お疲れ様です。3回生の佐保です。
まだ6月なのに、今年は前代未聞の黒さです。森本さんが次元の違う黒さでアメリカから帰国されたおかげで、今は私の黒さがかすんでいますが、引退されたら私は闇と同化して誰も気付いてくれなくなるんじゃないかと心配しています。日焼け止め(サンオイルではありません)は早くも今年2本目に突入しそうで、一体今年は何本買うはめになるのか、、、私と紫外線との戦いは続きます。。。
それでは、今日のメニューについて。
今日もレース組と強化組とに分かれての練習でした。レース組もMLとSPに分かれて、それぞれレースペースと、スピードのメリハリをつける練習をしました。私は最近、浮き上がりやターンにキレがなく、調子はあまり良くないですが、タイムはそこまで悪くないので、あまり気にしないようにしています。明日オフをとればきっと金曜日には絶好調になっていることでしょう!明日からは強度が落ちて、テーパーがかかってくるようです。自由度が高い分、それぞれがどれだけ目的意識を持って取り組めるかが大事になりそうですね。
さぁ、女子のブログリレーが続いていますが、まずは水球面のまきさんに関国の意気込みを発表してもらいます!
水球面4回生の蒲田です!
私にとっては最後の競泳の試合で、今年はリレーにも出場させてもらいます。確実に決勝に残って点をとりたいです。かまだまきも、フルスロットルで頑張りたい思います!最後に表彰台に乗っているもえぴが見たいです!!!
水球面でありながら、競泳の試合でも確実に点を取ってくれるまきさん、とても頼もしいです!まきさんと出れる最後の競泳の試合だと思うととても寂しいですが、一緒にリレーも泳げてとても嬉しいです!フルスロットルで頑張りましょう!!!!
さてさて、遅ればせながら私佐保愛恵は、先日の夏季公認で無事インカレを切ることができました!!ずっと応援してくださっていたOBの方々や部員のみんな、そして家族に嬉しい報告ができて一安心です。
レース当日のこと、今でも鮮明に覚えています。招集所での私は、これまでの水泳人生で、いや人生でこんなに緊張したことはないというくらい緊張していました。脚がガクガク震えて、腕に力が入らなくて、まともに泳ぐことすらもできないのではないかという状況でした。でもなぜか、絶対にインカレは切れるんだと思っている自分がいました。前の組がスタートしてスタート台に向かうとき、「いける。切れるよ。」と、緊張してる自分ではない、もう1人の冷静な自分が呟いていました。
緊張しすぎて、レースの記憶は全くありません。気付いたら、みんながこっちを見て手を振っていました。なので、自分がどうやって27.01で泳いだのか分からないし、インカレを切ったという実感も正直まだありません。笑
しかし、なぜインカレを切ることができたか、その答えは明白です。それは、私がインカレを「夢」ではなく「目標」にしたからです。
私はJOにも、全中にも、インハイにも出たことはありません。競技人口の少ない私の地元では、そこそこのタイムで泳げば県選手権で優勝できました。九州大会だって、関西に比べればレベルが高いとは言えません。私くらいのレベルでも決勝・表彰台は当たり前です。
なので私は、「いい記録を出す」ことよりも「勝負に勝つ」ことを楽しんでいました。JOも全中もインハイも、もうちょっとで手は届くけれど、行けたらいいな、くらいにしか思っていませんでした。それよりも、県大会で優勝したり、九州大会で表彰台に登る方がよっぽど嬉しかったです。
大学に入ってからも、その感覚が抜けてなかったような気がします。関国や七帝では、私のレベルでも十分に活躍できます。ベストを出すのも嬉しいけれど、やっぱり表彰台に登る喜びの方が私にとっては大きかったです。記録が伸びて、インカレにも手が届きそうになり、先輩方に「一緒にインカレに行こう。」と言ってもらったり、自分でも切りたいなと思うようになりました。でもずっと、あと少しが切れなかった。
