でも、3日間水筒に入れっぱなしにしておいた麦茶を飲むのはやめましょう。
お腹の中がエライことになります。
そして今もちょっとエライことになっています。
お疲れ様です。3回生の安東です。とみーごめんなさい。そして樹友ありがとう。ミャンマーで鍛えたはずの胃腸も、1年経って元に戻ってしまいました。
ちなみに、昔は安東の「東」を「藤」と書く人に躍起になって訂正していましたが、近ごろはそういったこだわりは消え、ニュアンスを伝えてくれればなんでも受け入れられるようになりました。
今日のメニューです。

短水路コース少なめを活かした最近の50、25mメニューですが、月曜日も変わらずのようですね。その日その日の指定を材料に、自分なりに工夫を加えて練習できればいいのかなと思います。
と、柄にもないことを書いてみました。この環境の中、しっかりとメリハリをつけて練習している選手、素晴らしいです。
今回は長水路の大会で、招集所の向こうにあるサブプールも使えるので、満足に泳げるはずです!今日できなかった確認事項を朝詰めてもらえればなと思います。
さて、先週は金曜日くらいから部活を4日間ほど休ませていただき、京都アクアリーナで行われた全中に役員として参加してきました。
出場選手のレベルは説明するまでもありません。中学新こそ出なかったものの、大会新を更新する選手もいて、見ていて鳥肌が立ちました。
決勝では1位選手にインタビューが行われたのですが、やはりそこは中学生らしく、「嬉しいです」とか、「頑張りました」とかいった内容。泣いている子もいました。
というか、泣いている子がとても多かったです。1位を取った選手だけでなく、特に、決勝に残れなかった選手、決勝に残ったけど1位を取れなかった選手など。
別に泣くことが中学生の特権というわけではないですが、年齢を重ねるとどうしても人前で泣けなくなりがちです。こうやって感情を思い切り出すことのできる姿を見ていると、中学生っていいなあ、羨ましいなあと思ったりもしました。
と同時に、全中に来る中学生たちの、この大会にかける思いをまざまざと思い知らされました。
ところで、全中には出場選手以外にも中学生が参加していました。
僕は前日練習日の金曜日、会場での仕事がなかったので、ADカード係といって、ドアや階段の前で人々がつけているADカードの色を元に「入ってください」「立ち入り禁止です」を言う(叫ぶ)人をしていたのですが、この仕事はメインが中学生で、僕らはそのサポートといった感じでした。
しかしこの仕事、基本的に「立ち入り禁止です」と言う機会はほぼなく、じゃあずっと座っているだけかと聞かれたらそうではありません。
中体連の先生の指示により、自分の受け持つ範囲に人が通ったら、立って元気に「こんにちは!」と言うことになりました。
大学生ならここでやる気をなくしそうですが、全中に役員に来た中学生たちはめちゃめちゃ元気にあいさつします。
なんかもう、ためらってた自分が恥ずかしくなり、中学生たちの勢いに飲まれるまま「こんにちは!」とあいさつし続けました。
しかもお辞儀は90度以上です。全力でお辞儀しては戻り、人が通ればまたお辞儀。
体力もつんかなぁと思っていたら案の定すぐに疲れた中学生。集中力も切れ出して、「せんせ〜飽きた〜」と言い出します。
見かねて、夏休みの宿題は終わったか聞いてみました。
「国語のワークと、自由研究は終わった!でも美術の宿題は終わってない」
「美術はなんの絵描くん?」
「絵は書かへんで!写真を見て思ったことを書くねん」
台所のシンクに、食べ終わったスイカが置いている場面を描いて「何書いてあるか全く分からん」と美術の先生に言われた中2の夏休みの僕に、ぜひともその宿題をさせて欲しかったなと思いました。
「自由研究はなにをやったん?」
「芳香剤作った」
芳香剤??そんなん手作りできるんか
「どうやって作ったん?」
「えっと、まずは小さじでで吸水性ポリマーの量を測って、小さじはダイソーで買ってんけど、それを瓶に入れてー」
「吸水性ポリマーなんかどこで売ってたん?」
「薬局にあると思ってんけど、なかったから、オムツ買ってそこから出した」
小さじを買った場所までわざわざ教えてくれる姿に微笑ましさを感じるのもつかの間、文系には初めて聞くこの「吸水性ポリマー」とかいうパワーワードアイテムを、売ってなかったから「オムツから取り出す」とかいう発想。
「その吸水性ポリマーがオムツから取れるなんてどうやって知ったん?」
「え、別に調べたら出てきたで」
僕が中学の時はそんな調べるとかいう頭なかったよって言いそうになってやめました。ありました…ケータイが普及し始めて、iPodで調べられる中学生時代に僕は生きていました…
「まぁ、あとはアロマオイルをかけたら完成」
「アロマオイルなんて家にあったん?」
「ううん、それくらいはAmazonでポチった」
金曜日1の衝撃でした。みなさん、今の中学生はアロマオイルをAmazonでポチるところまで来ています。もう、箕面の山奥にあるFrancFrancで1人、女性ばかりの店内で人目をはばかって買う時代は終息を迎えているのです。
「もうまとめの紙も書き終わったし、あとは学校に持って行くだけや」
「まとめの紙には吸水性ポリマーをオムツから出した話は書いたん?」
「え、書いてないで。別にいらんかなと思って」
いやいるやろ。それこそが自由研究やろ!Amazonでポチれるところをあえてオムツから出したところに自由研究の意味があるやろ!そこが一番評価される点やろ!
…とまくしたてそうになってやめました。これはあくまでこの少年の自由研究。どれをもって自由研究とするかは、その少年にしか決められません。
子どもの書写の宿題を代わりにやる世の母親の気持ちが少しわかったような気がしました。
自分も自由研究で芳香剤作ればよかったなぁ。
あれからずっと、自分がなんの自由研究をしたのか思い出そうとしているのですが、一向に思い出せません。そもそも自由研究なんかなかったんじゃないか。
中体連の関係で中学の担任が来ていたので聞けばよかったのですが、恥ずかしくて聞けませんでした。
少年の自由研究は結局書き換えられたのか、もう2度と会うことはないだろうから分からないけれど、いい夏の思い出になりました。
長くなりましたがこの辺で。明日の夏季長、ぶっ飛ばしてください!!
月曜日のブログは、夏季長の反省と近国への意気込み、それからオフの予定なんかを書けばいい感じになるのではないでしょうか。ワタルちゃん!
●◯●今日のビルマ語●◯●

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