老齢は明らかに迅速なり。我らに必要以上に迅速に切迫す。 | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です、ラストブログの四回の奥山と米澤です。

奥山組組長にねめつけられながら「書いて」と言われたので有無を言わずブログを書いています。

 

今日は長田高校水泳部の方たちが阪大プールまで練習に来てくれ、一緒にブロークンと乳酸生成をしました。いつもと異なる環境で取り組んだ練習はどうだったでしょうか。私たちも若さやフレッシュさを吸収できたのではないでしょうか。長田の主将の方も、大人数の大学生を前にしながら毅然として挨拶をされていたので感動していました。

 

メニューについて、いつも通りアップをしたあと100*450*6で体を動かし、25*1225*4drillpower系でメインに備えました。メインのブロークンは10050*2)、20050*4)200100*2)と距離別に行いました。私は100を選択し、まゆこちゃんの隣で

100Baに向けて練習しました。このブロークンに向けて前々日から佐保ちゃんが、希望距離や隣で泳ぎたい人等のアンケートを取って組み分けも考えてくれました。

その後50*4diveで乳酸生成をしたのですが、Baですべて41秒台で抑えられました。真如が毎回「すごい!その調子や!」とか励まして見ていてくれたので頑張れました。「萌恵ちゃんとハルちゃん今日めっちゃはやい!」と言ってくれていて、本当に各レベルの選手のタイムを把握しているんだなと驚きました。

マネさん炎天下の中大変な仕事ありがとうございました。

 

 

さて、早いもので水泳部員としての生活が終わりに差し掛かっています。来週の土曜日には引退レースも終わっている頃です。

 

 

もえちゃんのブログです。 

「思い返せば入部当初…

とか、いろいろ書く内容を考えていたのですが、今日の乳酸生成で31秒出て(元のベストは先日の200IMの入り324)、全部吹き飛びました。まだまだ泳ぎ足りないです。

 

長く水泳をやってきて、ただ楽しく泳いで満足していましたが、タイムを追求して速く泳ぐ楽しさを、チームとして戦う団体スポーツである水泳の楽しさを3年半で知りました。

 

何かとあきらめ癖のある私ですが、阪大に行くことを諦めなくて良かった。水泳部に入ってから今日まで、(当たり前のことかもしれないけど)泳ぐこと、速くなることを諦めなくて良かったと、いま心底思っています。

 

この3年半で出会った全ての人に感謝して

最後の4継まで全力で泳ぎきるので応援よろしくお願いします。」

 

 

体育会というものを知らない私に入部当初から一から教えてくれてありがとう。心斎橋に遊びに行ったのは後にも先にも萌恵ちゃんだけです。内務に女子主将や勧誘係と本当にありがとうございました。

続いて誰も興味ないと思いますが恒例の振り返る回想を私も書かせてもらおうと思います。

 

晴れて阪大に合格し山口のど田舎から上京して夢の大学生活が始まったのですが、最初は生活の全てが新鮮で全てが楽しかったです。電車ってこんなに本数あるんだ、人ってこんなにいるんだ、コンビニって歩いて行けるんだ、健康サンダル履いてる人いないなぁ等挙げればキリがないです。

 

私が多感な思春期を過ごしたのは、一学年14人しかいないような出来立ての私立中高一貫校だったので、当然中高の間も帰宅部で、ゲーム・漫画・読書以外することもなく、勉強がんばりました。そのため普通の高校生活に対する憧れが人一倍強く、卒業する頃には部活に入りたいなと漠然とは思っていた気はします。

 

最初は昔習っていたという理由で空手か水泳で迷い、また新しい選択肢として社交ダンスかっこいーなーと思ってましたが、水泳部の雰囲気がよかったため水泳部に入りました。

中高6年間のインドア生活のため、最初は50mさえしんどすぎてマネージャー転向を考えるほどでした(あんなに頭が回転しないのでムリですが)。そして全国公全員出場と目標が決まり、まだ1番可能性のあるバックに専門を決めたのが2回生の春です。先輩と同回のアドバイスのおかげでした。

 

3回生の時には200Baでも制限がきれ一応目標を達成したことになり、秋冬から気持ち的なものもあり私が水泳部にいて水泳部になんのメリットがあるんだろうと思うようになっていました。先輩がいたころは何も考えてなかったですが速い後輩達がふえて、「なんでこの人水泳部おるんやろ」とか思われてるんやろなーと思いながら、思いながらもそのままでした。

ですがやっぱり、実力がないのはともかく、私のような初心者にとっては最後まで続けられたという事実は大きな自信になると感じています。高校生の頃はよくお母さんに「明日学校休むから電話しといて~」と仮病したり、模試中でも嫌いな数学の前に帰ったりしていました。

 

今でも暑かったり雨が降ったりしていると学校はよく休みますが、それでも、中高で何もやってこず実力もない私には貴重な時間だったと思える大学生活でした。

 

本当にみなさんありがとうございました。

後輩のみなさん、人生の夏休み、楽しみながらがんばってください。

 

 

 

 

 

全国公まであと

月曜のブログは拓さんです。