全国公に出なければ全てパーだと思ってしまい
実際3月の時点で全国公ももはやないと思って
気持ちは切れたのが正直なところです。
でも一方でちょっとホッとしていて
横浜で引退する未来も絶たれたけど
それまでの練習が否定される未来も同時に失くなったから
少し胸の支えが下りた感覚もありました。
引退がこの時期になったのは
終えるという決断すら見て見ぬふりをしていただけ。
思い描いた去り際とは正反対の
目も当てられない不格好な顛末です。
でも、例えば
曽根のコーチ室で「引退寂しいです」と言ってくれる後輩や
焼肉を奢らせに誘ってくれる後輩
もっと言えば、この拙いブログを読んでくれている人たちがいるだけで
自分の水泳部生活はまあまあ素晴らしいものだったかもと胸を張れる気がします。
(コメントくれたら120点ですよ)
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単位も取りきりました、自分で何回も数えたし宮野氏に確認してもらったし間違いはないはずなので、一安心です!笑
前から思ってた二輪免許をぼちぼち取るのも有りかと思ってます。
仮にそれでも時間があるはずなのでご飯でも飲みでも誘ってください。笑
あと、もし次の冬も鈴鹿で合宿することが許される情勢なら、また差し入れしましょうか。
重ねてになりますが、このような厳しい環境に置かれてもなお、現役の皆が一層輝かしく活躍できるように応援しています。
直接お別れができず、どれだけ書いても消化不良の感は拭えないですが
それも皆への愛ゆえ!笑
この辺で、さようなら
―覇願大笑―