過程なのか、結果なのか | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。今日のブログを担当します、3回生の中村です。


今日のリク面はfinkickを各自でレースに向けて内容を考え、pullをやったあとで100×83H1E2H1E1H、最後にもう一度今度はS1で飛ばして終わりました。

相変わらず100に弱いなと痛感しました。50でスタミナすっかすかになってしまいます。あとpullサイクル間に合ってるのに必ずとみーに追いつかれました。精進いたします。



さてスプリント面の練習はどうだったかという質問ですが、マジでしんどいです。皆さん上に上がってるだけだの、休みまくりだのボロカスに言いますが、100%近く出したら休みだって欲しいです。皆さんの理論でいくとボルトは100mを9秒台で走るからフルマラソンを1時間ちょっとで走れるだろって言ってるのと同じです。


話が脱線しました。スプリントの練習自体はしんどいですが、やりたかったことをできるので、非常に楽しいです。最近はドルフィンも25で1秒くらい速くなってました。成長。

あとは自分が納得のいくタイムをコンスタントに出せたら文句なしです。それは引退までにくるのでしょうか…


とにかく自分に合ったメニューなので土曜日ではこれを気をつけようとか色々な課題に取り組めるのはよかったなって思います。


ここ最近は夏季公での全国公切りに向けてノルマも行けるときは必ず行き、筋トレも週3に増やして、有酸素をやり脂肪を落としました。さらに本番はカーボローディングにクレアチンローディングもして、毛を剃って、1番いい水着をはく。



これだけ見てたら我ながら素晴らしい努力だと褒めたくなります。俺、流石!


あとはこれで結果を出すだけなのですが、ここにきて少し思うことが一つあります。




それは結果が大事なのか、それともそこまでの過程が大事なのか。






漫画でも、小説でも、高校の先生からのありがたいお言葉とかでもよくあるのが

「結果が全てではない。そこまでに何をしてきたか、過程が重要だ。」キリッ


的な言葉。確かに結果が出なくてもここまでやってきたことが無意味であったかと言われたらそうではないと言えます。



しかし一方で

「結果が全て。他の人はそこまでに何をしてきたかなんて見てはくれない。」キリッ




なんてような事を言う人もいるわけで、これも全くもってその通りだなっておもいます。

水泳で例えると有名になるのはその種目の1位や2位なわけで、日本選手権レベルの大会でも50m自由形の7位は誰なんて僕全くもって知りません。最も得意とする種目で、僕より3秒くらいは速いのに。

じゃあその人達の過程はだめだったのか、となるとそんなことはなくて、僕の何十倍も血の滲むような努力をしてきてる人達だというのは言われなくてもわかります。


う~ん、どっちが正しいのでしょうか。



僕は最近はこう思うようになりました。


過程は大事。でも結果だって過程のうち。


目標に向かって努力することは大切ですが、その努力することにばかり注目して、努力している自分に満足していてはいつまでたっても目標にたどり着かないなって思います。


ちゃんと目標から逆算してこの大会ではこのタイムを出して、という「結果」も求めなくては見えてくる目標だって見えてこないと思います。


つまり何が言いたいかというと、練習も筋トレもただ漫然と「フォーム改善」とか「懸垂30回」ではなく、「この大会ではこのタイムを出して、次の大会にはこれくらいを狙えるようにする、そのためにこういう練習をしよう」とか「この大会に合わせるために今は胸を筋肥大させよう」みたいに具体的な結果も求めてやって欲しいなって思います。



特に筋トレ係として筋トレは具体的にやる人がもっと増えたらいいなと思います。



効率のよいトレーニングの方法や、ここを鍛えたいなどあれば質問してくれたらいくらでも答えるのでぜひ質問してください。


みんなでマッチョ目指しましょう




明日のブログは山田で、お題は「ちょっと変わってると思った部員の言動」でお願いします。