私にとっての転機は約2ヶ月前です。(意外と最近。笑)我らSP。面のLINEグループで穣さんが突然、「なぁ、夏季公みんなでインカレ切ろや。」と言い出しました。そして、「夢に日付を付けた瞬間、その夢は目標に変わる。夢は目標の積み重ねであって、目標は達成できるから目標と呼ぶんや。」と言いました。
この言葉で、私の中の何かが変わりました。これまで私にとってのインカレは「夢」に過ぎなかったんじゃないか。私はいつかインカレを切りたい、切れたらいいなと思っているだけで、切ろうとはしてないんじゃないか。このままでは絶対にインカレを切ることはできないと思いました。
それから私は、インカレに出ることを「目標」に変えました。
"6月17日、私はインカレの標準記録を突破するんだ。"
そうすると、日々の生活や練習への姿勢が変わりました。今まで「勝負に勝つ」ことにこだわっていた私が、純粋に「速くなりたい」と思うようになりました。
この練習で、こんなタイムで泳いでちゃダメだ、明日は絶対◯秒で泳ごう。そのために、今日の筋トレではここを鍛えて、しっかりケアして、明日の練習に臨もう。
そうやって、この2ヶ月間、私の生活は「計画→実行→反省」で埋め尽くされていきました。まさに私のインカレ切りは、毎日の小さな目標の積み重ねだったと思います。
レース当日、色んな思いが私の中を駆け巡りました。
みんなでインカレを切ろうと誓ったSP。面で最初のレース、私がインカレを切ってみんなに勢いをつけなければ。
後輩がインカレを切っていく中で、次期競泳主任の私がインカレに行かなくてどうする。後輩が活躍するのを指をくわえて見てる訳にはいかない。私が一番活躍しなければ。
そういう思いがプレッシャーになって、あんなに緊張してしまったのかもしれません。でも、この2ヶ月間自分がやってきたこと、日々達成してきた小さな目標たちは、確実に自信となって私を支えてくれました。「努力は裏切らない」という言葉がありますが、こういうことなんだなと思いました。
さて、長々と書いてしまいましたが、私たちがこの1年間「目標」としてきた試合はもうすぐそこです。
女子は関国3位、男子は関カレ2部残留。
みなさんはこの1年、この目標に向けてどのように行動してきたでしょうか?
しっかり「目標」として見据えてこれたでしょうか?
「関国で3位をとりたい。関カレで2部残留したい。」ではなく、「関国で3位をとる。関カレで2部残留する。そのために、自分は◯秒で泳いで◯位になる。」と言えるでしょうか?
自分はそうじゃないかもしれない…と思った人たち、まだ間に合います。人って意外と簡単に変われます。時間がなくても、思いは、信念は、残された時間にいくらでも凝縮することができます。私だって、たった2ヶ月でインカレを切れたんだから。
女子は水球面も一緒になって全員で戦う最初で最後の試合です。決して油断できる位置にはいません。でも、それぞれが一点でも多く、1つでも良い順位をとれば、絶対に達成できます。最後まで、貪欲にいきましょう。
男子は本当に厳しい戦いになると思います。1点が、1つのミスが、勝負を左右します。全員がもっと危機感を持たないと。来年3部で戦いたい人なんていないですよね?
1人1人の意識・行動・態度でチームの運命は変えられると思います。いや、変わります。
女子はあと3日、男子はあと23日、それぞれが自分にできること、やるべきことは何か考え、実行していきましょう。そしてその努力を自信に変えて、試合当日、全員が「大丈夫。いける。」と、自分を信じ、仲間を信じられるようなチームになりましょう!
3面のみなさん、せっかく選ばれたんです。63人もいる競泳面の、その種目の代表です。自分が一番活躍しなくてどうするんですか?チャンスをものにするのも、無駄にするのも、自分ですよ!
いよいよ、勝負の夏が始まりました。どんな夏になるのか、とってもワクワクしますね!
まずは今週の関国、女子は1年間の思いを爆発させて、男子にいい流れを作りましょう!!
今週末、女子で、いや阪大水泳部で一番活躍するのは私です^_^


GO!阪大!!!
〜For the moment〜
明日のブログはますはるです!!