みんながいてくれたから | 大阪大学体育会水泳部のブログ

大阪大学体育会水泳部のブログ

大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。4回生の藤元です。オープンキャンパスの季節ですね。自分も5年程前に行ったのを思い出しました。憧れだったあの地を半袖半ズボン裸足クロックスで歩いてるとはあの頃想像もしてないでしょうね。

さて、今日のメニューは200のIMしてからS1でした。最後のキックは勝ち抜けだったらしいのですが、なぜか全部やりました。中野だけが信用できました。
みずきのメニューは頑張りどころが分からんって言われますけど、分からんのなら指定を守って全部頑張っちゃいましょう!自然とできるようになるので(経験談)。どんどん食らい付いていきましょう。



さて、全国公引退ブログ第2弾です。最後な分、めっちゃ長いです。僕に興味のない方は下までいってコメントを押して、コメントするのを推奨します。(コメントはしてね!)


早速ですが、書けてなくて一番心残りなことを書かせてもらいます。



学連について。



普段はだるいとか、めんどいとか、いややとか言ってましたが、関カレのあの涙が全てです。

振り返れば1回生の秋、学連を始めました。始めたときはめんどくさい、何で僕やねんとか思ってました。影薄く生きようと思ってました。

でも、1回生の3月にパートを移動することになり、その思いはついえました。K大学のH君がフィーリングで決めたそうです。そのときは何でやねんって本気で思いました。よりによって僕かよと。まあ、今ではめっちゃ感謝してるわけですけど。

行ったパートはパソコンをいっぱい使うところで、そのころコピペさえろくにできなかった僕にはハードルが高かったです。ひそかにパソコンの勉強をしたのは懐かしい思い出です。

そのままのらりくらりと無難にこなしていってた訳ですけど、大きくスタンスが変わった大会がありました。



それは2回生の全国公です。

その大会は一部のすごいできる子がめちゃくちゃ頑張ってくれてて、僕らは知らん間に終わってたって感じでした。

僕はそれが嫌でした。めっちゃ申し訳なくて泣きました。仲がいいH君がそのひとりだったので。

やから、僕はその子達を支えれるようになりたいって思いました。その子達が自分の仕事だけに集中できるように僕はその周りを固めてあげたいって。

だからよく学連の先輩方にH君がいなくなったらしんどなるんちゃうかーとか、あの子が他のことでおらんときにどうするかが大事やなって言われるんがほんとに嫌でした。僕がおったら大丈夫や、安心やって思われたかった。まあ、結局無理だったんですけどね。

けど、そんな存在になりたいって思ってからは全力で取り組みました。人間として何回りも成長できた気がします。

その分、この3年間は大変でした。人生山あり谷ありというよりはずっと山登りしてた感じでした。特にこの1年は色んなことを悩み続けてました。めちゃくちゃしんどかった。しんどかったけど、やってていやじゃなかったです。楽しかったです。僕の性格的なものもありますけど、学連を通じてたくさん友達ができて、信頼できる同期や後輩たちがたくさんできて、みんなと会って話すのが楽しかったからです。

それこそ僕が学連を楽しんでやれた理由です。だって近大主将と友達になってツーショットなんて簡単には撮れないですよ。

だから、僕は学連は罰ゲームやないって言い切れます。学連やないとできないことがある。あんな関カレを作れる大学生なんて関西学連しかいません。みんなの目に学連をしてる僕がどう写ってたかはわかりません。でも、僕の姿を見て学連ってやりがいありそうやなとか楽しそうやなって思ってくれてたら嬉しいです。そう思ってもらうんが、今年の僕の裏の目標だったので。



ただ、特にこの1年、僕は学連ファーストでチームのことにはほぼノータッチでした。特に主将主任だった二人には申し訳ないです。みんなが悩んでるとき、苦しんでるときに全然力になってあげられなかった。ごめん。
それなのにチームのみんなからはもったいないくらいの感謝の気持ちをもらいました。本当に関カレ最後は嬉しかったです。
本当にありがとう。




ほんまに



学連やってよかった~~~!!!



…まだ続きますよ!このままやと学連引退ブログになってしまうので!



ではでは、僕からみんなへのお願いを書きます。たったひとつ。



自分でやるって決めたことは最後まで全力でやりとげてほしい。



ただこれだけです。でもこれができた人は終わったとき、最後まで頑張ってよかったって本気で思えます。閉会式のあとにスタンドを振り返ってみんなが立ってくれてるのを見たとき、そう思いました。
多分全国公のスタート台の前に立ったときもそう思うんでしょう。


だからみんなには途中でやめてほしくない。最後までやりとげないと見えない景色が絶対にあるから。


もちろん続けることは本当にしんどい。絶対しんどいときはある。しんどいときは周りに頼ってほしい。それがチームだから。そんな仲間が周りにいるのが阪大水泳部だから。


どうしようもないときは逃げたっていいと思う。けど、逃げたとしても絶対に帰ってきてほしい。逃げっぱなしが一番楽だけど、一番後悔するから。


周りのみんなも寄り添ってあげてほしい。みんな一人一人のその存在が絶対に助けになってるから。自分が思ってるよりも誰かの支えになってるから。


だから練習でおっきな声出せとか、楽しめとか、いつもニコニコしてろとかはいいません。ただいてほしい。いつづけてほしい。ただそれだけです。
お願い、守ってくださいね。





…あと、もうちょいだけお付きあいください。ボキャ貧は文章が長くなっちゃうんです。


阪大水泳部の自分の振り返りは割愛します。この何倍にもなりそうなので。


まあ、4年間、本当に色々ありました。変化がなかったものの方が少ないです。まさか1500を関カレで泳ぐなんて想像もしてなかったです。何もなかったのは僕の彼女事情くらいですかね。


色々ありましたが、ほんとにあっという間でした。オーッスって言って入部したのが昨日のようです。あっという間だったのはそれだけ毎日が充実してたから。4年間、彼女いなくたってリア充してました。


それだけ充実してたのはやっぱり周りの人のおかげです。


いつも僕らを引っ張ってくださってかっこいい姿を見せ続けてくださった先輩方。



いつも元気で、しっかりと後ろから支えてくれて、僕のうざがらみにもちゃんと応えてくれた後輩たち。




そして、楽しいときはみんなで何倍にもして、しんどいときは頼きらせてもらって、僕が世界で一番大好きなチームを作ってくれた最高の同期たち。




周りの人たちに恵まれるのってひとつの才能だといわれますが、どうやら僕にはその才能があるようです。

そのくらい周りの人たちに恵まれた4年間でした。

みんながいてくれたから僕はここまで頑張ってこれました。みんな、大好きです。本当にありがとう。

この仲間たちは僕の一生の宝物です。



水泳を通じて出会ってくださった全ての皆さん、本当にありがとうございました。



















最後に



あ~、水泳やっててよかった~~~~~!!!!!

----------------
全国公まであと4日

2018/8/7
大阪大学体育会水泳部
関西学連 記録主任
藤元 拓哉