真似をすること | 大阪大学体育会水泳部のブログ

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大阪大学体育会水泳部のブログです!‍今年のスローガンは【百尺敢闘】チーム一丸となり到達しうる極限まで果敢に闘い抜きます!

お疲れ様です。

秋もだんだんと深まり、ホットコーヒーがおいしい季節になりましたね。コーヒー万歳。二回生の大谷です。

 

 

練習メニューについて。

今日は最初にFr,IMのAerobic,次にPower系のメニューをしました。その後、IMOとS1で一本ずつHardで全力を出し切る耐乳酸のメニューでした。久しぶりのswimでの耐乳酸で、思った以上にきつかったです。周りを見ると、まずまずのタイムで来れている人が多かったように感じました。

 

ただ、今日の練習タイムに一喜一憂した後は、次の練習にどう繋げるかを考えるのが大切です。僕の場合、IMOは昨シーズンのIM専時代と変わりないタイムでした。しかし、現専門のFrの3本に入ってから、乳酸でKickが止まり、腹圧もうまく使えず泳ぎが崩れました。これはEN3~の練習での僕の課題です。一昨日のATsetはこの点を意識してうまくタイムをまとめられましたが、無酸素系のトレーニングではまだまだです。この点を意識してこれからの耐乳酸に取り組むつもりです。

 

 

 

 

さて、OFFが明けてもう1ヵ月が経ちました。新シーズンになり、授業も始まり、あっという間だったなと感じます。そうやって目の前のことを一生懸命こなすのは大切ですが、成長するには、これまでを振り返ってみることも必要です。一度、この1ヵ月間の自分の水泳への取り組み方を振り返ってみてください。

 

 

今シーズンの目標を達成するために、十分な行動はできていたでしょうか?

 

 

選手の皆さんを見ていると、掲げた目標に対して、まだまだ行動が伴っていないんじゃないかな、と思う人も多いように感じます。僕もまだまだです。速くなるためには、まず練習に来ること、swim練で力を出し切ることはもちろんですが、それ以外にもできることはたくさんあります。昨シーズンと同じようなことをしているだけでは、同じような、あるいはそれ以下の結果しか残せないでしょう。来シーズン飛躍するには、新しく何かを始めること、何かを変えることが必要です。

 

 

 

変化を起こすといっても、どうすればいいのかわからない人もいると思います。自分の課題は明確にできていても、どのように克服すればいいのかわからないということもあると思います。そんな時は、「人の真似をすること」、から始めてみてください。

 

 

特に、速い選手や多くの経験を積んでいる上回生の選手は、速くなるための方法を自分なりに見つけて、日々行動していると思います。それは、swim練はもちろん、陸トレへの取り組み方、レースへの合わせ方、部活中の言動、日々の生活まで様々です。自分一人で考えられることには限りがあるので、まずは真似をすることが必要です。

 

 

その際に注意してほしいのが、「その行動の意図、理由を考えたうえで自分に取り入れるかどうかを決める」ということです。人によって身体能力や個人の立場などは違うので、他の人がしていることをただ真似するだけではいけません。

 

 

先日、ある一回生とベンプレをしていて、その部員は先輩がしていたというsetの組み方を真似していつもトレーニングしていました。しかし、様子を見ていると、まだまだ余裕がありそうな状態でトレーニングを終えようとしていました。結局、まだいけるだろうということで続けさせると、予定の倍の回数を上げることができました。他人のやり方を、ただそのまま真似していたから、こうなったということです。そのトレーニングの本来の意図は「setに分けることで限界まで追い込めるようにする」ことだったので、自分が追い込めるように組み方を工夫するべきだったのです。

 

 

 

このように、人の言動を見るときは、「その人はなぜそうしているのか」を考えてください。また、できる限り本人に直接聞いてください。その理由がわかると、有意義な形で自分に取り入れることができるはずです。

 

 

僕自身、一回生の頃はいつも上回生の近くにいて、様々なことを学び、真似してきました。高校までと比べても、水泳への取り組み方は格段に変わりました。

 

 

まずは、速い人や上回生などの言動をよく見て、どんどん吸収していきましょう。見られる側からすれば、人から見られているという意識が自分を律することに繋がります。また、人に教えることで逆に自分が得られることも多いです。そうやって良いサイクルを回して、チームみんなで強くなっていきましょう。

 

 

 

僕たちの掲げたチーム目標は容易なものではないです。チーム目標を達成できなかった、昨シーズンの悔しさを忘れてはいけません。各選手が目指す目標も大きいでしょう。これからEN2中心でトレーニングの強度も上がりながら、冬季公認へと向かっていきます。ここでいま一度これまでの自分を振り返って、気を引き締めていきましょう。

 

 

 

以上です。

明日のブログ担当は後でコメントに書きます。