そりゃあ内緒くさ | 大阪大学体育会水泳部のブログ

大阪大学体育会水泳部のブログ

大阪大学水泳部競泳面のブログです。
今年のスローガンは"和爛"
部員全員が団結し、部員全員が天真爛漫に輝くチームを目指します!

雨が降るとすべてのやる気を失ってしまいます。ぼーっとしてたら朝練帰りに鳩を轢きかけました。びっくりしました。鳩もびっくりしていました。鳩は鳥類としてのプライドをもう少し持ってほしい。

お疲れ様です。3回マネの岡部です。


今日のメニューは、12/13にも行った100*4*3のHigh Averageでした。各自前回のタイムを見て、目的を持って練習に取り組むことができたでしょうか。
前回もタイムを計った、りさりさとアツオと前田のタイムをとりました。しかし年末年始のオフを挟んだせいか、みんな前回よりタイムが落ちていました。フジモンは調子よかったみたいですね!
前田が清々しいほどのタイムの落ちっぷりに首をうーんと捻っていましたが、調子が良い悪いや目先のタイムにとらわれず、「なぜ?」を突き詰めることこそが、この練習の目的だと思います。前回と同じメニューだからこそ、どう変わったのか、何を変えたのか、それとも変わらなかったのか、忘れない内にしっかり分析しましょう。


さて、2018年が始まりもう半月が経ちましたね。私にとっては学生生活最後の年。今年は部活に加えて、就活に教育実習に卒論に大忙しの一年になりそうです。今自分が考えていること、感じていること、基準としている価値観が一年後には大きく変わっているかもしれません。それは想像してみると少し寂しいことではありますが、無限の可能性を感じて今からワクワクしています。

年末年始、福岡に帰省してたくさんの友達と会いました。ブログのタイトルの意味を理解したあなたは福岡県民です。なぜか存在する時空の歪みのために、私の周りには来年から社会人になる友達がたくさんいます。かんちゃんもブログに書いていましたが、やはり来年からの社会人生活に胸躍らせている同級生を見ると、少し焦りを覚えたのも事実で。
わざわざ時間をかけて福岡を出て、遠い大阪にやって来て、今まで何をやり遂げた?何をやろうとしてる?何のために?誰のために?
そんなことを1人でぐるぐる考えていました。

そんな時に『八日目の蝉』という小説を読みました。蝉は地面から出ると七日間しか生きることができません。
七日で死んでしまう蝉よりも、八日目まで生き残る蝉の方が悲しい。みんなに取り残される蝉の方が。
それに対してある人がこう答えます。
「それは違うかもね。八日目の蝉は、ほかの蝉には見られなかったものを見られるんだから。」

福岡を出なければ、大阪に来なければ、出会わなかったこと、見られなかったことがたくさんあります。それは人であったり、考えであったり、時には場所であったり。その中で、私に一番影響を与えたのは「阪大水泳部」との出会いです。私が、たくさんの人と出会い、学び、そして人として大きく成長している場所。

「八日目」にこんなかけがえのない素敵な出会いがあるんだよ、と胸を張って言うことができます。
そう考えると、ぐるぐる悩んでた自分がくだらなく思えてきました。

なんか引退ブログみたいになりましたが、まだ引退まであと半年あります。新年新たに気を引き締めて、最後まで駆け抜けたいです。


そんな少しの精神的成長と、通りもんと、年々減っていくお年玉と、3キロの脂肪とともに大阪に戻ってきました。マネージャーのみんなたち、私が人前で水着姿を晒せるうちにはやく泳ぎに行こうね。

それでは体調に気をつけて、明後日からまた練習頑張っていきましょう!

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