平成最後の夏 | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。
今日もテストです。4限の有機化学が終わるとようやく中間が終わります。ちなみに有機化学は本当に落としそうです。インカレが見えてきました。
紹介が遅れました。去年の戦犯の吉岡です。

関カレ二部残留をかけた去年のレース。ぼくは9位と10位、2種目とも決勝に残れませんでした。
特に200IMは残れば京大の人を落とせてそれだけで順位が逆転可能でした。


800FRのあと、承さんが飛び込み台を殴るのが見えました。あの光景は一生忘れないと思います。

常に頼りっぱなしで全ての試合で責任を負い最後まで力を振り絞ったリレーメンバーに笑顔で帰ってきてほしかった。



今でも忘れられない。


新しい目標が発表されたあと、達成なんて無理だと思った。
自分自身、何も変化を起こせず去年以上に無力さを痛感させられるだけだと思った。
何も変わってない。
練習も試合も言い訳ばかりで。

そんな気持ちで部を離れ、もう一度戻ってきても自分が速くなればそれ以外どうでもいいと思ってた。

それでも受け入れてくれる人たちがいた。
強練、合宿を通して自分が一番水泳に向き合えてない、と感じれるほど刺激を受けた。想像してなかった。きっと何も変わってないと思ってたから。


ぼくはそんな人たちのために泳ぎます。
正直チームのためとは言い難いです。プレッシャーがハンパないんで。自分らしく。


去年の悔しさも背負ってます。

生まれ変わったぼく自身の挑戦です。ゾクゾクします。たまりません。
結果としてチームに最大限の力を与えたい。ぼくが受けた刺激のようにまた誰かを鼓舞したい。

二度とこの興奮を味わえないかもしれない。今を全力で楽しみたい。



きっと全力を尽くしてやり切ったあとの酒は格別にうまいんだろーな。


先輩のみなさん、まだまだカッコいい姿見せてください。いつだってその姿に勇気をもらい尊敬してます。いつまでもその背中を追い続けます。

後輩のみんな、試合の準備や片付け、応援いつもありがとう。そのサポートが最大限の力になります。そして僕たちに刺激を与えるレース、期待してます。

同期のみんな。今年の主役はぼくたちだと思います。最後までチームに勢いを与えよう。勝って最高の喜びを分かち合おう。



と、まぁこんな感じです。
気負わず全力で楽しんで最高の夏にしよう。



お疲れ様です。去年のリレーの後、飛び込み台を殴って血が出ました、3回の吉村です。痛かった〜〜笑笑

関国まであと4日というところまで来ました!夏がやって来ていよいよだということは分かっていましたが、いざ今週末となるともうそんな時期かといった印象です。

「楽しむ」

これっスポーツにとって当たり前のことのようですが実はすっごい難しいことだと思います。想いをかければかけるほど難しくなります。

僕はこの1年、去年とは違って全くと言っていいほど記録が伸びない一年でした。去年いろんな種目でバンバンベストを出してた時点でいずれは頭打ちが来るだろうという覚悟はしていましたが、いざそうなってみると本当に水泳が辛かったです。でも、自分の役目は関国で100Ba、200Baで高得点を取ってチームに貢献すること。どんなに伸びなくて辛い時でもこのことだけは忘れませんでした。

練習の時でもそう、もちろん試合の時でも。

実際の練習で横で泳いでいるのは違う人でも、心の中では関国のファイナリストの誰かでしたし、どんな試合でも意識してたのは関国のファイナリスト達でした。

この間の夏季公である選手がものすごいタイムで泳いでいました。正直圧倒されました。GWの練習でも競い合った選手であり、僕が入部した時からずっと競って来たうちの1人です。

安定思考の僕は「もうやめてくれ。これ以上速くならないでくれ。」一ヶ月前くらいから関国のレースを夢にまでみるようになった僕はそう心の中で祈っていました。

そのタイムについて去年の関国チャンピオンと話すと、彼は
「いやー、関国楽しみになって来たな!」
と言って去って行きました。

こいつは何を言ってんだ?

って正直思いました。
けど、僕自身が関国優勝するために足りないのはこの器だとはっきりしました。

今までこの1年足りなかった何か。
それは「楽しむ」こと。

いつまでも負けることにビビってビビりまくってた1年。本当にカッコ悪い。そういえば僕は水泳を「楽しむ」ことを忘れてたということに気づかされました。スポーツでもそう、何をするにおいても大事なのは「楽しむ」余裕を持つこと。

ここまで来て過去を嘆いても仕方ないです。嘆いても何もかえってこない。なら、答えは簡単。前に進むだけです。
七転八起。絶対に起き上がり続けていたら必ず勝てます。

自分を信じ、チームを信じ、阪大水泳部史上歴史に残る日にしましょう!平成最後の関国優勝校は僕たちです!

背負わなければならないことに直面したときには、戦う前からそれに負けてしまわないことだ。そういう心構えの上に、人は全力を発揮できるだろう。
岡田武史(元サッカー日本代表監督)